プロローグ 雑草にあこがれる植物学者は死んでしまう
初めて書く小説です。
寝る前に読んだ小説の続きが気になったり、こんなキャラがいたら面白そうだなと考えたりして読み終わってから1時間は経っていることがよくある人です。
でも、物語を作るのは作者なので、せっかくだから作ろうと考えて作りました。
文章を長く書いてまとめることが苦手なので物語の辻褄が合わなくなったり、同じ言葉を繰り返したりすることもあると思います。それでもチェックを頑張って皆様に読んでいただけるよう、頑張っていくので、どうぞよろしくお願いいたします。
僕は今日、憧れだった植物学者として働き始める。
僕が植物に興味を持ち始めたのは、臭い花、食虫植物といった植物自身が生存するために用いた手段ではない。踏まれても、引っこ抜かれても尚たくましく生き、気づいた時には大量に増えているぼくらにとって邪魔でしかない雑草である。
どうして僕が雑草を好きになったのか。
それは、踏まれても引っこ抜かれても屈しない武士のような精神、気づいた時には大量に増えている忍者の影分身のような凄さを感じるからだ。
だから僕は植物学者として、雑草好きとして研究を始める——
・・・はずだった。
僕が研究所に入った日、歓迎会が開かれ、みんなで楽しく食事をしていた。食事には、食べきれないのではないかと思うくらい大量の食事が並べられていた。そんな中、僕はニリンソウの天ぷらと食べ過ぎない程度の肉と野菜を取り最初の一口に山菜の天ぷらを頂いた。
この時、その場にいた植物学者は天ぷらに使っていたニリンソウとある植物と見間違えをしていたのだ。天ぷらとして採っていたのはニリンソウだったのだが時期によるせいなのか、まとめて生えていたニリンソウの中に一本だけ、トリカブトが混じっていたのだ。
僕はたまたまそのトリカブトを口にしてしまい、数十分もしないうちに体中が痺れ、死んでしまった。
お読みいただきありがとうございます。
初めて書いたので慣れませんが、その部分は頑張って慣れていき、皆様にもっと楽しく読んでいただけるよう、頑張ります。
今回、小説を書いてみて感じたのは寝る前に想像して終わりではなく、文章にすることで改めて、イメージがどんどんわいてきます。それだけでなく書ききったという達成感があるので、やる気に満ち溢れています。
これからも続きをかいていくので、どうぞよろしくお願いいたします。