Now Loading(2)
───
──
─
『鹿角の冠』
─────────────────────────────────────
鹿の角をあしらった冠。
狩人の神、ヘルレ・ハーンの被っているとされる。
遠い昔、狩人が儀式に望む際に被った装身具。
ヘルレ・ハーンの祝宴に招かれ、彼の狩りに加わる。
猛々しい狩りの一員に伍するのだ。
すると現世に帰ることはできないという。
───
──
─
『バルビタール』
─────────────────────────────────────
睡眠薬。
工房が用意する狩り道具のひとつ。
狩人は、夢を見る。
これは、その助けとなると信じさせるための小道具。
実際、狩人は、これに頼らずとも自在に夢と目覚めの世界を行き来できるのだ。
───
──
─
『8つの上位知性について』
─────────────────────────────────────
ウルス暦31492年、カラミエル・ハイデルの著した天文学の文献。
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つの惑星。
これらを司る上位知性が世界史に及ぼす影響についての考察。
ハイデルによる占星術の解釈を示している。
本の中に手書きの文字がある。
「…狩人の月よ。金の塵で煌めく宇宙の海豚よ。
最果ての奥処に閉じ込められた不気味な菌類…
過去の智慧と貴やかな記憶を辿り、最高存在を讃えよ」
───
──
─