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アルバイターズ  作者: 野方送理
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第8話 スカウティング

第8話 スカウティング


陽太がアルバイターとなった次の日、学校の屋上にて


「さてと、まあ、やはりだがもう少し仲間が欲しいな」


「一応アルバイターの人数に限度ってあるの?」


「確か10人ぐらいまでだったかな…」


「もう少し欲しいね」


「俺も誰か当たってみようか」


「…いや万が一受けてくれる人間がいたとしてその人が適格者かはわからないからな…とりあえずはイレズマ様の選んだ人に声かけていこうと思う。もちろん断られることの方が本当は多いはずだしね」


「わかった、まあ仕事があったら呼んでくれ。月と金は部活も休みだから」


「ありがとう、ではそろそろ教室に戻るか」


「って時間やばくない!?急がないと!」


慌てて階段を降りる3人。廊下の曲がり角に差し掛かったところだった。


「いそげっ、いそげってあぶなぁぁぁ!」


奈美が1人の女子生徒と衝突してしまった。


「ぐえっ!いたた…」


尻餅をつく奈美。


「全く、まだそこまで慌てなくたって…すみません、不注意で」


陽太が女子生徒に謝る。


「いえいえこちらこそ…大丈夫ですか?」


女子生徒が手を差し伸べる。


「あ、いや、あのその!ごめんなさい」


「いえいえ、怪我はなさそうでよかった…すみません、私も急いでいるので…」


と言って立ち去ってしまった。


「綺麗な人だったなあ…」


「こらまた陽太くん!」


「悪い悪い…ってどうしたんだ霧子さん?そんな怖い顔して」


「え、あ、ごめんなさい…後で話すわ、授業に行きましょう」


2人は首を傾げながら午後の授業へ向かった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


(…迂闊だった…あそこは転ぶべきだったわ。まあ、こんな些細なことで気づくとは思わないけど…あぁもうなんてたってこんな目に…はぁ…中学はうまくやれたのよ。きっと高校でも大丈夫!…はぁ。気分が重いわ…こんな日は街にでも出て久しぶりに遊びましょう)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


6時間目の終わりを告げるチャイムが鳴った。


「で、何を考えてたの?霧子」


「えぇ、奈美には前にも言ったけど一度神憑変化を行った私たちの体は、常人なら敵わないほど強度も身体能力も上がっているわ」


「そうなのか!そりゃいいな、弓がひきやすそうだ」


「で、ここからが本題なのよ。神憑変化をして強化されてる奈美の体が普通の人にぶつかったらどうなる?」


「…あわわ、もしかして私大変なことを!」


「今度から気をつけなさい。そう、きっと怪我ぐらいはさせてしまうわ」


「俺たちは日常生活に気をつけないといけないわけか」


「それは本題じゃないの。気になるのはあの女の子」


「たしか…5組の天海さんだったかな、うん、天海愛羅さん、名前も綺麗だ」


「…怪我するどころか尻餅すらついてなかった」


「その通りよ、奈美」


「あ、あの人がまさか何か魔物だとでも言うのか!?」


「可能性、と言うだけの話よ。逆に生身であれならご協力を願いたいわけだし」


「そうね…イレズマ様はもう別の人を選んだりしてないの?」


「あぁ、ごめん、もう1人候補が現れたわ。天海さんの調査と、この…7組の原墨くんのスカウト、わたしは原墨くんに会いに行ってくるから、奈美と陽太くんで天海さんを見張っててくれる?」


「すまん、今日は部活だ」


「大丈夫大丈夫!いざとなれば変化するし、1人でやってみるよ!」


「…そう。くれぐれも無理はしないでね」


「お互いにね」


「2人とも十分気をつけて」


「それでは今日は解散」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


とあるビルの路地裏


「ぐっ…」


「ガハッ…、なんなんだよ…なんなんだよおまえはぁぁぁ!」


1人の少女の足元に5.6人の男がボロボロに鳴って横たわっている。


「あぁ…いい、やっぱりたまにこうやって遊ばないとなあ…ん?まだ口がきけたのか…悪い子め」


「や、やめろゆるしてくれ、許してくれええええええええ!」


男の意識はそこで途絶えた。



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