【自然な愛の告白のやり方編】先輩と親友から告白されたので、はっきりお返事します!
あらすじ:
香織に告白した先輩と、その彼に対抗するように好きだと告げた香織の親友ミヤビ。先輩のことが好きな香織。彼女自身の気持ちがおいてけぼりの状況で、いったいどんな決断を下すのか。
(△)プロローグ:男の子2人から好きだと言われまして
「つまり、僕と君との勝負ということだな?」
「はい、先輩なら、そういってくれると思っていました」
男らしいセリフとともに、にらみ合って火花を飛ばす2人の男の子。
彼らは、私を置いてけぼりにして、何かとんでもないことを始めようとしている。
…どうしよう、私は先輩のことが好きなのに、どうにかして2人のことを止めないと!
「それでは勝負の内容を決めよう」
キラリと輝く銀縁メガネが、とても愛おしい先輩。
――わあ、わあ、先輩カッコいいな。
先輩と数歩の距離で向かい合っている私は、そんなに真剣なまなざしを向けられると、顔が熱くなってドキドキしてきてしまう。
でも、そんな私のささやかな楽しみが、ミヤビちゃんは気に入らないみたい。
「見ちゃダメだよ香織」「そんなぁ」
がっくりとする私と、私の肩を握って自分の背中の後ろに隠してしまうミヤビちゃん。
「そうですか…今すぐ勝負して決着をつける、そんな感じなんですね?」
もう、私に好きだって告白なんかして…どうしちゃったんだろう?
でも、唐突によく分からないことを言ってしまう先輩のために雰囲気を読んであげる、ミヤビちゃんのそういうところ好きだよ。
「勝負の内容は――愛の告白合戦だ!」
(□)第1話:告白合戦
私の隣をめぐって、決着をつけるための争いを求める二人。
銀縁のメガネの似合う先輩は、そのフレームをくいっと持ち上げて、その勝負の内容を告げた。
「勝負の内容は、愛の告白合戦だ」
「先輩…ぶっちゃけ、それはどういう勝負なんでしょうか?」
そ、それって、私は今から先輩に告白されちゃうってこと!?
ミヤビちゃんに告白されてもなんか変な気分だけど、先輩に告白されるならそんな些細なことは気にしないよ!
「ふむ、ゲームの勝利条件を決めよう。
それでは、香織くんの好きなところを5分間でたくさん言えた方が勝利とするのはどうだろうか?」
どうして!? なんだか思っていた内容と違うよ!?
それに私の好きなところばかり言われても、私が恥ずかしいだけで、ちょ、ちょっとだけしか嬉しくないんだよ!?
「そのゲームには欠陥がありますよ先輩。
なぜならそのゲーム、香織の気持ちが関係ないじゃないですか!」
そ、そうだよ! 私に好きって言い合って争うなら、せめて私の意見を反映して欲しいところ!
私も立派に当事者なんだから、こんな時くらい、欲張ってもいいはずだよね!
「ふむ…少し残念だが、君の言うことはもっともだ。
それでは、香織くんの意見を聞いてゲームの内容を決めるとしよう」
先輩、私の好きなところ言いたかったのかな? ちょっと可哀そうなことをしちゃった気分。
でもでも、先輩の暴走に流されちゃダメ!
私の言いたいことは一つだけなんだから!
「普通に告白してくださいッ! 一人ずつッ!」
ゲームの内容が決まった。
(□)第2話:二人の告白
「いや、そのマジ好きっていうか」
ミヤビちゃんの告白が始まった。
「ぶっちゃけ、一目見た時から運命感じまくりなカンじ?」
キビしい、キビしいよその告白は。
好きな理由はその場で考えましたみたいな軽い感じがして半端ないよぉ。
「ぶっちゃけ…一緒にいて楽しいから好きピ」
うひぃ。最後だけ気持ちを伝えてくれたみたいで少し恥ずかしい。
それでも、ミヤビちゃんぽくってすごい良かったと思うよ。
頑張ったね。
「ああ、顔アッち。
…ツギ! 次、先輩のバンすから!」
「ふむ…香織くん」
私の手を取り、先輩の大きな両手で包み込んで告げる。ふひぃッ!!
先輩、顔が、顔が近いです。
「君は美しい」
「ふひぃぃぃぃ!」
「君を見かけると、こうして捕まえてこの小さな体を抱きしめたくなる。
どうか僕のそばにずっといて欲しい」
あばばばば、せ、先輩が私のカラダを、だ、抱きよせてぇぇぇ!!
――はっ、顔が、顔がどんどん近づくよぉぉぉぉ!!
「もう…我慢しなくてもいいかい、香織くん?」
耳元で先輩の声がブルブルと響く。
その囁く声に、カラダがびくんと敏感に反応した。
――ああ、興奮した先輩が、私を目の前に舌なめずりをする幻覚が見えてくる。
目頭を熱くさせて、ウルウルした瞳で彼女を見つめる先輩。
「君の傍にもっといたい。だから、もっと僕と一緒に――」
「むー、むぅー! ――ま、待ってください先輩!!」
いつの間にか彼の腕の中に捕まって、顔が胸板に押し付けられるほど抱きしめられていたが、どうにかそれを振りほどく。
その暴走を静止したのは、香織の声であった。
「つ、次は、私の番です、からっ!」
そして、彼女の告白が始まった。
(☆)最終話:香織の告白
「あなたと一緒にいると、ムネがドキドキするの」
~香織の回想1~
――彼と初めて出会ったのは、高校の入学式の後に行われる部活勧誘の時間だった。
「ミステリ研究会はいいぞ」
「は、はい?」
人差し指でメガネをくいっと上げて、彼には見えているミステリ研究会を語る。
「シャーロック・ホームズを描いたコナン・ドイルのような古典的なミステリ作品も、科学が未発達で緊張感のある退廃的な世界観で知的探求ができて趣はあるが、現代ではホラーや恋愛、色々なジャンルのコンテンツを通してミステリを楽しむことができる。
そう、数多のミステリ作品たちの持つポテンシャルが、まだ君が出会っていない作品に巡り合う興奮を約束してくれるだろう」
そう言って、先輩は手を前に差し出す。
香織は、彼の差し出した手を両手で握り込んだ。
「あ、あの」
自分よりも背が高い彼の目を、一生懸命に見つめる。
そして、決心したように言葉を吐き出した。
「わ、私、水泳部に入るので!」
ごめんなさいと言って、先輩の傍を後にする。
私の返事にきょとんとする先輩の様子が、この時、とても愛らしいと感じた。
なんなんだろう、胸のドキドキは。
なんだか、とってもカッコいい先輩だったな。
それが先輩に対する第一印象だった。
「わたし、あなたのことがずっと気になっていたんです」
~香織の回想2~
「カオリおつかれ」
「うん、また明日ね!」
水泳部の練習が終わった放課後。
私は、帰り道を一緒に過ごしてくれる友達のところに向かう。
コンコンッ。
「おーい、ミヤビちゃーん」
「うーっす、待ってたよ」
ミヤビちゃんは小学校からのお友達で、家が近所であることもあり、よく一緒に遊んでいる。
私はきょろきょろと、ミヤビちゃんのくつろいでいた部室の中を見渡した。
「こんにちは、香織さん。
美冬くんは、もうすぐ戻ってくるわよ」
「こんにちわ、ユウキちゃん!」
私を呼んだのは、丸いメガネの似合ってるクールな雰囲気の先輩。
でも、とっても可愛いから、親しみを込めてユウキちゃんと呼んでいる。
「今日はなに書いてるの?」
「もう、離れなさい。今日は新聞部と合同で行った学校取材の内容をまとめてるの。
記事を書くのは明日以降になるわ」
ユウキ先輩の背中に抱き着いて、後ろからノートパソコンを覗き込む。
そこには、学校の七不思議にまつわる噂の内容がまとめられていた。
「今度は怖い話を書くの? どろどろ~…みたいな」
「ここはミステリ研究会だから、噂を辿って行って、どこまでが真実なのか、話の信ぴょう性を検証して評価することが今回の目的よ。
新聞部は7月までに夏の特集を組みたいようだから、それまで少し忙しいの」
コンコンッ。
「校長への取材が終わったぞ。
ふむ…今日もご苦労だ、香織くん」
わあ、先輩だ。今日も格好いいな。
「ところで、少し付き合ってくれないか?
噂の中に、プールに関する内容が存在する。
そこで、実際にその場所に訪問し、君の気づいたことを聞かせて欲しい」
「うひぃ、わ、分かりました」
先輩は、たまに私を一緒に取材に連れて行ってくれる。
ミステリ研究会の人たちは、足で情報を稼ぐタイプらしく、人伝の話をはしごして学校関係者の交友関係の情報などを集めていた。
「ミヤビもついて行きなさい」
「うーっす先輩」
私と先輩が、プールで二人きりになることを心配したのか、ユウキ先輩がミヤビちゃんの同行を提案した。
「探偵の助手も、ほどほどにしなさい」
「大丈夫だ、秋になるまでは自重するさ」
秋以降は、寒くなるので水泳部の活動もお休みになる。
だから、秋と冬はミステリ研究会を兼部して、先輩たちと一緒に過ごすことができる。
そうしたら、もっと、もーっと、明日が楽しみになるだろう。
ふひひ、楽しみだな。
「ふひひ、あなたと一緒にいると、なんだかずっと楽しいなぁって。
不思議に思うけど、一緒に過ごすことができたら、それでちょっとずつあなたに近づいているみたいで、あなたのことをたくさん知ることが、私の心はとっても嬉しいみたい。
おかげで、先輩の格好いいところ、私がたくさん見つけちゃいました!」
~香織の回想3~
それは、雨の降る日の放課後だった。
コンコンッ。
「おーい、ミヤビちゃーん」
「香織くん…今日もご苦労」「ふひぃッ!」
先輩はテーブルをコンコンと指で二回叩き、香織が席に着くことを促してくる。
「彼らも、もうすぐ帰ってくるだろう」
雨で水泳部の練習が少し早く終わり、それでもいつものように部活終わりにすぐミステリ研究会へと向かった。
扉を開けると、そこには先輩が一人だけで、私は席に着いて向かい合った。
カチカチッ――ノートパソコンを使ってクリックする音が響く。
作業を進めながら、先輩は言葉を紡ぐ。
「そうだ。香織くん、君に感謝を伝えたい」
感謝ですか? 彼女はそう聞き返す。
「そうだ、日ごろから君には世話になっている。
…しかし、この気持ちをどう伝えていいのか分からない」
ふひっ――香織は、不意にやってきた思わせぶりな言葉に動揺した。
先輩は、画面を操作する手を止める。
そして立ち上がると、香織の後ろに立って、その両肩に手を置く。
「ふひぃぃぃ!」
「ご苦労様でした…と言えば、肩を揉むことだ。
僕の父母はこれでとても喜ぶ」
彼の大きな手が、優しく体を撫でる。
その力は段々と強くなり、そして、段々と弱くなると、先輩を前に緊張していた体も段々と解れていった。
そして、彼の指先がその首筋をそっと撫でる。
「くひひ」
「………」
こそばゆい様子の彼女は、しかし、彼の行いを咎めるようなことはしない。
そのまま指先が顔を伝っていくと、香織の右の頬に触れる。
「柔らかい感触だ」
ふれるかふれないかの感触に、彼女はくすぐったさを感じる。
だから、香織は触れている頬を、その掌にぐりぐりと押し付けた。
「無骨だろう。男の手だ」
「くひひ、撫でてください」
「撫でる?」
「褒めてくれるんですよね、私のことを」
お父さんみたいな感じに。無骨に、ぐりぐりと。
香織はそんな光景をイメージした。
「こんな感じで良いだろうか」
しかし、先輩の掌はゆっくりそっと置かれると、髪を撫でるように、彼女の頭を撫でる優しい感触が何度も続いたのだった。
「ありがとう」
先輩は彼女にゆっくりと声を掛ける。
「これからも、ここを訪れて欲しい」
任せてください。
彼女はそう返事をした。
「――私は、あなたの傍にいたいんです。
もっと、もーっと、先輩と一緒にいて…あんな風に、褒めて欲しいなって、くひひっ」
見上げるように顔を上げると、香織は先輩の目を見つめたまま、既に半ば抱きしめられている先輩の体の後ろに両手を回して、先輩を抱きしめ返した。
「先輩が…美冬くんが好きです!」
ふひひっ。
彼女は笑うと、悪戯をするような微笑みを浮かべて、美冬の唇にキスをした。
(△)エピローグ:私たち付き合ってます!
「そう、おめでとう」
ミステリ研究会の部室では、丸いメガネが似合う美人さんのユウキ先輩が拍手をしていた。
「それで、ミヤビくんは彼らの交際に納得がいったの?」
「まあ、いいんじゃないっすか!」
うひぃ、ミヤビちゃんに心配されて嘘の告白をされてたなんて。
…どうしてそんなこと考えちゃったのだろう?
そう思っていると、ミヤビはスマホを取り出して、ユウキ先輩に何かを見せつける。
「ほら、うちの香織が先輩に食われそうになってる決定的証拠っす」
「これは…女の子の唇を弄んで、はしたないわ」
ふひぃっ!? だ、だ、だ、誰が私の部屋を!?
「これ、秋人くんからの貢物です」
秋人は、香織の弟の名前だった。
先輩を私の部屋に上げて、ベッドの上でマッサージをされていた光景を、弟に動画で撮影されていたらしかった。
「香織くんは、ミヤビくんが演技をしていたことに気が付いていたのか?」
ミヤビちゃんだからなぁ、私を急に好きになることなんて無いと思ったのはその通りだった。
「だって、ミヤビちゃん、男の子の方が好きですから」
だから、むしろ先輩の方がミヤビちゃんのことを好きにならないか私の方が少し心配だった。
だってミヤビちゃんは、じっと見つめても男の子であることが分からないくらい、とっても可愛い顔をしているのだ。
「それでも、ずっと君と一緒にいたんだ、好きになってもおかしくないだろう」
もしかして、先輩が焦った様子で謎の勝負を仕掛けてきたのは、そういう気持ちが裏にあったからなのだろうか?
でも、ミヤビちゃんは、ミヤビちゃん。
昨日の今日で、ミヤビちゃんが変わるなんて考えられない。
「ミヤビちゃんは、私の弟と付き合ってるんです」
だから、とっても仲が良い秋人を差し置いて、私に浮気する可能性は皆無だろう。
「ふむ…そうだったのか」
なんだか、今初めて安心した様子で、先輩は椅子に深く腰をかけると、人差し指でメガネのフレームをくいっと持ち上げた。
そして、その隣の席を、恋人同士になったばかりの香織が独占した。
「ふひひ」
彼の横顔を見つめる。
先輩が秋人との関係についてミヤビに問い詰める光景を眺めながら、そんな彼が隣にいる今をかみしめた。
――だいすき。
香織は口だけを動かして、先輩にそう告げたのだった。
<答え合わせ>
今回のテーマは、物語のキャラクターが愛の告白をする姿を、どうやったら自然に描くことができるかになります。
そこで、まずは不自然な告白とは何かを説明します。
不自然な告白とは、読者がキャラクターAがキャラクターBに告白する理由に思い当たることができない、読者からすると理由の無い、嘘っぽい告白です。
だから、キャラクターが自然に告白する様子を描くなら、どうして告白するのかその理由を、物語の中のどこかの時点で説明する必要があります。
今回の物語の場合、香織と先輩が友達のままでいるよりも、恋人になって恋人の距離感になった方が楽しい気持ちになれて都合が良いために、香織から先輩への愛の告白が発生しました。
このように説明すると、納得した人も多いでしょう。しかし、それでも嘘っぽいと感じる人には、なぜ嘘っぽく感じるかを理解する必要があります。
物語の中で、一目ぼれしましたと言って、キャラクターAが一生懸命にキャラクターBに告白したとします。
しかし、もしもそのキャラクターAが告白したキャラクターBを放っておいて、別のことに夢中になったり、別のキャラクターばかりを大事にする様子が描かれていたら、本当にキャラクターAはキャラクターBのことが好きなのでしょうか?
このように疑ってしまう理由は、そもそも、キャラクターAがキャラクターBのことを好きになることができるし、さらに、嫌いになることができる、どちらの気持ちも抱くことができる能力があるからです。
つまり、人間が、自分の意思で自由に、相手を好きにもなれるし嫌いにもなれることを知っているから、人間であるキャラクターAがキャラクターBのことを好きであることを疑ってしまうのです。
これが、告白シーンが嘘っぽく見える理由です。
そのため、自然な愛の告白を描くためには、キャラクターが告白したいと思うだけのメリットを感じていることを読者に示す必要があります。
なので、そういう意味では、キャラクターAがお金持ちのキャラクターBに対して、お金持ちであることが理由で告白することは、読者には自然な告白に見えます。ただし、そこに愛は感じられないでしょう。
そのため、キャラクターが他人の力で手に入れたものではなくて、自分の力で手に入れた能力を好きな理由にしたり、生まれ持った才能を好きな理由として選びます。
「あなたは美しい」などです。
しかし、ここで、その美しい体や心だけを見て告白するのはおかしいと思う人もいると思います。
だから、不自然ではない、さらに、多くの読者が納得できるすごく便利な、告白の動機が存在します。
それが「私のそばにいたい」「あなたの近くにいさせてほしい」という内容の動機です。
私は、この動機よりも優れた、純愛の雰囲気を壊さずに納得できる告白を知りません。ただ、別に不自然な告白をしても、物語の中であれば作者の自由にキャラ同士を恋人にできるので、顔が綺麗なことを理由に告白する描写を書いても良いと思います。
最後に、
恋とは、たくさん好きなところを見つけられる特別な人間との出会いがあることで、気が付くことができる相手への気持ちだと思います。
なので、告白のシーンを書く前に、告白相手を好きだと感じた瞬間をたくさん描くことで、物語の中のキャラクターも自分の恋に気が付いて、そのキャラクターが告白したいと決心するという流れを書きやすくなると思います。さらに注意して欲しいのが、告白するキャラクターAが告白相手のキャラクターBが好きなことだけが書かれていても、キャラクターBがその告白にOKを出す理由にはならないので、ちゃんと、キャラクターBがキャラクターAと恋人になった方が都合がよいと思える理由も忘れずに書く必要があります。友達のままではダメな理由を考えるという意味です。
また、誤解されたくないのが、こうすれば、愛の告白を自然に書けると頭で理解していても、恋愛は素敵だということです。
<小説の書き方シリーズ>
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