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人員補充!!

気が付いたら8月27日になっていた。

自分でもどうしてこうなったか、分からないが、他の二つある企画が人員不足になり僕達も駆り出された結果、ずるずると現在に至るわけである。


「参ったなあ」


部長が他人事のように呟く。

そもそも、二つの企画を抱えている時に、部長が何を思ったか三つ目の案件を企画したのが問題である。


「うーん…そうだなあ……じゃあ、二つの企画チームから、暇なヤツ、廃病院チームに加わってくれ」


他の社員共々、顔を見合わせて、誰もなにも言わない。

その二つの企画チームもまた、かなり忙しいのだ。


「部長ちょっと宜しいでしょうか?」

先輩は空気を読まず開口する。

「おお!いいぞ!良い案があったら何でも言ってくれ!」


部長も思わぬ助け船に乗っかる。


「今二つある企画の設営及び運営の開始日が、9月の7日と14日です。つまり、これらの企画が始まるまでまだ日数がありますが、我々の企画よりも人員が必要だと考えます。」


「フム」


「ですから、後発の二つの企画チームを我々と合流させ、つまり全チームで夏休みイベント企画チームとして8月31日迄合同で運営準備等を行えば十分間に合うと思います。」


「素晴らしいっ!」と僕が思っていたのもつかの間。


「なるほど…それじゃあ9月の先発イベントの準備は8月の間誰がするんだ?」


ここで、何故か的確な部長のツッコミが入る。

先輩が何か口にしようとした時、唐突に経堂さんが割って入る。


「私達の企画チームと9月の後発企画チームが終わり次第、9月の先発企画チームに合流、そして、9月の先発企画チームと私達が終わり次第後発の企画チームと合同で運営していけば西原先輩が仰った通り全ての企画が間に合うと思います。」


何故か先輩がドヤ顔をしている。

確かに二人の話通りなら実質2日でも、夏休みイベントは間に合うだろうが、つまりは、ずぅーーーっと忙しいままである。


「おお!ワンフォアオール、オールフォアワンか!!いいね、その案!即採用だ!!」


ああ、実は僕もワンフォアオール、オールフォアワンかよと、思っていたが、部長と同じ考えだったとは…自戒したい。


斯くして、夏休みイベントから9月初旬のイベントの合同チーム運営が会議で決定された。


これなら、最初からそうすれば良かったのでは?と言う疑問を抱かざるを得ないが、この様な決定が下り、正味2日間で夏休みイベントを企画チーム全員でやることになったのだった。

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