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ほむねこの詩

灰色の恋唄

作者: ほむねこ

ずっと前から 空想に描いてた 青と春に彩られた 非日常の恋の歌

誰かを好きに なると世界が変わる そんな日を夢見る 恋に恋する歌を


子供の頃に 両親に聞いた 2人の馴れ初めと 深く根を張った愛を

いつか誰かと そうやって恋する 自分の姿を 2人に重ねながら


ボクはまだ 恋を知らない 恋に恋して 見えない幻想に手を伸ばす

見つけた 心の形に 貼るラベル なんてあるわけなくて

ボクはまだ 見えない景色 追い求めていた 青い春風を


現実の恋の全てが 物語みたいに ハッピーエンドで 幕は降りない

一緒の時間の全てが 胸を弾ませる ロマンティックに 出来てはいない



思春期の頃に 友達が言っていた 誰かの馴れ初めと 別れまでを

いつか誰との そんな未来を 重ねたくない そんな心を


ボクはもう 知ってしまった 現実の恋の 泥臭さ惨めさを

傷つく 可能性に 吐く弱音 をどこに捨てよう?

ボクはまだ 怯えながら 追い求めていた あの日の影を


現実の恋の全てが 誰かの語りみたいに 曖昧なまま 終わるものじゃない

一緒に過ごす時間を 少し鮮やかに 変えるくらい 出来るはずだろう?


臆病風に揺れる 灰色の恋詩は 現実に臆病な 自分に手向けて 

期待に揺れる 桜色の恋歌を 暖かい春の風と 君に手向けて


ずっと前から 空想に描いてた 青と春に彩られた 非日常の恋の歌

誰かを好きに なると世界が変わる そんな日を夢見る 恋に恋する歌は

今形になって キミに送るよ 青春色に彩った 桜色の恋詩

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