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ヘタレが主人公でいいんですか?  作者: †九条†
プロローグ
2/9

プロローグ2 ソウ遠クナイ未来

 ――――そう遠くない未来。



 あの“誘い”を断れば、今後起きる全ての出来事に関与することはなかったと、気がついた。



 気づく頃には、何もかもが遅すぎて、過去の出来事は、走馬灯のように駆け巡る。後にも先にも残るのは、虚偽と自責の念。



 思い出を一つ一つ噛みしめる。

 幸せだった。楽しかった。



 何の疑いもなく与えられた出来事は、全て真実だと受け止めた。



 けれども、それは泥のように汚く。

 泡のように儚く、蛇ように絡み付いて離れず絞め殺される。



 僕は馬鹿だと何度も罵り、過去の出来事をやり直せたらどんな対価も支払うと、何度も思った。



 どんなに足掻いても変わらないことだってあるのだと知る。




作者の 九条 です。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

ゆっくり更新ですが、暇潰しがてらに読んでいただけたらと幸いです。


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