CHARACTERS ~登場人物紹介~
このページは、「Fragment of braves」に登場するキャラクターを紹介するページです。
初めて読む方も、「あれ、これってどんなキャラだったっけ?」と思ってしまった方もお役に立てて下さい。
一応、キャラ紹介は章の最後に掲載していますが、ここではキャラ一人一人に、「本名」と、「作者コメント」も付けていきます。
随時、増やしていく予定です。
【キャラクター紹介 01】“ロア”
【本名】-Unknown-
【種族】人間
【性別】男
【年齢】14歳
【髪色】ミディアム・ブラウン
アルカドール王国のとある小屋に一人で住む心優しい性格の少年。孤児院出身であり、両親の所在は不明。
生活保護を受けながら、近所の果物屋でアルバイトをして暮らしている。
大人顔負けの天才的な剣術の才能の持ち主であり、習得難易度の高い高等剣術、「アルヴァ・イーレ」を習得している。
アルニカ、ルーノとは幼い頃からの仲で、今でも三人でいることは多い。
【作者コメント】
主人公格のロア君は、とにかく「人間らしい少年」をイメージしています。
剣術はすごく強い彼なのですが、時には弱い一面を見せることも。
そんな彼を、他のキャラたちは助け、励まし、そしてロア自身も他の人を助け、成長していく――そんな物語をイメージしています。
因みに彼の名前、構想段階では「レイン」だったのですが、二文字に纏めよう、ということで「ロア」に変更致しました。
果たして、彼は世界を魔族から救う「勇者」になる事が出来るのか――。
【キャラクター紹介 02】“アルニカ”
【本名】-Unknown-
【種族】人間
【性別】女
【年齢】14歳
【髪色】オレンジ
ロアの友達の女の子。肩まで伸びたオレンジ色の髪と左前髪の髪留めが特徴。
快活で明るい性格の持ち主で、他者を思いやる優しさを持つ。
裁縫や料理など、少女らしい事が得意。レストランで給仕の仕事をしながら、料理の勉強をしている。将来は、自分のレストランを持つことが夢らしい。
武器は主にツインダガーを使い、パワーの低さを手数でカバーする剣術、「エレア・ディーレ」を習得している。
ロアには及ばないものの、その剣の腕は高く、学校内の女子生徒の中でも一、二を争う。
ロア同様、両親の所在は不明である。
【作者コメント】
ヒロイン格のアルニカは、とにかく「優しい女の子」をコンセプトにしています。
優しいながら、強さも兼ね備えた彼女。劇中では勇敢に戦います。
物語終盤では、彼女に重大な働きをしてもらう予定がありますよ。
彼女はロアに特別な感情を抱いている事を劇中で仄めかせていますが、はたして。
ああ、それにしても……こんな良い子がいつも側に居てくれているロアが羨ましいです(笑)。
【キャラクター紹介 03】“ルーノ”
【本名】ルーノ=ロビット
【種族】獣人族
【種別】兎
【性別】男
【年齢】14歳
【毛色】コバルトブルー
ロアの友達で、兎の獣人族。見た目は背の小さい二足歩行の青い兎。
マイペースで基本はへそ曲がりな性格だが、内面は真っ直ぐでいいヤツ。
兎の獣人族の特性として優れた脚力を持ち、戦闘時にはこの脚力を活かして変幻自在に飛び回る剣術、「イルグ・アーレ」を駆使する。
家は鍛冶屋で、父親と二人暮らし。
【作者コメント】
へそ曲がりで口の悪い兎型獣人族少年、ルーノ君。
劇中では最も早くに登場する「獣人族」です。
実は彼、構想初期では女性キャラで、また兎型獣人族でもありませんでした。
彼の立場になる予定だったキャラは、後に別の立場のキャラとして登場させています。
作者が「Fob」に「獣人族」という種族を登場させたのには、一応の理由があります。
一つ目の理由は、様々な動物の能力を持つという設定によって戦闘場面に特色が出る、という事です。
ジャンプしながら暴れ回るルーノを書くのは、とても楽しかった記憶があります。
物語序盤のルナフ村での一件は、必見ですよ。
彼の「ロビット」という名前の由来は恐らく言わずもがな、兎の英名の「Rabbit」からです。
【キャラクター紹介 04】“ユリス”
【本名】ユリス=アンダルセア
【種族】人間
【性別】女
【年齢】16歳
【髪色】ハニーゴールド
アルカドール王国現君主。16歳という若さでありながら国を治める立場にある。
長く伸ばした美しい金髪と、宝石のように澄んだ瞳が印象的。
その「国民第一」の政治方針は国民から多大な支持を受けており、子供達や大人、種族関係なく幅広い年代から信望を集めており、その信頼は厚い。
女王という立場であるために、少女でありながら剣術の腕はかなりのものだが、彼女自身が戦いを好まない性格故か、彼女が戦う所を見たことのある人は少ない。
王族の人間だけが扱える、代々引き継がれてきた聖剣の継承者である。
【作者コメント】
ユリスは、ロア達が旅立つ切っ掛けを作る女王様です。
色々と物語のキーとなる人物でもあります。
ヒロイン格と言えなくも無いですが、実は主人公格の役割を担う場面も。
彼女が本気になる戦闘場面は今の所一度も描いていませんが、ユリスが自らの大切な物を賭け、全てを捧げて戦う時が……早くそこまで行きたいです。
その時のユリスは、下手をすればロアよりも主人公に見えるかも知れないです。
【キャラクター紹介 05】“ロディアス”
【本名】ロディアス=オールディン
【種族】人間
【性別】男
【年齢】35歳
【髪色】ココア・ブラウン
アルカドール王国騎士団団長。
ユリスの教育係として、イルトと共に彼女に仕えている。
アルカドール王国騎士団団長の名に恥じない強さを持ち、使用する武器は主に長剣だが、弓や槍の扱いも得意とする。
【作者コメント】
ロディアスは35歳と、比較的年長のキャラです。
彼もユリスと同じく、これまで本格的な戦闘場面は描いていません。
作中では数少ない、「アスヴァン大戦」の経験者でもあります。
【キャラクター紹介 06】“ガルーフ”
【本名】ガルーフ=ロウルティア
【種族】獣人族
【種別】狼
【性別】男
【年齢】18歳
【毛色】ストームグレー
ラータ村の保安活動をしている、隻眼の狼型獣人族。
その風貌からはどこか近づきがたい雰囲気を感じさせるが、内心は優しい心の持ち主で、村の者からは信頼されている。
家には二人の弟と一人の妹がいる。両親は数年前に流行り病で亡くなった。
狼型獣人族としての能力は、人間の数万倍の嗅覚と三日三晩休まずとも走り続けられるスタミナ。
武器は主にサーベルを使用する。
【作者コメント】
物語序盤に少しだけ登場するガルーフ。
実は彼、作者のお気に入りキャラクターの一人なんです。
何がお気に入りかと思いますと、彼の外見と性格の相反感ですかね。
片目に眼帯してたり鋭い目つきしてたりするガルーフですが、三人の弟妹の面倒を見てたり、他の人から信頼されてたり、出会ったばかりのロア達に宿を提供してくれたり……良い人です。
見た目厳つくても内面優しい人って、結構居ますよね。
ガルーフは劇中、狼型獣人族の能力を駆使してアルニカの窮地を救ったりと、中々の活躍っぷりを発揮します。
その際獣に噛み付かれて痛い目に遭ったりもしますが(笑)
いつか、再登場させてあげたいキャラであります。
【キャラクター紹介 07】“ドルーグ”
【本名】ドルーグ=ヴェラントス
【種族】魔族
【種別】人間
【性別】男
【年齢】-Unknown-
【髪色】-Unknown-
戦い以外で死ぬことのない不老不死にして第四の種族、「魔族」の将。数十人の魔族の兵を率い、ラータ村を襲撃した。
全身を兜や鎧で固め、その四本の腕で四本の毒剣を振るい、ロアとアルニカを苦しめる。
何故、ラータ村を襲撃し、罪のない人々の命を次々と奪っていくのか、その理由は謎である。
【作者コメント】
魔族の将軍、ドルーグは序盤のラータ村で登場する敵キャラクターですね。
ロア達が初めて遭遇する魔族でもあります。
村人を襲わせたりと、中々に非常で残忍な人格を意識したキャラです。
【キャラクター紹介 08】“イルト”
【本名】イルト=レアーセグ
【種族】獣人族
【種別】兎
【性別】男
【年齢】15歳
【毛色】ホワイト
ユリスの友人であり、そして彼女の側近でもある雪のように白い毛並の兎型の獣人族。両腕についた金の腕輪と、首にかけられた水晶のペンダントが特徴。基本的に冷静沈着な性格だが、時折情に厚い一面も。
ユリスからロア達と同行し、彼らを守るという命を受け、先にラータ村へと赴いていた。
同族であるルーノ同様、彼も兎型獣人族としての優れた脚力を持ち、使用する剣術も彼同様に「イルグ・アーレ」である。
【作者コメント】
ユリスに仕える兎型獣人族のイルトは、作者的に中々深みのあるキャラです。
物語が進んでいくと明かされますが、彼の辿った生い立ちは悲しいものがあります。
彼が両腕につけた金の腕輪ですが、単なる装飾品ではなく、かなり重要なアイテム。
その腕輪の秘密とは? 冷静沈着な面持ちの裏に、彼はどんな想いを隠しているのか?
そして彼もいずれ、ユリス同様に全てを投げ打つ覚悟で戦いに身を投じる場面があります。
【キャラクター紹介 09】“ライラ”
【本名】ライラ=フルーン
【種族】人間
【性別】女
【年齢】19歳
【髪色】レッド
ルナフ村に暮らす、赤毛が印象的な女性。崖から川に落ちたルーノを手当てした。
両親は家に不在で、何年間も一人で弟のノイの世話をしてきた。優しくしっかり者な性格をしている。
背の高さや胸の大きさ、どちらにも優れており、整ったスタイルの持ち主。
彼女の様子を見る限り、彼女の両親に何かあったようだ。
【作者コメント】
ルーノがメインとなるエピソードに登場するライラは、一人で弟のノイを世話する「姉の鑑」を意識したキャラですね。
彼女が登場するエピソードは、半ばルーノの掘り下げの為に用意したような物です。
ルーノの窮地を救う、という彼女の活躍の場面も用意されていますよ。
【キャラクター紹介 10】“ダルネス”
【本名】ダルネス=ゼルセン
【種族】人間
【性別】男
【年齢】28歳
【髪色】ディープロイヤルパープル
ルナフ村を荒し続け、略奪や殺戮を続けていた盗賊団、「ダルネス盗賊団」の首領。
口数は少ないがその性格は残忍を極めており、罪のない人の命を奪うことを一切躊躇しない。
ロアやアルニカと同じアルカドール王国出身であり、自分の力に酔った末に道を違えたようだ。
剣の勝負ではルーノに劣っていたものの、煙玉や爆音を放つ「マンドレイク玉」を使い、ルーノを追い詰める。
【作者コメント】
ダルネスはドルーグ同様、非情で残忍な性格を意識したキャラです。
ルナフ村のエピソードにて、ルーノの敵として彼を追い詰めます。
実は……根っから悪どいキャラクターを書くのってどうも苦手なんですよね(笑)
悪いキャラでもついつい、少しでも良心を持たせてしまいたくなる……。
作者の悩みの種の一つです。
【キャラクター紹介 11】“ヴィアーシェ”
【本名】ヴィアーシェ=パーシヴァル
【種族】魔族
【種別】人間
【性別】女
【年齢】-Unknown-
【髪色】ミッドナイトブルー
ベイルークの塔でロアとアルニカの前に立ちふさがった「魔族」の少女。
異様に白い肌と、腰まで伸びた暗い青色の髪が外見上の特徴で、非常に無口かつ無表情。
永遠の命を持つ「魔族」であるために本来の年齢は定かではないが、外見年齢は17~18歳。
その異様に白い肌を除けば人間となんら変わらない容姿をしているものの、
華奢な体で自分の身の丈程もある大剣を使いこなしたり、ロアとアルニカを相手に互角以上に戦っていることから、「魔族」という種族の強さが、いかに「人間」とかけ離れているかを感じさせる。
風を操る謎の力を使ってロアを気絶させたが、詳細は不明。
【作者コメント】
『赤瞳の戦乙女』の異名を持つ、序盤のボス格キャラクターのヴィアーシェ。
彼女、一応は敵キャラクターなのですが、実は作者にとって、この物語の『主人公』の一人でもあります。
魔族として生まれ、人間達と相対する宿命にある彼女。ベイルークの塔ではロアとアルニカを圧倒する強さを見せ付けました。
ヴィアーシェについて一つ言える事は、彼女は『単なる魔族』では無い、という所でしょうか。
劇中で仄めかせていますが、彼女はヒロイン格の『アルニカ』と縁があります。
作者的に、とても大きな伏線です。回収する時が楽しみであります。
そして、ヴィアーシェが迎える『結末』も既に決しています。
青い瞳の彼女が何故、『赤瞳の戦乙女』の異名を持っているのか? 彼女とアルニカとの縁とは?
明かされるのはまだ先になりそうですが、是非とも楽しみにしておいて下さい。
ヴィアーシェの最後の場面、思い描く度に……涙が零れそうです。
【キャラクター紹介 12】“ガジュロス”
【本名】ガジュロス
【種族】魔族
【種別】魔物
【性別】-Unknown-
【年齢】-Unknown-
【体色】ブラック
「魔族」によって生み出された「魔物」。不気味な風貌を持つ。大柄な体格に大きな翼を持ち、自在に空を飛びまわることが可能。
その顔に目は存在せず、かわりに嗅覚と聴覚が非常に発達している。
「人間」や「獣人族」と戦う時にはその大きな口で獲物に喰らい付き、一気に丸呑みにする戦い方を得意とし、大きな獲物を捕食する際には首などの急所に噛み付き、徐々に弱らせる。
「アスヴァン大戦」では多くの「竜族」がその餌食となった。
ちなみに一体だけではなく、複数の個体が存在する。
ガジュロスとは、アスヴァンの言葉で「噛み付く者」の意。
【作者コメント】
敵側の生き物ですので、邪悪な感じを出すようにデザインした魔物です。
この魔物に相対できる存在は、いずれ登場する予定でいます。
【キャラクター紹介 13】“ヴルーム”
【本名】ヴルーム=レドンド
【種族】獣人族
【種別】犬
【性別】男
【年齢】35歳
【毛色】スカイブルー
空色の毛並みを持つ犬型獣人族の男性。セルドレア学院の教師で、ロア達のクラス担任。
教師という職業に誇りと信念を持っており、ロア達だけでなく、生徒からの信頼は厚い。
担当科目は剣術とアスヴァン史で、遅刻や居眠りを繰り返すリオに手を焼いている。
教師であると同時にアルカドール王国騎士団の副団長であり、ロディアスやイルトと同じくユリスに仕える身である。
中でも団長のロディアスとは幼い頃からの仲で、共に「第一次アスヴァン大戦」を乗り越えた戦友。
ロアを凌ぐ、「アルヴァ・イーレ」の達人。
【作者コメント】
ロア達の担任を受け持つヴルーム先生は、当初は単なる端役に過ぎなかったのです。
しかし、出番を増やせると思い、後に騎士団の副団長という設定を追加しました。
長年に渡ってロア達を見守っている先生という事もあり、彼らの掘り下げ役を買って頂いているキャラクターです。
彼がロア達と関わるシーンは、結構多いように感じます。
劇中でもリオの相談に乗ってあげたりと、とても良い人です。……しかし、決して甘やかすタイプではありません(笑)。
彼の名前、『ヴルーム』は『青』を意味する『Blue』から頂いています。
【キャラクター紹介 14】“リオ”
【本名】リオ=セイヴィルト
【種族】人間
【性別】女
【年齢】15歳
【髪色】マゼンタ
ロア達と同じクラスの少女で、イワンの実妹。
アルカドール王国のエンダルティオに所属している。
アルカドール王国の貴族、「セイヴィルト家」の第二子であり、本名は「リオ=セイヴィルト」。
大きな瞳に、紫がかったピンクのショートヘアが印象的で、非常に明るく、活発な性格の持ち主。
友人は多く、特にアルニカとは仲が良い。彼女のことは『アニー』という独自の愛称で呼ぶ。
「遅刻居眠り常習犯」という通り名を与えられているものの、その槍術の腕は極めて高く、ロアと互角以上に渡り合う程。
ヴルームの発言からして、彼女は何か特別な力を有しているようだ。
【作者コメント】
イシュアーナ編からの登場となるリオは、アルニカに続くヒロイン格のキャラです。
実は彼女、構想段階ではアルニカと似たり寄ったりな大人しい性格にしようと思っていたのですが、それでは没個性化してしまうと思い、解決策を模索しました。
で、辿り着いたのが『天真爛漫で底抜けに明るい子』。
髪型も当初はロングヘアをイメージしていましたが、活発な印象を持たせるためにショートヘアという設定に変更しました。
イシュアーナ戦などではヴィアーシェと一騎打ちを演じたりと、ロア並みに活躍してくれます。
日常エピソードなどでも、比較的存在感の大きなキャラです。
【キャラクター紹介 15】“イワン”
【本名】イワン=セイヴィルト
【種族】人間
【性別】男
【年齢】18歳
【髪色】トパーズ
セルドレア学院高等部三年生で、リオの実兄。本名は「イワン=セイヴィルト」。
「セイヴィルト家」の第一子で、貴族の御曹司だが、その長めの金髪や耳のピアスからは想像もつかないだろう。
殆ど授業に出ていないことから「サボり常習犯」という通り名を付けられ、リオと兄妹揃って問題児扱いされている。
しかしながら、その性格は極めて誠実で、妹のリオ同様に嫌味が無く、ロア達にとっては良き先輩と言える立場にある。
友人も多く、クラスでの信頼も厚い。
エンダルティオの団長を務めており、その剣の腕はロアを超え、学院の生徒の中でも最強と言われる。
魔族の侵攻に立ち向かう為、2500ものエンダルティオの少年少女達を率い、イシュアーナへ向かうこととなった。
【作者コメント】
彼もまたリオ同様、イシュアーナ編からの登場となるキャラです。
イワンが誕生した切っ掛けは、『ロアやアルニカを纏める立場にいる人が欲しいな……』と思ったことでした。
そこで18歳というロア達より比較的年長な年齢に加え、エンダルティオの団長という設定を付け足し、イワンというキャラクターが生み出されたのです。
貴族にもかかわらずピアスを付けたり髪の毛染めたりなど、問題児扱いされている彼ですが、かなり強いです。
劇中でもダフィウスと一騎打ちを演じる際、その強さを垣間見せています。
【キャラクター紹介 16】“ミローイル”
【本名】ミローイル=ウィオラ
【種族】人間
【性別】女
【年齢】17歳
【髪色】シアン
イシュアーナのエンダルティオ団長の少女。本名は『ミローイル=ウィオラ』。愛称は『ミロル』。
長いポニーテールを後ろで丸くまとめた髪型が特徴。
基本的に奥手で控えめな性格だが、戦いの際には勇ましい姿を見せる。
使用する武器は弓と投げナイフ。特に弓の扱いに長けており、イシュアーナで一、二を争う弓術の腕を持つ。
【作者コメント】
イシュアーナ国の『ミローイル』は、『リオ』同様に途中で性格設定が大きく変更されたキャラです。
初めはリオ同様に底抜けに明るくて、周囲が五月蠅く感じる程のキャラ設定だったのですが、後の展開の事や、戦う際のキャラのギャップを楽しんで頂こうと考え、控えめな性格に致しました。
ついでに個性も取り付けようと思い、『弓』を使わせたり、『シニヨン』の髪型を採用しています。
キャラ被りさせずに多くのキャラを考え出すのには、本当に疲れる物ですね(苦笑)。
【キャラクター紹介 17】“ダフィウス”
【本名】ダフィウス=ジャベリン
【種族】魔族
【種別】人間
【性別】男
【年齢】-Unknown-
【髪色】フロスティ・ホワイト
魔族最強の配下、「魔卿五人衆」の一人。外見は20歳前後の若い男性。
ヴィアーシェ同様にその肌は白い。さらに髪色も白。
対して瞳はルビーのような赤色で、纏っているロングコートも赤色。イワン曰く、その容姿は「中々にイケメン」。
二本の剣を用いた剣術と紫電を操る魔法を扱い、イワンと肩を並べる強さを発揮する。
魔族にしては珍しく、「武人」としての誇りを重んじる性格の持ち主。その言動を見るに、「ただの悪人」と呼ぶには相応しくない点も幾つか。
【作者コメント】
ダフィウスは、『ヴィアーシェ』、『ドルーグ』に続いて本編で戦闘場面を描いた魔族です。
彼の『ダフィウス』という名前には、特に由来はありません。
一応、『イワン』と肩を並べる強さを持つと言う設定ですし、名前負けしないような物を考えないと……と思っていたら、ふと浮かんだ名前です。
ダフィウスもヴィアーシェ同様、作者にとっては『単なる魔族』という程度のキャラではありません。
今の所イシュアーナ戦以外の出番は無い彼ですが、その結末は……。
【キャラクター紹介 18】“カリス”
【本名】カリス=アーグレー
【種族】人間
【性別】男
【年齢】15歳
【髪色】ミントグリーン
ロア達と同じクラスの少年で、銀淵の眼鏡を常に着用し、知的な雰囲気を持つ。
誰構わず、敬語を使った丁寧な口調でしゃべるのが特徴。
勉学に関する成績はクラスでもトップで、よくロアやルーノの宿題を代わりにやっている。
槍術を専攻しており、リオ曰く「中々の使い手」。
アルカドール王国のエンダルティオ所属で、ロア達と共にイシュアーナの戦いに参戦する。
【作者コメント】
真面目で優秀でかつ、中々の槍使いの眼鏡君、カリス。
戦闘場面も何度かありますが、作者としては『解説役』としてのキャラ色が濃いです。
アルニカとの戦闘場面や、ユリスが銃で狙われた後の場面など、博識さを存分に発揮してもらっています。
頭が良さそうという印象を持たせるには、『落ち着いた性格』に加えてやはり『眼鏡』だとは思いませんか?
【キャラクター紹介 19】“?????”
【種族】
【種別】
【性別】 -NO DATA-
【年齢】
【髪色】
モルディーア城の玉座の間に潜む、実体を持たない声だけの存在で、「魔族」達の君主。
ダフィウスやヴィアーシェを初めとする「魔卿五人衆」や、「魔族」の兵達、さらに様々な「魔物」を従えている。
種族、目的、経緯、実際の姿、全てが謎に包まれた「Fragment of braves」の黒幕。
【作者コメント】
うーん……ノーコメントで(笑)