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ブラックホールをふさいだ日、  作者: 村崎千尋
第四章 君の心に触れた日
24/31

(5)

 焼肉大会は和樹の部屋で行われた。


「それでは、兄貴がすぐにクビになることと雛ちゃんがマックス元気になることと、雛ちゃんのお兄ちゃんが受験に合格することを願ってー」

「おいどういうことだよ」


 向かいの知代がコーラのコップを片手に乾杯の音頭をとりだすと、すかさず和樹がつっこむ。


 けれど、誰も和樹のツッコミになんか気にしない。「はい乾杯」なんてみんなてんでばらばらに言って、「俺は肉焼き隊長だ」と謎の宣言をした日向が好き勝手に肉やら野菜やらをホットプレートに並べていく。ちょっとちょっと、肉ばっかり並べないでよ。ちゃんと野菜もね……。


 非難の意味をこめて左隣の日向を睨んだら、なぜだか、その隣の和樹と目が合った。にこり、と微笑まれる。あ、なんかムカつく。


「日向くんめっちゃ食べそう」

「うん、腹減ってるからね! みんなもいっぱい食べよう、肉提供バイ和樹だから」

「あ、ピーマンは少なめで。沙也ちゃんが食べれないから」

「知代だって食べれないじゃん。罪なすりつけないで」

「マジで? 意外。なんか野菜好きそうな顔してるけど」

「え、それどういう顔なんですか」


 お喋りな沙也加と知代に次々に話をふられて、私の右隣の沙也加はたじたじだ。


 沙也加とは初対面のはずなのに日向マジックのおかげかすっかり馴染んでいて、まるでこの五人組で幼馴染みたいな雰囲気になっていた。


 三人のテンポのいい会話と、笑い声と、お肉の焼けるいい匂いでだんだん和樹の部屋がいっぱいになっていく。なんか、いいなあ、楽しいなあ。あけたばかりの炭酸のきついコーラにちびちびと口をつけながら、私は黙ってお肉が焼けるのを待った。


 和樹の部屋は、うん、なんか和樹っぽい。


 物自体は少ないけど、よくわからない激しそうなロックバンドのポスターがあちこちに貼られていてなんとなくごちゃごちゃした印象だ。本棚には漫画、勉強机にはCDしか置いてないっていう、徹底した「勉強しない」っぷりも和樹らしい。あと、ベッドまわりだけ綺麗なところも。


「俺の部屋くるの、久々でしょー」


 日向が肉を焼きやすいように場所を譲って、和樹が私の左隣にやってきてにっこり笑った。まるでナンパみたいなノリに、笑ってしまう。


「そうだね、久々だねー」

「知代と遊ぶとき、外選んでるの、わざとでしょ? うち来ればいいのに」

「……いいじゃん、家よりマックとかスタバとかのがいいの」

「女子高生だね」


 しみじみと、和樹が言う。


 ちょっとちょっと? あっち側の雰囲気とこっち側の雰囲気まるっきり違うんですけど?


 私は苦笑いしか返せない。


「別れてからろくに会ってないけど、雛子、かなり変わったね。超女子高生って感じする」

「そう? 知代も大人っぽくなったと思うんだけどな」

「俺は雛子の話をしてるんだけどな」


 出ました寒い発言!


 整った顔と甘い笑顔に騙されがちな世の女の子は、和樹のそういう発言を「紳士だ」「ロマンチストだ」「まるで少女漫画の中から出てきたみたい」なんて評する。うん、私もそう思っていた。黙ってても特別な女の子扱いしてくれるのなんて、たぶん和樹だけだから。


 けれど、別れて、恋愛の熱が冷めてから聞くともうダメ。


 鳥肌がたちそう。


「あとでちょっと俺と話そう」

「話すことないじゃん別に」

「でもこういうときでもないと雛子、俺となんか喋ってくれないでしょ」

「……私、知代と喋るから」

「うん、知代とも喋りなよ。でも、俺とも話そう。このまま喧嘩みたいになってるのは嫌だ」


 喧嘩みたいにしたのは誰だよ、と思った。


 だって私たちが別れたの、和樹が原因だもん。


 でもこうやって意地を張って和樹を避け続けているのが子供っぽいのもわかっていた。過去のこと、って流して、友達として談笑できるようになるべきだ。


 知代が私たちの不穏な雰囲気に気づいたみたいで、日向のバカみたいなテンションについていきながらも、チラチラとこちらをうかがっているのがわかる。日向がいるからおおっぴらにはこっちの会話には突っ込んでこられないのだろう。


「コーライッキして山手線言うやつとかやっちゃう?」


 空気読めない日向は一人で盛り上がっている。


「兄貴それできるよ」


 知代がこちらに話を降ってきた。目が合う。……感謝。


「なにデタラメ言ってんだよ、そんなバカなことするの日向しかいねえだろ」


 和樹の注意の矛先が一瞬それた。


 その隙に、私は和樹が追ってくる暇も与えずにさっと立ち上がって、手早くスマホと財布をまとめた。マジでこの部屋から逃げ出そう。たとえお肉を食べられなくなったとしても、これ以上和樹にからまれ続けるのはごめんだった。


「雛子、どこ行くの?」


 日向が訝しげに見上げてくるから、私は短く「コンビニ」とだけ答えた。


 外に出ると、和樹の部屋から漏れる灯りがいやに眩しく見えた。このまま抜け出してしまおうか? コンビニは目の前にあったけれど、私は黙って通り過ぎる。


 かかとを潰した薄いスニーカーで、ずんずん、ずんずん、夜の町を進んでいく。


 特に意味もなく駅への道を向かう。駅までは歩いて三十分かからないくらいだ。駅前のコンビニにしかない新発売のジュースを思い浮かべて、あれを買いに行くのを口実にしようと決めた。


『新発売のジュース買いに駅前まで出張するから遅くなるー。お菓子も買って帰るね』


 知代にLINEをして、「わかった」と返事が帰ってきたら、ほんの少し胸が落ち着いた。歩調を緩める。


 夜といっても、まだ七時半過ぎ。秋になって日が短くなってきたから遅い時間に感じるだけで、まだ車はひっきりなしに通るし、時折自転車に乗った中学生が私を追い越していく。すれ違う車のヘッドライトが眩しくて、派手な車から漏れる洋楽やバイクのエンジン音がうるさくて、目も耳も賑やかだ。


 ふと思い出したのは、稲倉くんだった。


 あの日以来稲倉くんには会っていないけれど、稲倉くんは元気かな。いじめられてないかな。ご飯はちゃんと食べてるかな。ピアスの穴は――ブラックホールは、増えたりしてないかな。


 会いたいと思った。


 会って、話がしたい。


 謝りたいわけじゃない。私はまだ稲倉くんに怒っている。日向の一方的な優しさがやるせなくて、上辺だけの友達ごっこが許せない。けれど、そんな怒りとは違う感情があるのも事実だった。


 ――彼の事情を知りたい。彼がどれだけつらかったか、体中にあけたブラックホールに吸い込んでもらうことしかできなかった気持ちを、少しでも知りたい。日向を通しての関係じゃなく、私と稲倉くんの一対一で。友達として。


 彼に会うための術を持ち合わせていないのがもどかしかった。


 十数メートル先に、康徳学院の別館が見えた。康徳学院は校舎のある敷地から道路二つをはさんで離れたところに、別館という自習をする建物があるそうだ。夜八時まであいているらしく、受験勉強が忙しくなってから、日向もたまに八時まで別館で勉強してから帰ってくることがある。


 スマホの時計を見たらもうすぐ八時になるところだった。別館はまだあいているらしく、窓から漏れる光が道路まで伸びている。大変だな、進学校生は。


 玄関から数人の男子高校生が、こんな時間まで勉強していたというのに疲れを感じさせない表情で歩いて行った。その中に稲倉くんがいやしないかと思って、足を止めて彼らの後ろ姿をまじまじと見つめたけれど、そんな奇跡みたいなこと、起こりうるはずがなかった。


 勝手に期待して、勝手に少しがっかりする。


 歩き出す。道のずうっと先の方に駅が見えた。目的のコンビニは道を右に曲がったところにある。


 ふいに尻ポケットが震えた。取り出して、スマホの画面を見たら、それは知代からのLINEのメッセージだった。


『ポッキーゲームしよう! ポッキーを買ってきてくださいな』


 はいはいポッキーね。わかりました。


 了解、というスタンプを送ろうとしたら、またメッセージが来る。


『一通りお肉焼いたら、和樹と日向くんゲームするらしいから、戻っておいで』


 ……知代の気遣いがありがたい。


 今度こそ、了解のスタンプを送る。既読がついたのを確認してからLINEのアプリを閉じた。


 コンビニはもう目の前にあった。


 コンビニから漏れる光は強く、人通りのない道路をぱあっと照らしている。入口の前に「こし餡ジュース新発売」というのぼりが立っていた。そうそう、私が買いたいのはこれだ。日向が飲んですごくおいしいって言っていたから、この前からずっと飲みたかったのだ。


 入口の前の風除室のドアに手をかけた時だった。


「……ってんじゃねえよ」


 低く押し殺したような声が聞こえた。続いて壁を蹴る鈍い音。


 ……何事だろう。


 それはコンビニの脇の、光が当たらない場所から聞こえた。ちょうどコンビニから出てきた親子が、気まずそうな顔をして、足早に逆方向へと去っていく。ママ何か聞こえるね。しっ、見ちゃダメよ。テンプレートな会話が、かえって非日常だった。


 もう一度、壁を蹴る音。


 きっとコンビニの脇では、金髪の高校生たちが男のプライドをかけて殴り合いを繰り広げているのだろう。ここらの高校生をシメる番長の三年に、ポッと出の一年が敵うはずがない。と、思いきや、実は一年生の彼は中学の頃に年上をバンバン病院送りにした伝説の不良で――。


 って。


「いかんいかん」


 妄想の世界に入ってる場合じゃない。


 実際はまあ……カツアゲとか、その程度だろう。私が関わるべき世界じゃない。


 私は黙ってコンビニに入った。こし餡ジュースは売り切れていたから、代わりにありったけのポッキーを買った。甘いものだけじゃ胸焼けするかと思ってポテチもいろんな味を買った。……大きなレジ袋が二つ、お菓子でいっぱい。持って帰るのが少し恥ずかしい。


 やる気のないアルバイトのお兄さんが、気だるげに「ありしゃっしたー」と送り出してくれた。


 コンビニを出て、ふと、さっきの妄想が気になった。もう壁を蹴る音も低いあの声も聞こえてこないけれど、まだ、いたりして? 下剋上にあった番長の三年生が、メソメソ泣いていたりして?


 そんなわけないかが半分、そうだったら面白いなが半分。私はそぉっと、コンビニの角から脇を覗き見る。


「あ」


 並べられた数台の自転車の陰に、ひっそりと座り込む男子高校生がいた。暑苦しいマスク、黒縁メガネ、長めの前髪、康徳学院の制服。暗くてよく見えないけれど、間違いないだろう。


 私の声に、彼がこっちを見る。マスクと暗がりに隠れてどんな表情をしているのかまではわからないけれど、きっと、彼も驚いているんだろうな。


「雛子さん?」


 低くかすれた声は、最後に会った一か月前と少し違った風に聞こえる。


「どうして、ここに? 家、遠いですよね」


 彼――稲倉くんが立ち上がる。腕か何かが引っかかったみたいで、自転車のハンドルが大きく傾ぎ、こちらに向かって倒れてきた。続いて数台も巻き込まれ、ドミノ倒しになる。ハンドルとハンドルがパズルみたいに組み重なって倒れているから、起こすのが大変そうだ。


 あちゃー、って、感じ。


 稲倉くんを見たら、この世の終わりみたいな絶望的な顔をしていた。


「とりあえず、そっちのやつから起こそっか」

「……はい」


 私はポテチとポッキーでいっぱいの袋を置いて、自転車を起こすのに手を貸す。


「もうちょいそっちのハンドル右に切って。じゃないと起こせなくない?」

「あ、はい。こうですか?」

「うん、じゃあそれ起こして。私こっち起こすから」


 びっくりするくらい手際の悪い稲倉くんに、ああしてこうしてとせっついて、どうにか自転車を立て直す。自転車の立て直しだなんてチャリ通だった中学生の頃以来で、ちょっと懐かしい。


「なんか、達成感だね」


 そうですね、と言って、稲倉くんが鼻をすするのが聞こえた。


「手伝ってもらっちゃって、すみません。助かりました」


 どんどん声が歪んでいくからぎょっとした。


「ちょっと、稲倉くん、泣かないでよ」


 否定の言葉はない。稲倉くんは手の甲でメガネをおし上げて乱暴に顔をこする。ぐす、ぐす、と鼻をすする音。ごめんなさい、と言った声は、もう聞き取れないくらいにぐじゃぐじゃだった。


 よく、「女の子に泣かれるとどうしたらいいのかわからない」っていう男の子は多いけど、逆のパターンはそれ以上にどうしたらいいのかわからない。


 ハンカチを持ち歩くような女子力なんてない。ハンカチがあるのにティッシュがあるわけない。コンビニに戻って買いに行くのもなんだかなあ。おまけになんて声をかけたらいいのかわからない。そもそもどうして泣いているのかがわからない。私のせい? 私が悪いの?


 結局、単刀直入に聞いた。


「なんで泣いてるの?」

「ごめんなさい」

「いや、責めてるとかじゃないんだよ」


 稲倉くんの肩がびくりと硬直する。


 うまくいかない。日向みたいに優しく尋ねることができない。


 なんだか私、いじめっ子みたいだ。


「……なんか、ほっとしたんです」

「え?」

「まったく知らないヤンキーに、怒鳴られて、びっくりして……」


 稲倉くんがぽつぽつと言葉を紡いでいく。


 八時近くまで別館で勉強していたこと。帰りにコンビニに寄ったら、いきなり知らないヤンキーに話しかけられたこと。彼は一か月前のお祭りで会ったあの不良の同級生たちの先輩であること。何かされたわけじゃないけれど、いきなりコンビニの脇に連れ込まれて、「やれるもんならやってみろよ」とか「調子のってんじゃねえぞ」とか、脅されたこと。


 びっくりして腰が抜けて座り込んでいたら、私がやってきたこと。顔を見たらなんだか安心してしまったこと。


 こみ上げた涙は一時的な感情の高ぶりからくるものだったらしく、話すうちにどんどん稲倉くんは冷静になっていった。


「大丈夫?」

「大丈夫です」


 その口調がしっかりとしたものであるだけに、なんだか痛々しくて。


 もどかしい。


 日向が稲倉くんを拾ってきてしまう気持ちがわかる気がした。


 だってこんなの……なんだか嫌だもん。


 稲倉くんはもしかしたら、家に帰ってまた一つ、ピアスの穴をあけるかもしれない。悲しいことを全部吸い込むブラックホール。彼がどんどん穴だらけになっていってしまう。


 静かに。ひとりぼっちで。


 いじめから逃れるためにこんな遠いところまで来たのに、結局何も変わらずに。


「稲倉くん」

「なんですか?」


 稲倉くんの危うさを、ほうっておけない。私には何もできないかもしれないけれど、それでも。


「焼肉は好き?」


 きょとんとする稲倉くんに向かって、言葉を積み重ねる。


「日向と、知代と、沙也加と、あと知代のお兄ちゃんと。五人でね、焼肉してるの。稲倉くんもおいで」


 稲倉くんを一人にしちゃいけないと思った。これ以上ブラックホールを増やしちゃいけないと思った。


「日向に嫌われたくなくて、話せないことがたくさんあるのなら、私に話して。日向が取りこぼした分の稲倉くんは私が拾うよ」


 しどろもどろになりながらも私は必死で言葉を探した。語彙力のなさは一生懸命さでカバーするしかない。


「焼肉おいで! たくさん話そう! 一人でいたらダメだよ!」


 自分でも何を言ってるのかよくわからなくて恥ずかしかったけれど、そこは踏ん張って、稲倉くんの顔を真っ直ぐ見上げた。


 稲倉くんは、困ったような、けれど驚いたような顔をしている。やっぱりダメかな。日向と違って私は言葉で気持ちを伝えるのが上手じゃない。


「……ふふ」


 ふいに稲倉くんが吹き出した。


 なんだか拍子抜けしてしまう。人が大真面目に喋ってる時に笑うなんて失礼だ。


「焼肉、お邪魔してもいいですか」

「……うん」

「話すの下手かもしれません」

「うん」

「俺のこと、拾ってくれるんですか」

「うん!」


 稲倉くんの、本当に気の抜けたような情けない笑顔に、私もなんだかホッとした。


 帰り道は、稲倉くんとポッキーを食べながら歩いた。稲倉くんはたくさんのお菓子に驚いていたけれど、「俺もポッキー好きですよ」と笑った。


 それから、くだらない話をたくさんした。


 稲倉くんは甘いものが好きで、新発売のこし餡ジュースをよく飲むらしい。反対に辛いものは苦手。苦いものも嫌い。数学が得意で体育は少し苦手。中学の頃は運動部だったけど、大会では一度も勝てたことがないんだって。高校では帰宅部。別館がすごく静かだから、八時までよくそこで勉強するらしい。それから、それから――。


 あの日のことを、謝られた。


「この前はすみませんでした。なんか俺、自己中で」

「私もごめん」


 びっくりするほどすんなりと、私の口からも謝罪の言葉が出てきた。


「……でもこれで、違うよね」

「えっ?」

「私が稲倉くんのこと拾ったから。これで、稲倉くん、私の友達だよね」


 稲倉くんは一瞬びっくりした顔をして、それから、


「そうですね、友達ですね」


 ゆっくりと噛み締めるように首肯した。


 脇をすり抜けていった車のヘッドライトが私たちの足元を不意打ちみたいに照らしていった。



(第四章 君の心に触れた日 了)

次から最終章です。

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