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斜陽差す場で君想う

作者:夏汐
―あの夕暮れ、君の声に光が射した。
高校の放課後、斜陽が差し込む教室で語らう男女。
惹かれ合う2人はやがて知る。
自分たちは、かつて1000年前に1人の巫女の祈りにより2つに分かたれた1つの魂だったのだと。
祠で交わした約束、名前を呼び合った夕暮れ。
すべてが、あの斜陽の中で繋がっていた。
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