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自伝 〜Story〜  作者: 神道 龍也
9/18

幼少期 12才編 〜小学校卒業〜

この度ある人からアドバイスを頂きまして、伏せ字を使う事を覚えました。かなり読みづらくなるかと思いますが何卒ご理解ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。

この頃は悪い事だと一切思わずに、いかにバレないようにするか、いかに長続きするかを考えてやっていたと思います。そんな私も小学校卒業のシーズンを迎えました。

因みに私は学校の宿題と言うものを、いつからか一切やらなくなっていました。

…正確にはやっていたんですが、期限内にできずに居残り、または切羽詰まってある程度やり(全部やらないところが、この頃の私のバカさを語っています)朝早く学校に行き、先生の印鑑を勝手に押す始末…


小学校4年生から卒業までの3年間同じ担任の先生でした…

さぞかし頭を抱えていた事でしょう


先生ごめんよ〜


でもこんなの全然マシだからよ〜


大人の私はもっと最悪だからよ〜


っという事で何かと、しょうもない(小さい、くだらない、面白くない等)悪さをしていました。


悪気なく!



〜12才編〜


〜そして卒業式〜


色んな事がありました。

卒業式の後、教室で幼なじみの一人


川口 里見(かわぐちさとみ)

ー 通称:ぐっさん ー


彼が何故か一人で号泣しているのです…


「???」

全く理解に苦しみました。

だって内の学校は私立に行かない限り皆同じ中学生に上がる訳ですから…


そんな事はお構い無しにぐっさんは我を忘れて泣き続けます。


流石に困った私は、他の幼なじみのはっちゃんともう一人


空島 欽策(そらじまきんさく)

ー 通称:きんくん ー


と3人で当時流行っていたビ○ズのRUNに収録されている「さよならな○かは言わせない」をフルコーラスで歌って慰めてあげたのはいい思い出です。



春休み


家でゲームをしていた私を兄(次男)が呼びに来ました…


「おいっ!お前今からちょっとついてこい!」


「はっ?なんで?」

って言えたら、どんなに楽だったでしょうか…


因みにこの頃の兄は地元でも一目置かれる所謂(いわゆる)どヤンキーで逆らう事も出来ずにただ黙ってついて行くと、そこにはマンガでしか見たことのないような、様々な色の頭(トサカですよあれは!)が10人くらい溜まっているではないですか…


その中で一人、綺麗な金髪のセンターわけのこれまたヤンキーが家の兄(次男)に間違った敬語で


「☆□▲ッス〜!」


最早何語か解りません…


兄(次男)曰く、この金髪の兄ちゃん(私の一つ年上で、兄は三つ年上)が気にいらないらしく、シバキたいが兄(次男)が手を出すと弱い者いじめでカッコ悪い為、代わりに私と闘わせようという魂胆…

私はどちらを選択しても殴られるという二者択一


しかしどう考えても兄(次男)にシバカれるより、この金髪の兄ちゃんと喧嘩しているほうがマシ(家の兄は手加減をしないのでシバカれるとマジで血だらけになります)なので渋々了解したのです…


初めは軽くジャブで様子をみます!


相手も軽くかわし、様子をみながら、こちらにワンツーを打ってきます。


軽く受け流し、互いにやめよーぜオーラ全開でやる気のない振りをします。


しかし世の中そんなに甘くない!!


「痛っ!!」



後ろから激痛が走り、

私はうずくまりました。

なんとやる気のない私に家のバカ兄(次男)は蹴りを入れたのです!!


状況は一変して、最早これはデスマッチ!!

下がったり、やる気を出さないと蹴りがとんできます。


一つ年上のルーキー金髪君も他のイカツイ兄の友達に蹴りを入れられています!!


「いったぁ〜!くっそー!!しゃあないやるかっ!!」


私は諦めて、金髪君とやる(喧嘩)事にしました。


まず先制をとる為に金髪君のと間合いを一気に詰め寄り渾身の右ストレートを放つとこれがなんと金髪君の顔面中央の鼻にクリーンヒット!!


見事に拳が入り、一気にカタをつけようと勢いをつけて金髪君の懐に入り込み、ラッシュをぶちかましますが金髪君全て防御!!


しかし初めの一発により金髪君は鼻血を吹き出して、血だらけになっています。

私もそうですが、この金髪君、私の一つ年上の代で一番強い訳ではありませんがルーキーであります。

私ごときに負けるわけにはいきません。


とうとう彼も本気を出してきました。


…ですが、彼のパンチ…全然痛くありません。


それもそのはず、私はバカ兄(次男)に今までしこたま殴られています。(※注:兄はバケモノです)

酷い時には寝ている時にボコボコにされていることもしばしば…

木刀で頭カチ割られるなんてのは日常茶飯事です。しかし彼も年上としてプライドをかけて負けるわけにはいきません。

意地と意地のぶつかり合い!!


…昼に始まった、この喧嘩は日が沈むまで行われて…




そして決着





結局この喧嘩はドロー(引き分け)



まぁ〜私の見解だと、相手は本気出して無かったとおもいますが、喧嘩が終わる頃には10人程だったギャラリーは20〜30人(注:全員ヤンキーです)に膨れ上がり、何故か私はヒーロー扱い…


こうして私は華やかにエリートヤンキーの道を知らず知らずのうちに歩いて行くのでした…



因みに私、喧嘩は強い部類に入ります。

実際喧嘩に負ける事ってあんまり無かったので!!


第1部完結致しました。

これからどんどんストーリーが進んでいきます。


次回、第2部に入りたいところですが、思い付きで番外編やっちゃいます。

少しお付き合いお願い致します。

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