表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常怪談  作者: 学校の七不思議
第三章【音楽室のピアノ編】
16/31

第十四談【情報集め】

第十四談【情報集め】


土日の休みが終わり月曜日。

三人はパソコン室で次なる怪異の情報をパソコンで調べていた。


【放課後-パソコン室-】


近藤「...なんか情報集まった?」

井上「やっぱり音が聞こえるとかばっかだね」

阿部「襲われたとかは無いな」


三人が調べていた新たな怪異は「誰もいない音楽室で鳴るピアノ」。


近藤「音の鳴る理由がまとめられてる記事があるな。」


近藤の言葉に二人が近藤のパソコンを見る。

画面には「夢を半ばに亡くなった音楽教師の霊が弾いている」。

「迷い込んだ野良猫が弾いている」。

「天井から滴る血が鍵盤を叩いていた」。

とまとめられていた。


阿部「夢を半ばに亡くなった音楽教師の霊......」

井上「これが一番怪しいね」

近藤「よし!じゃあ今日の夜にでも行ってみるか!」

阿部「でも俺たち昨日遊んだせいで筋肉痛だぜ?」

近藤「たしかに...」


三人で話し合った結果。水曜日に決行。

それまで情報を集めることになった。


【火曜日】

【昼休み-三年一組-】


近藤と阿部が二人で誰かに聞いて情報を集めようと考えていた。


近藤「誰なら知ってそうかな?」

阿部「やっぱ音楽の先生とか?」

近藤「でもあの先生最近入ってきたばかりだし知らないんじゃ無いか?」

阿部「確かにな、、、。でもまあ一応聞いてみよう。」


二人は音楽室に向かうことになった。


【昼休み-音楽室-】


音楽室には次の授業の準備をしている先生がいた。

音楽室に入った二人は先生に声をかける。


近藤「鈴木先生!少しお時間ありますかー?」

鈴木先生「いいけど、、、。どうしたの?」

阿部「実は俺たち七不思議のこと調べてて。音楽室で誰もいないのに鳴るピアノの事って何か知りませんか?」


鈴木先生が笑顔で答える。


鈴木先生「青春してるね!でもごめんなさい。何も知らないわ。あ、でも。」


鈴木先生が何か思い出したかのように答える。


鈴木先生「前にいた学校でそんな噂を聞いた事があるわ。」

阿部「そうですか。ありがとうございます!」


二人が音楽室を出てから話し合う。


近藤「そういえば、考えてなかったけど別の学校の事はどうする?」

阿部「俺たちはとりあえずこの学校の怪異たちの成仏に専念しよう。他の所は無理だ。」

近藤「そうだな。」


二人が話し合いながら教室に戻っていく。


【昼休み-三年二組-】


井上は真剣な顔で一人で考えていた。


井上(心の中)「どうやって情報を集めようかな...。」


そこに誰かが話しかけに来た。


???「奈緒ちゃん。何か悩み事?」

井上「翼!」


それは同じパソコン部だが幽霊部員の「坂本翼」だった。


井上「実は学校の七不思議について調べてて。」

坂本「楽しそうなことしてるね!」

井上「誰もいない音楽室から聞こえるピアノについて何か知らない?」


坂本は考えてから答えた。


坂本「確かそれって「ベートーヴェン」が弾いてるって聞いたことあるよ」

井上「ベートーヴェンが?」

坂本「どこで聞いたか忘れちゃったけど。」

井上(心の中)「もし本当にベートーヴェンなら襲ってこないかも、、、」


井上がまた考え込み始める。


坂本「ねぇ。七不思議調べてるのって一人でやってるの?」

井上「いや、部活のメンバーでやってるよ」

坂本「おもしろそうだし私もやって良い?」


坂本の急な発言に井上は悩んだ。


井上(心の中)「でももしかしたら巻き込んじゃうことになるんじゃ、、、」

坂本「駄目かな?」

井上「リーダーに聞いてみる!」

坂本「わかった!期待しとくね!」


坂本が井上の席を離れる。


井上「問題が増えたような気がする、、、。」


少しずつ怪異の情報を集める三人なのであった。


第十四談【情報集め】-完-

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ