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日常怪談  作者: 学校の七不思議
第一章【トイレの花子さん編】
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第二談【敵か味方か】

第二談【敵か味方か】


トイレから出てきた近藤と花子を見て阿部は言葉を失なっていた。

そんな中最初に近藤が喋り出す。


近藤「俺がおかしくなってた時お前が塩かけたら意識を取り戻せたし俺ごと塩をトイレに入れたらなんとかなるんじゃないかと思ってやってみたらうまくいってよかったよ」

阿部「いやでもなんで花子さんがついてきてるんだよ」

近藤「塩で弱らした後トイレから出ようとしてたら花子さんが付いてくるから弱らしてるしいいかと思ってさ」


阿部は話を聞いて花子をより警戒する。

何が目的かは分からなかったからだ。


阿部「花子さん。何が目的ですか?」

花子さん「......あそぼ」

近藤「遊ぼう?」


予想外の返答に固まる2人。


近藤「とりあえず君はもう襲ってはこないの?」

花子さん「襲ったつもりはないの迷惑かけてごめんなさい。」


近藤と阿部は不思議がる


阿部「そんなこと言ってるけど亮介を呪って暴れさせたじゃないか」

花子さん「それはあなたたちが動画を撮ろうとするから恥ずかしくてつい」

近藤「恥ずかしがった勢いで呪うな!」

阿部「てかなんで階段に居たんだ?」

花子さん「遊んでただけだよ」


呪われておかしくなった近藤が階段を守るように動いていたのは花子の拒絶によるものだった。

階段の上には花子さんのトイレがある。

近藤は明るく花子さんに話しかける。


近藤「なぁ花子さん。俺たちどうせ暇だし明日の部活の時に遊ぼうぜ」

阿部「そうじゃなくて呪い解いてもらわないとだろ」


阿部が呆れたようにツッコミを入れる


花子さん「え?解き方なんて知らないけど、、、」


近藤と阿部はお互いを見ながら青ざめていく。


阿部&近藤「ええええええ!!??」

近藤「じゃあまた俺暴れ出すじゃん」

花子さん「それは多分大丈夫。完全に無くせなくても塩を常に持って入れば大丈夫だよ」

阿部「ならまだなんとかなるか」

近藤「あの、、、塩全部使っちゃいました」

阿部「使いすぎだろ!」


阿部は怒りながら理科室に走り出す。

その日は塩を持って帰った近藤だった。


【次の日】

登校中に2人で話してる阿部と近藤


近藤「昨日のことみんなに教える?」

阿部「バカ言うな本当のことだったんなら言ったらパニックになるだろ」

近藤「せっかくいいネタをゲットしたのにな~」


近藤が悔しがっていると学校に着いた。


阿部「そんなんいいから今日の部活で遊ぶこと考えとけよー」

近藤「わかってるって」


【放課後-パソコン室-】


近藤が部屋に入るとすでに阿部が来ていた。


近藤「あれ?お前早いな。花子さんは?」

阿部「いやいないんだよな、、、。」


2人が不思議がりながら昨日のトイレまで迎えにいこうとすると準備室のドアをすり抜けて花子さんが出てきた。


花子さん「2人とも遅いよ」

近藤&大夢「七不思議ってなんでもありだな」


2人がツッコミを入れた後3人でいろんな遊びを始めた。

パソコン室なのであまり運動系はできなかったが時間ギリギリまで遊んだ。


【17時30分-パソコン室-】

近藤「そろそろ帰らないとだな」

阿部「じゃあ花子さんバイバイ」

花子さん「もう終わりか、、、2人ともありがとうとっても楽しかった!」

近藤「いいってことよ!」


花子さんの体が薄くなっていく


阿部「花子さん!体が、、、」

花子さん「あれ?これ成仏するのかな?」

近藤「え?嘘?せっかく仲良くなったのに?」

花子さん「でもまあ成仏する前に楽しい思い出ができてよかったよ」

花子さん「ありがとうね2人とも」


二人は悲しみをなんとか堪えて笑顔で見送った。


近藤「逝っちゃったね」

阿部「七不思議、、、本当に不思議なやつだった」

近藤「花子さんは生きてるうちにやりたかったことをしたから成仏したのかな」

阿部「じゃあ他の七不思議も同じような境遇の奴が多いのかもな」


二人の意思は決まっていた


近藤&阿部「悔いを無くして成仏させてやりたいな、、、」


二人はセリフが被ったことを笑い合って帰っていく。

明日近藤の体にとある変化が起きるとも知らずに、、、。


第二話【敵か味方か】-完-

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