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自伝 〜Story〜  作者: 神道 龍也
18/18

中学生 15才編 〜Beeクエスト〜

息抜き…♪息抜き…♪


…そうやって消えていった作品は数知れず…

あれ依頼、私達は昼過ぎに起床→スーパーでご飯(私はいつも赤飯、トッポ、フルーツミックスの3点)を調達→一服→学校に遊びに行く→夜は暴走or窃盗を繰り返していました。


因みに私達が学校に行くと教師が10人位出てきて私達の侵入を阻止しようと必死です。


「なぁ〜いけずせんと入れて〜やぁ〜」


「あかん!!おまえらは学校の癌や!!他の生徒に悪影響しか与えへん!!帰れ!!」


こんなやり取りが日常になった頃のある日…




〜Beeクエスト〜




私達はいつものようにオオクボの前にあるベンチで溜まってると一匹の蜂が飛んできました。それはよく見るとオオスズメバチです。

私達は一時退散し、スズメバチの動きを目で追っていると、ちょうど私達が座っていたベンチの後ろ側の草むらに入っていきました。近づいてよく見ると…ありました。スズメバチの巣です。大きさで拳3つ分くらいでしょうか。そんなには大きくないスズメバチの巣を発見した私達は即座に石を投げるなりして結構簡単に巣を破壊しました。


それから数日後…


また私達はいつものようにオオクボの前にあるベンチで溜まっているとまた一匹のスズメバチが飛んできたのです。


…追っかけましたよ!!


すると!?なんとスーパーの横の通り道にある2m位の木に前より遥かにでかい巣があるではありませんか…


早速バトル開始です!!


まず粗大ゴミから椅子やら壺、傘やらをもってきて巣に向かって投げ込みます!!

出ました!!ウジャウジャとスズメバチが巣から出てきて一斉に襲いかかってきます!!


私達はまじダッシュで逃げます。本当にあと20cm位のところまで追い付いてきますがある程度の距離を走ると(50m〜100m位かな?)本能なのか、諦めて巣に帰っていきます。

そして攻撃→逃げるを繰り返し行っていると日も沈んできたので勇の家に一時待機するのでした。


夜はゲームなどしているとあっという間に朝がきます!!

この頃のゲームと言えばスーパーフ○ミコンでハマったのがアクト○イザー

眠たい目を擦りながら朝パンしようとスーパーに向かって歩いているとスズメバチの巣がある木に目がいった…すると奴らはこともあろうことに巣を再生しているではありませんか!!


はいっ!第2バトル開始です。


私を含め、はいちゃん、勇、こいじろう、その他数名で皆武器(棒、鉄パイプ等)をそれぞれ手に持ち、まるで某映画のワンシーンみたいにぞろぞろと歩いて行きます。


それには訳がありました…

そのスズメバチの巣がある場所は人通りがそこそこある場所でほっておくと必ずスズメバチの被害者が出るのが目に見えて分かったからです。(注:ヤンキーは自分の正義の為ならなんでもやってしまいます)はいちゃんなんかは軽く素振りをしています。さすが剣道部!!


「今回の作戦は至ってシンプルに殲滅戦でいこうと思うがどうやろか?」


「「意義無しっ!!」」


巣の破壊だけではまた別の場所に巣を再生すると踏んだ私達は女王バチを死守する城(巣)の兵隊達を全滅する殲滅戦を選びました。

またこの戦いは接近戦であり一歩間違えば死傷者が出る可能性を十二分に含んだ戦いです!!注:ヤンキーは自分の美学の為なら、何でもします(涙)


「「いっせーのーでっ!!」」


取り敢えず皆で一斉に城を先制攻撃し兵隊達を誘き寄せます。

あっという間に20〜30匹に周りを囲まれススメバチの警戒するカチカチ音が鳴り響き開戦の合図です!!


まずは、はいちゃん「バチンッ」と見事な面(降り下ろし)で1匹Get!!

続いてこいじろう…ミス(涙)

勇もミス…そしてダッシュ!!

その間にはいちゃん2匹目Get!!

しかしここまで実力差があるとは思いませんでした…

そうこうしてる間に私や勇も1匹Get!!

もうね…なんて言うかね…

たまりませんよ!!

あの快感(笑)

上手く例えられないんですが…強いて言えば口説いていた女が堕ちた瞬間とまではいかないけども(汗)

バス釣りでバスがルアー目掛けてバッシャン!!とHitした感じといいますか…


とにかく


キターッΣ(°Д°)


って感じです。暫く頑張ってたら、いつの間にやら通勤、通学の時間になっており道行く人達の朝っぱらから何やってんだこいつら的な視線がかなり痛かったです(涙)


しかし我々には大きな使命があるのです!!

そうっ!!

奴等の殲滅という使命が…

朝10時の時点で現在のスコアがはいちゃん6匹、勇、俺2匹、こいじろう0匹

いくら蜂の中では大型のオオスズメバチと言えども止まっている訳でもなし、当たらねぇーつぅの!!

しか〜も〜奴等も攻撃してくるからね(笑)

一度目は刺されても大丈夫みたいだけど、2回目以降はアナなんちゃら〜ショックで死んじゃうみたいだしって、この時はそんな知識ありませんでしたから1度でも刺されたらやばいという認識でした… 注:ヤンキーはスリルの為なら命を賭けます!!


まだまだ戦いは続きます…

攻撃されたらダッシュで逃げるのですが…


その時!!


「うわぁ〜いたいよ〜おかぁさ〜んっっ」


子供の泣き喚く声がします!!

慌てて近付くと4才〜5才位の男の子で頭を押さえて泣いていました!!


「どうしたっ!!」


「はち いたいよ〜うわぁ〜ん」


あぁ…ごめんよボクm(__)mそれススメバチに刺されてるからめちゃくちゃ痛いよね…下手すると死んじゃうよね… 注:ヤンキーは正義の為なら犠牲もへっちゃらなのです!!


急いで「ボク家何処や?」と家まで連れていき(ママさん)にススメバチに刺されたかも知れない旨(確実に刺されてるけど)を説明し別れたのでした…

あたかも自分たちはたまたま発見した振りまでして…ホントにすまんm(__)m名前も知らないボクよ…許してくれ…


まぁそんなこんなで昼1時頃に勇が刺され、2時頃には奴等を壊滅に追い込めたのでした。


最終スコア


1位:はいちゃん…13匹

※さすが剣道部!!伊達じゃない(笑)


2位:勇…5匹

※刺されて毒を絞り出し自分のオシッコをかけてまで頑張りました(笑)


3位:俺…3匹

※難しいね( ̄▽ ̄;)だって当たらねぇーんだもん(笑)


4位:こいじろう…1匹

※とにかく頑張った!!でもね結果が伴わない奴っているじゃん…正にそんな感じ(笑)


特別賞:名前も知らないボク

※家に送った後、10分位したら救急車が来る音がしたから助かった事だろう(汗)


こうして私達の身体を張った暇潰しは終了しました。まだ残暑が残る秋口の出来事でした。


因みにススメバチの習性で言うところのこの時期は一番凶暴になり危ない時期である!!


楽しかったけど今ならやりません…って言うかお金貰っても無理!!

長い長い息抜き中で御座いますm(__)m

大変申し訳ありませんm(__)m

多忙でも少しずつ更新して必ず完結までするつもりであります(汗)

どうぞ暖かく見守ってあげて下さいませ(涙)

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