表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

言の葉(短編小説)「動物所」

作者: 柚木紗奈

そこは、どこにでもある小さな使われていない小屋


実はそこは人には見えないものが住んでいる


「おーい。三丁目のみるくくんの所いった?」


「まだなんですー課長頼めません?」


「俺も手一杯で……」


そんな声が毎日聞こえていると知ってました?


ここは、動物所東京支所


ここでは、あなたのペットにも大切なことをしてくれています。

少し覗いて見ましょう


「取材?邪魔邪魔!」


(おっと!すみません)


怒られてしまいました。


ここは、全国のペットたちの役所にあたります。


犬も人間と同じく定年制度があります。

定年生活になられた方に、役所のペット役員が、年金として、偶数月に、それぞれのペットに缶詰を渡しに行きます。1匹につき5つ。

この制度は、生まれた時点で、どこの家や場所で生活しているかが役所に記録されます。


だから、誰1匹孤独にならない。

それがペット役員!


今日も、誰かのために走ります!


「ごめんくださーい!動物所東京支所です!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ