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日常怪談  作者: 学校の七不思議
第二章【走る人体模型編】
15/31

番外編【三人の日曜日】

『第十三談【試行錯誤】までを見てから見ることをお勧めします。』


【近藤達が人体模型を成仏させた日から2日後。】


【-近藤家-】


近藤「7月でこの暑さって8月やばいだろ」


近藤は自分の部屋で暑さに苦しんでいた。


近藤「これは、、、あそこに行くしか!」


近藤が阿部と井上をラインで呼び出した。


【駅】

近藤が二人を待っていると二人が一緒に来た。


近藤「お!来た来た!」

阿部「さてと!行きますか!」

井上「夏休み入ってからでも良いと思うけどな~」


三人が電車に乗りあるところに向かった。

プールだ。

三人共暑いからと言う理由と日曜に予定がなかったから遊ぶことになった。


【電車内】

近藤「急だったのに来てくれてありがとうな!」

阿部「まぁ急なのはいつものことだし」

井上「楽しそうだし別にいいよ!」


三人がプールに着く。


男子と女子でプールの用意のために別れる。

近藤と阿部が着替えてシャワーを浴びながら話していた。


近藤「男子二人女子一人っなんかちょっと気まずくならないかな?」

阿部「まぁ奈緒は幼馴染だし俺は大丈夫だけど。亮介ーまさか奈緒のこと、、、」

近藤「違うって!俺は井上に好意とかないから!」


近藤が弁解してそれを阿部がニヤニヤしながら見る。


近藤「良いから早く行くぞ!」


近藤は恥ずかしさのあまりすり抜けでドアを通って行く。


阿部「お前何してんだ!」


阿部が注意すると近藤が冷静になる。


近藤「やべ!やっちまった!」

阿部「人が見てなくてよかった。そんな無意識に使えるレベルまで練習してたのか?」

近藤「早く行きたくてつい出ただけだよ」


二人が話していると流れるプールの前に着いた。

ここで井上と合流する流れになっている。


井上「二人早いねー!」


井上が遅れてやってくる。


近藤「全員集まったし、、、泳ぐか!」

阿部「おう!」

井上「遊び倒すぞー!」


三人が流れるプールに入って泳ぎ始める。

少し流れるプールで遊んだあと25mの普通のプールに行くことになった。

そこで近藤はあることを提案する。


近藤「泳ぎの速さで勝負しようぜ」

井上「いいけど。何か罰ゲーム付けようよ!」

阿部「最下位は全員にジュース奢りとか?」

近藤「それで行こう。じゃあ構えろ!」


25mプールで競争することになった。

右から近藤、阿部、井上で並ぶ。


近藤「スタート!」


近藤がスタートの合図を送ると三人は泳ぎ始めた。


近藤(心の中)「俺泳ぎは昔から得意なんだよな」

井上(心の中)「私、泳ぎは普通ぐらいにできるんだよね。だけど悟は苦手だから最下位は悟かな」

阿部(心の中)「やばい。二人から離れて行ってる。こうなったら!」


阿部が下までまで潜り能力を発動する。

床を蹴って推進力を作り出した。

横で泳いでいた近藤が勢いで飛ばされる


近藤「うわぁぁ!!それありかよ!」


結果は1位阿部。2位井上。3位近藤という順番になった。


近藤「能力使うのは考えてなかった。俺も使って妨害すれば良かった、、、。」


悔しがりながら二人にジュースを奢る近藤。


井上「能力の使用って普通に禁止じゃない?笑」

阿部「勝てれば良いんだよ」


二人が近藤に聞こえない声量で話す。


近藤「よし!悟には能力を使った罰ゲームでウォータースライダーに行ってきてもらおう!」

井上「普通に楽しそうだけど、、、。」

阿部「俺能力で速いの慣れてるし笑」

近藤「そうだったぁ、、、!」


近藤がまたもや悔しそうにしている。


井上「もっかい泳ごうよ!」

阿部「そうだな!」

近藤「次は負けねえ!」


三人はプールを閉園時間まで楽しんだ。


【電車内】


近藤は疲れて眠っていた。


阿部「こいつめちゃくちゃ泳いでたもんな」

井上「阿部は疲れてないの?」

阿部「前までなら疲れて寝てただろうけど。訓練のおかげで体力ついたかな?奈緒は眠くないのか?」

井上「私は途中で休憩挟んでたから!」

阿部「そうか。」


二人が少しの沈黙の後阿部が話し出す。


阿部「なんというか、、、日常で能力を使うのが少し出来るぐらいには成長出来たんだなぁ、、。」

井上「二人とも訓練してたしね。亮介がジュース溢しそうになって能力で引き寄せた時びっくりしたよ」

阿部「こいつは能力に慣れすぎだな笑」


二人が笑いながら話す。


阿部「なぁ奈緒。今って奈緒だけ能力無いじゃん?」

井上「そうだね。」

阿部「前に俺が力を受け取った時。奈緒が代わりにしても良かったって言ってたじゃん」

井上「うん。」

阿部「ごめん。なんというか。俺のせいで奈緒に能力ない様なものだし。」

井上「何言ってんの!私走るの苦手だし訓練とかもめんどくさいし要らないって!」


井上が笑顔で返した。


井上「みんな、怪異と会うたびに能力を得てるんだし。私も貰えるかもじゃん!」


井上が明るく返した後阿部が話す。


阿部「さっきあんなこと言ったけど正直。俺は奈緒に危険な真似はさせたくない」

井上「なんで?」


阿部が質問をされて考えてから呟いた。


阿部「...なんでだろ?」

井上「なにそれ笑」


井上は笑っていた。

井上は心の中で阿部に大事にされていることに喜んでいた。


-完-

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