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エピソード2:帰宅後

少し短めです。

「ふぅ〜学校つかれたー!」


「お兄ちゃんうるさい!」

おっと、つい気が緩んで叫んでしまったら妹の沙耶から怒られた。


「ごめんごめん」


それにしても疲れたな

担任は少し適当そうだけど面白そうだし

クラスの人もみんないい人そうだし

なんやかんや一年間うまいことやって行けそうな気がするな。


「おーい遥斗。」

陽介から電話がかかってきた


「なんのようだ?」


「いやー今日あんま話せなかったじゃん。だから少し話したいなって。」


「キモッ、俺はお前の彼女じゃないぞ。」


「ごめん冗談。ただ、そっちの新しいクラスがどんな感じなのか聞きたくって。」


「まぁ、俺も暇してたからいいけど。」


「じゃ早速、まず担任っどんな感じの人だった?」


「一言でいうならすごい適当な感じの人かな。ただユーモアあって結構おもろそう、そっちは?」


「うちのところはそっちの担任の真逆ですごいしっかりしてる。なんかすごい細かそう。

掃除で埃の一つでも残してたら言ってくるタイプ、絶対面倒くさいと思う。」


「うん、それはゴミを残す方が悪いな。」


「でも一つぐらいいいじゃん。」


「まぁ、ご愁傷様です。」


「煽ってんな」

そんなこんなで話をしているうちに晩飯ができたようだ


「遥斗ー晩御飯できたわよー」


「はーい」

親に呼ばれた


「ごめん陽介。ご飯だわ。親に呼ばれた。」


「オッケー、じゃあまた明日な。」


「おん、また明日。」

「学校どうだった?」

絶対聞かれると思った。というか入学式の後で学校のことを聞かない親はいないだろう。


「どうって、まぁ、楽しくやれそうだよ。」


「まぁ、良かったわ。友達できた?」


「できたよ。3人ほど。l


「良かったわね~。」


「ただいまー。」

そうこう母親と話していると父親が帰ってきた。


「お父さんおかえり。」

「おかえりあなた。」

「パパおかえりなさい。」


「あぁ、ただいま。」


「今日遥斗の入学式だったのよ。」


「そうだったな。仕事が忙しくて参列してやれなくてすまなかったな。」


「全然大丈夫だよ。」

お父さんは上場企業の部長であまり自由に休むことはできない。

ただ、その分を週に一度の休日の家族サービスで補填してくれているいい父親だ。


「友達はできたか?」


「うん、できたよ。」


「そうか、それは良かった。」


「あなた、とりあえず着替えてきたら。」


「あぁ、そうだな。着替えてくるよ。」

お父さんは2階に着替えにいった。


「ねぇねぇお兄ちゃん、クラスにはどんな人がいた?

イケメンいた?」


「どんな人、ねぇ。」

なんて説明しようか。難しいな


「まだ初日だからあんまりわからないけどみんないい人だよ。」


「イケメンは?」


「そこまで覚えてないけど多分いたと思う。」

初日からクラスメイトの顔を全員覚えているわけがないのですごい曖昧な返事になってしまった。


「へー、今度紹介してよ。」


「気が向いたらな。」


「もぅ、沙耶ったら色気づいちゃって」


「母さん、あんまそういうことは言わないほうがいいと思うぞ」


「それもそうかしらね。」

.

.

.

ご飯を食べ終わって自室に戻っていると翠から連絡が来た。

『お疲れさん。急で申し訳ないんだけどさ、今週末にカラオケでも行かない?』


ホントに急だな。出会ってからまだ1日だぞ。

…とりあえず親に聞かないとな。


「なぁ母さん、今週末遊びに行ってもいい?」


「別にいいわよ、特に予定とかもないし。」


「オッケー、ありがとう。」

親の許可も貰ったことだし行くことにしよう


『今週末ならあいてるからいいよ。』


『了解、みんなにも伝えとく。』

返信はや!


『ところで誰がくるんだ?』


『陽香は来るらしい。で、葵が返事待ち。』


『わかった。じゃあまた明日、学校で。』


『うん、また明日。』

後から来た連絡で葵も来ることになったようだ。

つまり今日しゃべった人全員でカラオケだ。今から楽しみだな。


「遥斗ー、さっさと風呂に入りなさーい。」

親に呼ばれた。うるさいなーと思いつつ俺は風呂場に行った。


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