幼少期 11才〜12才編 〜5円ゲーム〜
今回、私の思うところもあり
題名を自伝(私に送るストーリー)から
自伝〜Story〜に変更致しました。
やはり小説を書くにあたって皆様の目に留まって、少しでも興味を持って頂きたいと言うのが本音であります。
また感想なども大きな励みになります。
まだまだ先は長いですが、これからもお付き合い宜しくお願い申し上げます。
まさにサルですねぇ〜
…えぇサルですよっ!
おそらく男女問わず、オナニーを覚えたての人間は毎日か2日に一度はするんじゃないでしょうか?
皆さんはどうですか?
さて、話は変わりまして、皆さんはゲームセンターのコインゲームをするのに店に決められた金額を支払って(投入して)ゲームをしますよね?
後にゴト師という職業に就く事になる私の才能はこんなところから目覚めていたのかもしれません。だって今考えると明らかに窃盗罪ですから…
このお話をする前に一つ別のエピソードからどうぞ〜
〜カード○ス20〜
いつ頃でしょうか?
おそらく今から約20年前位になるんでしょうか?
皆さんはカードダ○20というものを知っていますか?
まだあるとは思いますがお金を入れて回転するレバー?を回すとキャラクターカードが出てくる仕組みの所謂ガチャガチャです。
キン消し、ビック○マンチョコが流行り、その次くらいに流行ったものです。
確かカード○ス第一段は機動戦士ガン○ムの逆襲のシャ○編でヘッド(キラキラのカード)がニューガ○ダムとサ○ビーだったと思います。※すごい曖昧な記憶です。違っている可能性大です。
それとドラ○ンクエスト、今となってはよく分からないナイトガン○ムシリーズ…色々ありました。
当時は10円玉を2枚入れて筐体右側に出ている円柱みたいなレバーを回して1枚カードを取得するもので、実はこれ400円(20枚)に1枚ヘッドがでる仕組みなのです。昔の私はバカなのでそんな事もわからず、ただ夢中になってカードを集めていました。
ある日、私は地元(自宅周辺)から少し離れた(駅で言うと1駅隣です)コインゲームも置いている駄菓子屋に行きゲームを楽しんでいました。
この時期のコインゲームの流行りと言えば、勿論スト○ートファイター2です。キャラはなかなかマイナーなダ○シム。
腕や足が伸びるんですよ!しかも火を吹く、とんでもない奴なんです。(ダル○ムでクリアしたことないですが…)
我がダ○シムがエド○ンド本田やブラ○カにボコられて、お金が底をつきそうになった時にふとカー○ダスに目をやりました。
すると、この付近を縄張り?としている悪ガキ達がカード○スで何かしています。
「ガチャガチャガチャガチャ」
「ガチャガチャガチャ」
「???」
「何してるんやろ?」
悪ガキ達はカード○スのお金を入れて回転さすレバーに手をかけて前後に回しては戻してを凄い速さで動かしています。
暫く見ていると…
「ガチャッ」
「カラ〜カラ〜」
っと、レバーが回ったのです。
「えぇ〜!!」
凄い衝撃でした!!
やり方を知る為、白々しく近くに近付くと、悪ガキ達はそれに気付き、なんと親切にやり方を教えてくれたのです。
やり方は至って簡単!
まず10円を入れて、気合いを入れて、回転レバーをガチャガチャするだけ…
仕組みはよく分からないが勢いで回ってしまうんではないでしょうか?
私は悪ガキ達にお礼を言い一目散に地元に戻り、この衝撃事実を伝え廻りました。
この方法で実は一度だけ回転レバーが壊れた事があり、ずぅ〜っと回り続ける状態になった事があります。その時はお金入れる振りをして1枚づつとっていましたが…すぐバレてカードは没収されましたけど…
約1年間はこの方法が使えましたね〜
いつも掌の親指の付け根に火傷でよく出来る水ぶくれを作っては痛い痛いと言っていましたね〜
対策されてからは、もうカー○ダスの熱も冷めて、これからお話するエピソードの方に夢中でした。
〜11才〜12才編〜
今の時代TVゲームが復旧し、どの家庭でも当たり前のように家庭用TVゲームがあります。
ゲームセンターであるゲームはほとんどがリメイクされて家庭用TVゲームとして発売がされ、いくつものゲームセンターが潰れるご時世とは打って変わって、まだ家庭用TVゲームと言えばファミ○ン、P○エンジン、メガド○イブ、スーパーファ○コン、ネオ○オ等のKBやネオジオの1MB(1メガバイト)が精一杯だった頃のお話です。
当時は駄菓子屋にゲーム筐体が置いてあるのが主流で例外なく我が家の近所もそうでした。ゲームセンターは近くにはなく少し離れた所に行かないとありません。…ですが、わざわざゲームセンターまで行かなくともコインゲームをする環境は整っていました。近所でコインゲームが出来るのは我が家の隣の駄菓子屋、歩いて2分ほどの駅前にあるレンタルビデオ屋、歩いて5分ほどのゲーム販売店の3つです。この中でゲーム販売店だけは特殊でゲームをするのに時間制になっていて、確か10分100円だったような気がします。このゲーム屋でゲームをする時はまず店の店員さんにお金を払い専用コインを貰います。それをゲーム機本体に入れるだけなんですが、なんとその本体はただのファミ○ンやPCエン○ンでやりたいゲームを販売している中古ソフトの中から好きなものを選べるという画期的なシステムだったのです。
しかも連日お客で一杯、かなり待たないとゲームが出来ない状態…
まぁ元々、格闘ゲームが好きだった私はいつもレンタルビデオ屋でゲームをしていました。ここに置いてある筐体が全部S○Kのもので特に牙○伝説にはハマリました。
ある日、みんなでレンタルビデオ屋に溜まってゲームしていると誰かが財布から5円玉を出し
「あ〜あ、5円でゲーム出来ひんかなぁ〜」
っと、言いながらゲーム機に5円を入れてみると、なんと右下のクレジットが増えるではありませんか!!
「…まじで!?」
「おい!誰か5円玉持ってへんか?」
「おれあるで〜」
私は5円玉を受け取り、恐る恐るゲーム機に入れてみると、やはりクレジットが増えるではないか!!
まさに奇跡〜
あまりの嬉しさにゲーム機のクレジットを80まで増やして、普段1コインでは絶対にクリアする事が不可能なゲームもクリアし、クレジットを29残して、それぞれ家路につきました。
この残したクレジットが悪かった…
次の日には呆気なく対策されていて、もう5円玉は受付てくれませんでした。
しかし、この5円玉が通ったという事が、私達には重大なヒントになったのです。
〜5円玉は通ります。
はいっ!もう一度言います。
5円玉は通るのです!!
それではやり方をご紹介致します。
まずコインの返却口がU字になっていて、コインを直に掴み取れるタイプの筐体を探します。(指を突っ込んでコインを取るやつはダメです。
※ジュースの自販機の釣り銭を取るタイプは不可)
そしてU字の所に5円玉を置き、後は気合いを入れて、デコピンするだけ…
上から入らなければ、下から入れる発想です。何回か引っ掛かりますがコツを掴めば、一発で入ります。
ですが、これが中々痛い!
中指の爪は内出血でみんな黒くなり、いつも痛い痛いと言いながらもゲームに夢中になったものです。
いやはやっ!お気付きの方もいらっしゃると思いますが、何回でも言います!!
この時の私は本当にバカなんです。
わざわざデコピンなどせずとも道具を使えば良かったんですが、そんな事すら気付かず、ようやく道具を使い初めたのが数ヵ月先です。
結局そこらに落ちていた歯ブラシの柄の部分で弾くやり方で落ち着きました。
この方法は対策のやりようがなく、コインセレクターを交換するしかなかった為、結構長いこと使用可能でした。
それにしても、いま思い返すと、そこまでしてゲームをしたかったのかは謎です。




