第七回 出張ZON-TV
有利「画面の上にこの放送は5ヶ月間放送していませんって出でいるんですが…。青木P知ってます?」
青木「えっ!そうなの!初めて知ったわぁ!」
根賀「自分の番組が放送されているか知らないとか本当にプロデューサーですかね?」
青木「だってこれZON-TVで放送してないじゃん!東京M&Xでしょう!あっちに聞けよ」
根賀「そう言って責任擦り付けるのは大人として情けないですよ」
会長「あっ、ごめん。それ俺が差し止めてたわ」
青木「カイチョー!」
ということで放送再開です。
車のクラクションが入ったポップな曲が始まり、番組がスタートする。
ふかわ「こんばんわ。ふかわりゅうです」
小橋「小橋美穂です」
ふかわ「五里霧中!木曜日、本日のコメンテーターをご紹介します」
小橋「作家の岩井麻子さんと渦潮社、出版部部長の中瀬ユリさんです」
岩井・中瀬「よろしくお願いしまーす!」
ふかわりゅうは元芸人、小橋美穂はアナウンサーだ。ふかわがMC、小橋がアシスタントをしている。岩井麻子はヒョウのコスプレをしている女性で、中瀬ユリはロシアのマトリョーシカのような見た目の女性である。ふかわは早速麻子の姿に飛び付く。
ふかわ「さぁて、岩井さんこちらの状態は?」
岩井「こちらの状態は、令和二年初ヒョウですよ~。見始めですぅ~」
ふかわ「初ヒョウって!初霜したいな言い方!」
岩井「そうですよ皆さん!初ヒョウですよ~!初ヒョウが東京M&Xに舞い降りましたよ~」
ふかわ「とってもキレイですね~。と言うことで一時間お願いしますね~。更に!本日はなんと、あのライバル視すらしていないけど勝手にライバルにされているZON-TVから、こちらのゲストがやって来ました!あっ、もう画面の内にいましたね!この方達です!」
カメラが切り替わり、二人の男を映し出す。
小橋「ZON-TVのZショッピングで、販売員をされている有利泰蔵さんと根賀貴司さんです」
有利・根賀「よろしくお願いしまーす!」
ふかわ「よろしくお願いしますね!本日は、キー局のオリンピックを共同で放送するということに対抗し、オリンピック期間中に東京M&XとZON-TVが手を掴んで番組をお届けする為のテスト放送なんですよね」
小橋「はい。なので本日キャストを交換しています。ZON-TVの方には、金曜日MCの原田さんが出演しています。ぜひ、ご覧下さい」
ふかわ「ご覧にならないで下さいね~!」
ふかわが笑顔で画面に向かって手を降る。
ふかわ「さて、木曜日の異国特派員は、こちらの男です」
ジョーンズ「こんばんは。異国特派員のジョーンズです。宜しくお願いします。さぁ、木曜コーナーはこちらの二つ。前半は、本日のゲストが出演しているZON-TV。そのテレビ局の基礎知識を勉強します。そして後半は、日本語アップデート。本日は、ことわざの『鬼に金棒』と『どんぐりの背比べ』を視聴者の皆さんと共にアップデートします。最後までお付き合い下さい」
ジョーンズの下にテロップが出る。
『異国特派員
ジョーンズ・シュガー
1980年生 アメリカ人
とにかくマッスルマッスル
最近 聴診器に手を出した』
ピンポーン!
ふかわ「さぁ、生投票!今日のテーマは何でしょうか?」
小橋「香川県の県議会では、スマートフォンやゲームの時間を制限する条約を四月中にも成立し、五月から実施する予定だと明らかにしました。その内容は、十八歳未満の子供がゲームで遊べる時間は、平日は六十分、休日は九十分までにする。スマートフォンを使える時間は、小中学生は午後九時まで、高校生は午後十時までにする。保護者は、子供がスマートフォンやゲームをどのくらいしているのかを把握する。
───といった目安を元に、各家庭でルールを作って貰うというものです。条約を破っても罰はありません。ただ、『スマートフォンは勉強にも使用する』や『ゲームを悪者にするな!』といった批判が上がっています。そこで、今日のテーマはこちら。あなたは "ハマったゲーム "はありますか?
① ある
② ない 」
ふかわ「東京M&Xでご覧の方は、リモコンでも投票することができます。さぁ~、麻子さんいかがでしょうか?」
岩井「私自身はねぇ、あの~、ゲームはあんまりしないんだけどねぇ。ユリちゃんのいる渦潮社、楠木君という、あの~、編集者がいて、岡山県民でもないのに、私に『ヤギといいことできるムフフなゲームを見つけたんですよ~』って教えてくれたんですよ」
アハハハとスタジオ中爆笑。
岩井「でね、岡山県民でもないくせに、実際にヤギとヤりに行ってるんですよ~」
中瀬「実名を出すなって~!」
ユリが麻子にバシッと一撃を食らわす。その間スタッフの爆笑は止まらない。
岩井「それでね~。『早く海の生物や鳥とムフフなことができるゲームアプリ見つからないかな~』って言ってるんですよ。アプリでヤった後、実際に本物とヤって、陸・海・空を征してやるってね」
ふかわ「勇士ですね~」
岩井「勇士ですよ~。それでね、そのヤギとヤれるアプリをインストールしてスマホに入れたんですけどね、まだやってないんですよ~。見つけたかな~楠木君?」
ふかわ「どうでしょうかね~?」
中瀬「奥さんからすると、夫のヤり友がヤギとか鳥とかに。複雑なねぇ~」
ふかわ「そうですね~。さぁ、中瀬さんいかがでしょうか?」
中瀬「私ね~、この前、四ッ谷の辺りを歩いていたら…、あの~、カラスが四羽電線に留まってて、スゴイ目でこっちを見てくるんてすよ。怖いな~と思ってて通りすがろうとしたら、前を歩いていた馬を擬人化したキャラクターが描かれた服を着た人がそのカラスのいる前を通過したとたん、その中の一羽がグワァ~と低空を飛んで来てその人の頭をガシッとやっていったんですよ。私が怖~って小さくなっていたら、二羽目もまた同じようにガシッとやって、それを三羽目、四羽目もやってまたジーと見てくるんですよ~」
岩井「怖~」
ヒョウは驚愕している。
中瀬「私は考えまして、あの~、ゲームで、え~と…、モンスターをハントするゲームがあると思うんですけど…、それをしていたカラスじゃないかと思って。四羽で共闘してて頭の部位を破壊していたのかなぁ~と。でもね、私は一切狙われなかったんですよ~」
ふかわ「も~、人間のハンターを越えるエピソードですねぇ!カラスにとって中瀬さんは眼中に無かったようですね」
中瀬「それ言われちゃうとちょっとね~。私だって部位はあるぞって」
ふかわ「それでは…、あれ?ゲストは帰りましたか?あっ!いました!画面からよく消えますからね!有利さんはいかがでしょうか?」
普通では四人しか出演していない番組に、今日は六人も出演している。その為、有利と根賀は追加で持ってきたテーブルに座っている。なので、通常の放送の位置でカメラを回すと画面外に出てしまうのだ。
有利「そうですね~。私はスマホの中にアプリゲームが十個以上インストールされていますよ。あっ!ちょうど今スタミナが回復しましたねぇ。通知が来ました」
そう言うとスマホの画面を見せる。
ふかわ「ちょっと!何取り出してプレイしようとしているんですか!ちなみにですが、エロゲですか?」
有利「いえ、でも可愛いモン娘を育成するゲームですね!」
ふかわ「放送中はプレイしないで充電してて下さい!」
岩井「有利さん、それはあれなの?猫型の娘さんもいるのかしら?」
有利「はい!いますよ~。ちなみに鳥の子とか魚の子もいますね~。こんな感じです!」
ふかわ「見せなくていいですって!」
岩井「あら可愛いじゃないの!有利さんの方が勇士なんじゃないの~?」
ふかわ「近くに勇士がいましたね~!征してますね~」
アハハと根賀以外の一同。
岩井「ということはねぇ、もし実写ドラマ化をやるんだったら私の出番ということでしょ~。よろしくお願いしますねぇ」
ふかわ「いや~、それはかなり人を選ぶ人選ですねぇ!」
有利「ふかわさんだったら誰にやってほしいですか?」
ふかわ「私?そりゃ~もちろん…言わないでおきま~す。根賀さんはどうですか?」
根賀「僕はゲームはあまりやりませんよ。引っ張ってストライクショットするやつと、サーヴァントで戦うやつ位ですかね」
ふかわ「ジョーンズは何かありますか?」
根賀「聞いといてスルーは無いんじゃないですか」
ジョーンズ「そうですね。私って、AVをよく見るじゃないですか~。ふかわさんも見るでしょ?」
スタッフ一同爆笑。
ふかわ「え~…。当たり前でしょ!何言ってるの!それで?」
ジョーンズ「今度エロゲーでもやってみようかな~って考えています」
ふかわ「ジョーンズ!やっぱりねぇ、ブレス師匠には一歩劣ってる!」
ジョーンズ「一歩劣ります?ちなみに内容ですけど、医者になって患者として来た女性を観察しまくるやつを考えてますね~」
ふかわ「ブレス師匠ならもっと深い所までぶっ込んでくるよ!例えばさぁ、ラグビー日本代表の体はマッチョだけど、女性やブレス師匠は全部好きだと思う?」
ジョーンズ「好きなんじゃないんですか?」
ふかわ「そういう所だよ!これだからフーチューブの登録人数とか番組出演で負けるの!」
ちなみにブレス師匠とは、水曜日の異国特派員のロシア人の男性である。モデルやっているのでかなりの美男子だ。フーチューブでは七万人の差があり、キー局の番組にも呼ばれている。
ジョーンズ「え?そうなんですか?私タレントとしてヤバイですよね…」
ふかわ「はい!今の発言で出演番組が減りま~す!さぁ、貴方はいかがでしょうか?」
小橋「はい。あなたのゲームにまつわる話について、ファックス、メール、トゥウィッターでお寄せ下さい。あなたのご意見お待ちしてま~す」
ここでナレーションが入る。
『生投票は、リモコンのdボタンや番組ホームページからご参加頂けます。メッセージが採用された方には、番組ステッカーをプレゼント。ステッカーには、読まれた曜日それぞれの応募シール付き。各曜日一枚ずつでオリジナルパンティ。各曜日四枚ずつで番組特製オリジナル電気マッサージを差し上げます。あなたからのおたより、お待ちしております』
様々な番組のCMが流れる。
ふかわ「夕刊ベストテン!まずは第10位。東京都民スポーツ新聞、生涯近畿宣言」
『第10位 牛乳男子 生涯近畿宣言』
小橋「年末N-1グランプリを征したお笑いコンビ『牛乳男子』の今後に注目が集まっています。というのも、先日東京進出せずに『近畿地方で漫才を精進していく』と宣言したため。事実上の近畿残留宣言は、近畿のローカル局では喜びの声が。東京に行かれる可能性があると、降板するリスクがあるのでレギュラー番組のオファーは出しにくいが、近畿に残るなら話は違う。4月の改編でレギュラー番組が急増するのは間違いないと近畿のローカル局関係者は期待を込めて解説しています」
ふかわ「はい。中瀬さん、この記事いかがでしょうか?」
編集者である中瀬に振る。中瀬の下に説明のテロップが出る。
『渦潮社出版部部長 中瀬ユリ
1964年生 和歌山県出身
渦潮社を代表する名物編集者
圧倒的パワーワードとチュニックの着こなしで番組を制する』
中瀬「確かにN-1で優勝したら東京に行くっていうイメージもあったと思うんですけど。ただ、あの~…かつてはね10年前、20年前とかその位の時とか分かりませんけど、その時なんかすごい東京と大阪の距離が近いっていうか。あの~…行こうと思えば二時間半あれば行けるし、あの~…例えば、大阪に居ながら東京の番組に出ることもね。まぁ~逆もね出来るんでそんなに別に近畿だけに留まるってことでも無いですよね。大阪を中心にね、拠点にするってことで。作家さんでもそうで、昔の作家さんでも新人賞取ったらね、九州の方に住んでたんだけど東京の方に出ていくっていう、本当に筆一本持って出てくる方もいたんですけどね。今の作家さん達は割と故郷にそのまま住んで活躍されているので。なんかもう東京に行ってないと活躍できない訳では無いから、逆に地方で『近畿宣言』することでねぇ~、地方のテレビ局から大切にされるだろうから。一つの考え方だと思いますけどね」
中瀬が編集者らしく力説する。
ふかわ「関東以外の方が東京進出する感覚って、この~、関東の人間からすると余り分からなかったりするんですが…。西日本からするとどうなんですか?皆さんからすると応援モードになるんですか?」
中瀬「私達は、就職の時だったじゃないですか。美穂ちゃんもそうだと思うんですけど…」
小橋「はい。そうですね」
中瀬の発言に頷く小橋。
中瀬「就職で出版社ってやっぱり東京が一番なんですよね~。多いのが。他の所にもチョイチョイ在るんですが9割以上東京に在るので、どうしても会社に入るために東京に出てきて、出版社に入るために来た訳なんですが…。美穂ちゃんもそうでしょ?」
近畿から東京に上京してきた小橋に話を振る。
小橋「そうなんですよ~。あの~、在阪の局の内定も頂いていたんですが…。どうしてもオリンピックに行きたくて。オリンピックってキー局のアナウンサーしか行けないんですよね。それで、内定を辞退させて頂いたんですけど…。フリーになったいっぱいオファーが来るかなぁと思ったら一つも来ないんですよね。なので、ラジオとかで『そやな~』とか言って関西弁を小出しにして関西出身ですよアピールしてます」
オファーの来ない小橋がぶっちゃけたことに笑うスタッフ陣。この辺りはZON-TVと変わらない。
ふかわ「そうですね。そのうち来るかもしれないですね。有利さんいかがでしょうか?」
有利にもテロップが出る。
『Zショッピング販売員 有利泰蔵
1975年生 埼玉県出身
ZON-TVの救世主の一人
最近 プロデューサーから飲みに誘われる事が増えた』
有利「そうですね。私も東京には住んでいなくて埼玉から来ているんですよ。やっぱり家賃も高いし、生活するための準備も一からしなければいけなくなるでしょ。それだったら通勤した方が得かなと思いましてね。まぁ、でもそれぞれが生活しやすいのが一番じゃないですか?ふかわさんは自由が丘が生活しやすいから住んでいるわけでしょ?」
とても真面目なコメントをする有利。もっと変なコメントをすると思っていたスタッフ陣は残念そうな顔をしているが、一番驚いているのは根賀だ。真面目なコメントが口から飛び出てくるとは微塵も思わなかったからである。
ふかわ「そうですね~って!私の個人情報はいらないですよ!ありがとうございました。それでは第9位」
『第9位 カンチョー!!』
ふかわ「第9位。スリーケースポーツ、カンチョー」
小橋「悪ガキのイタズラの大定番『カンチョー』。記事によるとこのイタズラをしているのは、日本とお隣の韓国だけだそう。ちなみにアメリカやヨーロッパの人々にカンチョーを喰らわせると、間違いなく超冷たく一瞥された後、バッサリ縁を切られることになると記事は指摘。『カンチョー』というイタズラは、東アジアの狭い地域でのみ通用する超ローカルな悪ふざけだということをお忘れなくと警鐘を鳴らしています」
ふかわ「はい。岩井さんいかがでしょうか?」
岩井の下にもテロップが出る。
『作家 岩井麻子
1965年生 岡山県出身
「でっけえ、きょーてえ」で山田五週回賞受賞
近頃は女優としての活躍も!
特にヒョウ役としては並ぶ者がいない程凄い』
岩井「いや~。それは知らなかったわねぇ。ジョーンズはアメリカ人だけど…、私とかユリちゃんがカンチョーしても何も思わないわよねぇ?」
ジョーンズ「いや…、まぁ、何も思わないことは無いですけど…。別に縁を切ることはないですね」
岩井「ふかわさんだったらどうなのよ?」
ふかわ「何だジョーンズ。やって欲しいの?」
ジョーンズに集中砲火していく。
ジョーンズ「厳しいですよ~、ふかわさん…。う~ん、小橋さんならいいですね!」
ふかわ「あぁ!また問題発言しちゃった!あぁ~、また視聴者から集中砲火だぁ~。もちろん俺でも大丈夫だよね?」
ジョーンズ「厳しいだけ言っておきます」
ふかわ「断るならちゃんと断るんだよ!こういう事が好きな人達が喜んじゃうでしょ!それでは、根賀さんいかがでしょうか?」
根賀のテロップがようやく出る。
『Zショッピング販売員 根賀貴司
2000年生 千葉県出身
ZON-TVの救世主の一人
最近 常識って何だろうと考えることが増えた』
根賀「子供ならともかく大の大人がしてきたら直ぐに縁を切りますよ」
ふかわ「はい。ありがとうございました。それでは第8位」
根賀「あの貧乏放送局と同じ真似するのだけは止めて貰えませんかね?僕、仮にもゲストですよ?」
根賀の発言は効果音で書き消される。
『第8位 お父さんにズキュン』
ふかわ「第8位。都会スポーツ新聞、お父さんにズキュン」
小橋「作家岡口滝さん連載コラムの中で、子供の扱いに上手いお父さんに心がズキュンしちゃうと暴露しています。岡口さんにとっての最高の組み合わせは、イケメンなお父さんと小学校一年生位までの可愛い男の子。電車内でお父さんが『木曜どうでしょうのプロデューサーだ~れだ?』というクイズを出題。頑張って考える男の子。こんな場面を目撃してしまったら、私の胸がキュンキュンして目が離せないと豪語。もちろん男の子も可愛いが、それよりお父さんから目が離せない。一目で恋に落ちた気分になると語っています」
ふかわ「はい。中瀬さんこの記事いかがでしょうか?」
ベストな答えを語れそうな中瀬から振っていくふかわ。この番組を長くやっているだけはある。
中瀬「いや確かに、こういうお父さんを見たらねぇ。うわぁ~本当にいいお父さんだねって思うんですけど…。その~岡口さんみたいにズキュンにはならないんですよ。それは、お父さんとして誰かのお父さんだし、誰かの主人な訳で。綺麗な家族として素敵っていうことと、女としてキュンと来るのはちょっと離れていてね。それより私なんかは、全く別にどうでもいいと思っていたオスが突然『僕、独身なんですよ』って言ってきた時にキュンとなって。やっぱり一人って言う方が一人のメスにとってはキュンとなる言葉で。やっぱり家族は家族でそこには入れないって。壁がありますよね。素敵だとは思うけどね…。」
ふかわ「仰るようにこの方が言っている恋に落ちる気分になるっていうのは、何か私の中で引っ掛かっているのがありまして…」
ふかわは、恋に落ちる気分になるという表現に引っ掛かりを覚え深掘りしていく。
中瀬「だから、素敵ってことが言いたいのだろうけど…。その恋に落ちる部分と素敵っていう部分が私には離れているので。岡口さんとは反応が違うのですけれどもね」
岡口さんは、素敵と思う部分と恋に落ちると思う部分が近いから記事のような反応をするのだろうと中瀬は解説する。ちなみに私も中瀬と同じように離れていると思う。
ふかわ「岩井さんいかがでしょうか?」
岩井「あのですね。全員を決めつけている訳では無いですけれども…。そういう傾向が確かに存在するのかなっていうのがね。女の子ってね、スケバンみたいな悪女でも、遊んでいる感じの女の子でも『そうは見えてもいい奥さんになりそうだよね』とか『そうは見えてもいいお母さんになりそうだよね』って言われると嬉しがったりいい笑顔を見せちゃったりするんだけどねぇ。男の子は、どんなに真面目そうでジミーな男の子でも『いいお父さんになりそうだよね』って言うと『え~』みたいな反応で。男の子って心の中で『悪そうに見えるね』って言われたいんですよぉ。『あなたって悪い男ね』って言われたい所があって、なんか『いいお父さんになりそうだよね』って言葉を誉め言葉として受け取って貰えないんですよね~。男の子は特に。だから、『いいお父さんになりそうね』って言うと嫌そうに『え~』ってしがちですよ」
男の子には、『いいお父さんになりそう』という言葉が誉め言葉として伝わりにくいと話す。ちなみに私は誉め言葉として有り難く受け取れる。まぁ、人それぞれではあるのは当たり前だ。
ふかわ「一方ね、ジョーンズ。なんか居酒屋とかでね~。女の子とかに子供の写真を見せてね『キャーキャー』言われているお父さんとか存在してそうですけどね?」
ジョーンズ「いますね。メチャクチャいますよ!何なら私の周りにメッチャいますよ!まぁ、いいパパアピールして女の子にモテようとしているのかなって人が一番多い感じですが…。ただ、お父さんに限らず子供の扱いが上手な男性ってモテるっていうイメージをボクは持っていまして…」
ふかわ「赤ちゃんのあやし方とかね?」
ジョーンズ「そうです。ボクの周りで全然モテない男性で子供の扱いがとても上手な人がいて、その周りに女の子がいたんですね。で、子供と遊び始めてからその男に対しての対応が変わった女の子がいたんですよ~」
ふかわ「ほう!見る目が変わった?!」
ジョーンズ「はい。それを見て『これか!』と思って」
スタジオ内が爆笑に包まれる。
ふかわ「見つけた?!」
ジョーンズ「そう!見つけたと思って!」
ふかわ「うん!それで?」
ジョーンズ「それでね。昔見つけた良いなと思った女の子が久しぶりにいて、友達で子供がいる奴らを皆集めて子供たちとメッチャ遊んでやりましたよ」
ジョーンズは、子供の扱いが上手に見えないようだ。
ふかわ「そういえばジョーンズ。前髪子供たちにメッチャ遊ばれたのか?グシャグシャだけど?」
ジョーンズ「え~と…。ちょっと失敗したなと思いましたね」
ふかわ「ちょっとどころでは無いかな~。それでは有利さんいかがでしょうか?」
有利「そうですね。私の高校の時なんですけれども…。授業で保育園に行ったんですよ」
ふかわ「あぁ~、小さい子供たちと交流を持つみたいな?」
有利「そうですそうです。そこでですね、子供の扱いが上手な人とそうじゃない人がいるわけですよ。私の同級生で子供の扱いが上手だった人は全員結婚していますね」
ふかわ「あぁ~…」
何かを察したふかわ。
有利「私は上手じゃ無かったんで見られていたんですね~」
再びの爆笑。
有利「なので、今度私も子供と上手に遊ぶ場面をを見せてからアタックすることにします!」
ふかわ「え~…、頑張って下さい!では、根賀さんいかがでしょうか?」
根賀「そうですね。大学で彼女持ちの人の全員が子供の扱いが上手という訳では無いと思いますけど」
ふかわ「やっぱり若いひとだと違うのでしょうかね?」
根賀「でしょうね。大抵は顔と金でしょう」
ふかわ「はい。ありがとうございました。それでは第7位」
『第7位 あぁ~』
ふかわ「第7位。日刊ゲンジツ あぁ~」
小橋「厚生労働省の統計によると、入浴中の心肺停止は年間19000件以上。12月から2月にかけ全体の半分である約9000件程が集中し、ヒートショックが主な原因とみられています。これに対し日刊ゲンジツでは対策法を提案。その一つとして推奨しているのが、湯船に入る際や上がる際に『あ~』とか『う~』とか魔王のようなうめき声を出すこと。これを風呂魔王法と呼び、風呂場で魔王になりきることが大切だそう。魔王のように大きな声を出すことは血圧上昇を緩和する作用があると記事は伝えています」
ふかわ「『あ~』には濁点が付かないですかね?『あ゛~』な気もしますが?岩井さん声出ますか?」
岩井「『あ゛~』って言いますか。あのですね、令和二年初のオナ…」
ヒョウがテレビ画面に向かってマイクを向ける仕草をする。そして耳に手を当て頷く。
ふかわ「ありがとうございます。視聴者の皆さんご協力ありがとうございます」
有利「ニィ~~ッコニコォォ!!」
ふかわが政治家のように視聴者に感謝をし、有利が叫ぶ。それを見たスタジオは爆笑の嵐が吹き荒れる。
ふかわ「何叫んでいるんでいるんですか!」
根賀「止めてくださいよ…。同じテレビ局の人間なんで、僕も同類だと思われるじゃないですか…」
岩井「聞こえたわよぉ。有利さんの声も私の中にちゃんと届きましたよぉ。私ねぇ最近達人になっちゃって。ウン十年以上やっているとねぇ、もう今は一切手も足も出さない動かさない状態で宇宙と一体化しちゃって。『ふぅ~、ふぅ~、あぁ!』で木星位までイっちゃうんですよぉ」
ふかわ「ほぉ~!木星!バトルカンタービレ、ジュピター!!」
根賀「○U○T○R×H○N○E○のパクリですか?」
笑いが止まらないスタッフ陣。
岩井「やっぱりねぇ。声出ますよ」
ふかわ「声出る?」
岩井「『はぁ~!』って出ます。『はぁ~!』って時に木星まで見えます」
有利「本当ですか!!凄いですね!私なんて地球から飛び出せないですよ!!」
根賀「飛び出せる方が異常ですよ」
スタジオで平泳ぎのような仕草をするヒョウ。それはまるで、宇宙で泳いでいるかのようだ。
ふかわ「アハハハ!えぇ~…」
岩井「木星にグーンとなるんですけど…。ここから真面目な話をしますね。私ねぇクレー射撃を嗜んでいるんですよ。あれってね、クレーを飛ばすんですが機械の場合とピューラーさんという人間が声を出してボタンを押して飛ばす場合があるんですよ。どちらにしても声を出さなきゃならないんですよ。構えて『はい!』って言ったときに的が飛ぶんですよね。その『はい!』を声に出して無いと引き金を引けないし的を狙えないんですよね。だから、声を出すってことは絶対必要で。声を出さないとクレー射撃できないと思いますよ」
ふかわ「あぁ。やっぱり気合いでしょうかね?バレーとかのスポーツでもありますし」
岩井「射撃でも木星にイっちゃいますよ。今度有利さんもご一緒にどうです?木星までイっちゃいましょ」
有利「え!良いんですか!私も木星までイきます!」
ふかわ「あ~!もう新型ロケットですねぇ!」
根賀「……地方局は下ネタ以外の笑いの取り方を知らないんですか?」
パワーワードと笑いが止まらない。
ふかわ「中瀬さん『あ゛~』って出せると親父の証みたいなこと聞きますけど……。どうなんでしょう?」
中瀬「私も一人で風呂に入る時にやっぱり『あ゛~』っていう声がいて~」
ふかわ・有利「オッサンですね!」
中瀬「『あっ!オッサンだ!』って思うことがあるんですけど。この記事見てヒートショック防いでいるなって。やっぱり無意識に自身を保護するために防御が働いているんだなって思って嬉しきなっちゃいました!」
ふかわ「えぇ」
中瀬「これからもガンガン『あ゛~』していきますよ!」
中瀬は何もしなくてもヒートショックしないだろうなと思うふかわ。
ふかわ「小橋さん何か声が出ますか?」
小橋「『気持ちいい~』っていっちゃいます」
ふかわ「『あ~』じゃないの?」
小橋「『あ~』じゃなくて『気持ちいい』っていう」
ふかわ「あはは。え?何て言うんですか?」
小橋「『気持ちいい!』です!」
ふかわ「はい!ご馳走さまでした!有利さん何かありますか?」
視聴者の喜びそうなおかずを提供するふかわ。流石である。
有利「そうですね。私も『あ~』も言いますけど…。『気持ち~!!』も言いますね」
ふかわ「こっちは気持ち悪いですぅ~」
岩井「有利さんに聞いておこうと思ったのだけれど、おっ、何~!!する時使うのは右かしら左かしら?」
有利「私ですか?まぁ、右ですね」
と言って右手をシェイクする。
岩井「同、ニィ~ではバックハンドは使わないのかしら?」
有利「バックハンドは使わないですね」
ふかわ「もう止めてくれ~!いや~、後が汚く汚しまくりましたねぇ!それでは…、根賀さんは何も言わないですね!それでは、第6位」
根賀「それ、無視し続けてるだけですよね?何言ってるんですか?」
『第6位 ユリちゃんの顔』
ふかわ「第6位 ユリちゃんの顔」
小橋「去年頃から当番組に頭の狂った感じのメールと共におかしなメールが混じり混むメールが急増するようになりました。その中の一つが、木曜コメンテーターの中瀬ユリさんの容姿に関すること。例えば、『中瀬さん、顔が小さくなりましたね。どっかで見たことあるなと思ったら、家に飾ってあるマトリョーシカにそっくりでした』や『中瀬さんマトリョーシカみたいですね!可愛い!』、『最近、親方が小さく見え、私の目がおかしくなったのかと思い眼科に行きました』とその顔について好意的な意見がどっさりと届き、スタッフどころか上層部も困惑しています」
ふかわ「いやぁ、土地狂いまくっている視聴者が多いですねぇ。それでも以前からチラホラではありましたが、最近急に増えて」
中瀬「いやぁ、カミングアウトというか、私の努力の結果を皆さんにお伝えしたいんですけれども。じゃん!」
写真の画像のフリップを出す中瀬。三年前と現在の中瀬の顔写真が並んでいる。
中瀬「え~と、なんか凶悪犯の顔写真みたくなっていますけど…。明らかに変わっているでしょ!」
ふかわ「そうですねぇ。大分違いますね!」
中瀬「これ実はねぇ!顔のマッサージをしているんですよ!サロンでやっているんです!50歳のメチャクチャ綺麗な女性がやっていて、この方なんですけれども…」
中瀬が行っているサロンの映像が流れる。
中瀬「この方50歳には見えないでしょ!この方にやってもらっているんです」
ジョーンズが女性に顔をマッサージしてもらっている映像が流れる。マッサージの為、ジョーンズの顔がとんでもないことになっており笑いが起こる。
中瀬「顔をマッサージして、耳とか骨の無い部分からたるみが生じてこう…、ほうれい線が出てきたりしてしまうんです。それで、頭頂部に余った肉をもっていくマッサージをやってもらっているんです」
ふかわ「それは通いですか?」
中瀬「はい。月に3、4回の頻度で通っていまして。1回で顔がパァーと明るくなって。今この写真なんですけど…。」
フリップの今の自分の写真を指差す。
中瀬「まだここから進化が残っているらしいんですよ!」
ふかわ「まだ進化するんですか!まるで魔王デスピエロみたいですね!ジョーンズ!どうよこの変わり方」
ジョーンズ「いやもう全然違いますね。僕もマッサージやらせて貰ったんですけど、マッサージって痛いイメージがあったんで怖かったんです。だけど、実際寝落ちしちゃう位優しいタッチなんですよねぇ」
中瀬「そう!もう寝ちゃう位優しいタッチで。全然痛くないですよ!『ガーガー』イビキかきながら寝て起きたらあれ終わっているみたいな感じになっているんです。私のスマホにこの指名手配犯のような顔写真がフォルダに大量に保存されていて。恥を忍んで公表したんですけれども」
ふかわ「ジョーンズとしてはね、前は前で魅力的でしたよね?」
共演が長いジョーンズに振っていく。
ジョーンズ「もちろん色んな顔のね、中瀬さんを見れるのでいいんですけれどもね」
ふかわ「グラデーションがね」
ジョーンズ「そう色んなグラデーションも見れるから」
ふかわ「どの瞬間も綺麗ですけれどもね」
ジョーンズ「どの瞬間も中瀬さんは中瀬さんですから!」
ふかわとジョーンズが中瀬を誉めまくる。
中瀬は笑いっぱなしだ。
ふかわ「小橋さんどうですか?」
小橋「凄いですね!」
ふかわ「小橋さんやっていますか?」
小橋「私小顔になりたくて、小顔電流針っていうのをやったことがあるんですけど…。顔に針を刺す小顔針っていうものが今流行っているんですけど、そこに更に電流を流すっていう」
ふかわ「ヒクイドリ倶楽かな部がやるやつじゃないんですか?すごい感じがしますが?」
ヒクイドリ倶楽部はおじさんのお笑いトリオで、鉄板ネタは熱々のお湯に『押すなよ!絶対に押すなよ!』の後に突き落とすというものだ。リアクション芸が面白く人気がある人たちである。
小橋「それも気持ち良かったんですけれども…。目の前でこんなに結果が出てらっしゃるのでサロンを教えて欲しいなって思います」
ふかわ「岩井さんご存じでしたか?」
岩井「ちょっとユリちゃん!私てっきりタカセクリニックかと思っちゃったわよ~。違うんかい!」
中瀬「そっちじゃなくてねぇ、はい。視聴者の一番気になっている体の方は、そのまま110をキープしてます。ご安心下さい」
ふかわ「有利さん何かありますか?」
何か言いたそうな有利に振る。
有利「そうですね。いやぁとっても効果あるんじゃないですか?しかしねぇ、私の周りにいるデブ専の人達だと多分前の方が好きって言うと思いますね」
ふかわ「有利さんはデブ専なんですか?」
有利「何でそんなにキラキラした目で聴くんです?」
ふかわ「あはは。そんなにキラキラしてました?」
有利「してましたよ~!まぁ私は…、少しポチャ位が好きなのでデブ専ではないですね」
ふかわ「はい!ありがとうございました。CMの後は、スペシャルコーナーをお届けします」
ZON-TVで流れるCMより真面目なものが流れる。CMが終わり、テンポの良い曲が流れコーナーが始まる。
ふかわ「はい。本日は追っかけベストテンをお休みしてこちらのコーナーをお送りします。それではジョーンズお願いします」
ジョーンズ「はい。本日は、今日ゲストコメンテーターとして登場しているお二人が、普段足を運んでいるテレビ局『ZON-TV』について深掘りしていきます。それではこちらをご覧ください」
ZON-TVを説明していきますよ的なVTRが流れコーナーが始まる。VTRの間にジョーンズの隣に大きなボードが運ばれており、ボードには虫食い状態の説明文が書かれている。
ジョーンズ「それでは、ZON-TVの基礎知識を皆さん当てていって下さいね」
ふかわ「何だこの急いで作りました感!半端ないぞ!」
スタッフが急いで作ったのだから間違ってはいない。
ジョーンズ「それはねしょうがないです。詳しい説明は、有利さんにしていただきます。根賀さんも解答してくださいね。それでは、上から順に見ていきます」
カメラがボードに寄る。
『① ZON-TVの多くの番組は○○○○視聴者に支えていただいている』
小橋「この○の部分に入る言葉をフリップに書いて下さいね」
シンキングタイムが終了し解答がオープンする。
ふかわ『職をお休み中の人たち』
岩井『童貞』
中瀬『地下芸人』
根賀『サクラ』
小橋「さぁ正解した方はいるんでしょうか?」
ジョーンズ「正解は『働いたことの無いニート等の』でした。それでは、有利さんお願いします」
有利「そうですね。青木プロデューサーから聴いたんですが、ほぼ全てがニートの人達か就職活動をしている方だそうです。で、そのどちらが多いのか聞いたところ、ニートが圧倒的に多いそうです」
ふかわ「あんまりこっちと変わんないな!」
ジョーンズ「そうですね。こっちも無職の方が大半ですからね。それでは次の問題」
根賀「幾つあるんですか」
『② 局内では一応Wi-Fiが使えるが○○○○なので使わない方がいい』
シンキングタイム終了。
ふかわ『繋がりにくい』
岩井『アダルトサイトに繋がるためのもの』
中瀬『有料でバカ高い値段』
根賀『個人宅からパクったもの』
小橋「それでは正解の発表です」
ジョーンズ「正解は『繋がらない』でした。ふかわさん正解ですね。説明お願いします」
有利「はい。Wi-Fiはあるらしいのですが、私使った事が無いんですね。で、使おうとすると一階にあるコンビニのナナテンイーキブンのWi-Fiに接続してしまうそうです」
中瀬「ふかわさん冴えてますねぇ」
ふかわ「これは冴えてないですよ。こっちより酷い状態だと考えればいいんですよ」
根賀「そんな酷いWi-Fiを放置しといていいんですかね」
ジョーンズ「さぁ、次も正解してくださいね。問題」
『③ メイクルームに行くためには○○○○で行くしかない』
シンキングタイム終了。
ふかわ『貨物用エレベーター』
岩井『貨物用エレベーター』
中瀬『貨物用エレベーター』
根賀『外階段』
小橋「皆さん同じ解答ですねぇ。根賀さんは外階段ですが…」
根賀「考えてくださいよ。貧乏テレビ局にエレベーターを設置する金と電気代があるとお思いですか?」
ふかわ「だってここも貨物用エレベーターに乗らないと行けないじゃん」
岩井「そうねぇ。他局だとエレベーターあるんだけどねぇ」
中瀬「そうそう」
東京M&Xの放送局として酷い事がもろにバレる。
小橋「それでは正解の発表です」
ジョーンズ「正解は『外階段』でした。皆さん残念です。根賀さんは正解でしたね。それでは、説明お願いします」
有利「はい。基本メイクをする人は食堂とかトイレでしてしまうのでメイクルーム行く人いないですね。」
ふかわ「ホントに不便ですねぇ。あれ?これはブーメランだぁ!」
中瀬「ここのエレベーター、ホントに来ないからねぇ」
ジョーンズ「はい。それでは次の問題」
『④ トイレ内には芳香効果を高めるためのボタンがあるが○○○○』
シンキングタイム終了。
ふかわ『ハリボテ』
岩井『アソコに噴射する』
中瀬『出ない』
根賀『腐臭がする』
小橋「それでは正解の発表です」
ジョーンズ「正解は『押すとトイレは臭くないという社長の声が流れる』でした。これは難しい問題でしたね」
ふかわ「いや、これはねぇ。出したらタレント帰るよこんな問題」
ジョーンズ「それでは、説明お願いします」
有利「そうですね。前は香りが出たそうなんですが、長年メンテナンスを一切やっていないそうなので私が来たときからずっと出ないですね」
ふかわ「こっちはちゃんと流すっていう張り紙ですけどね」
根賀「あそこのトイレ確かに腐臭がしたんだけどな…」
ジョーンズ「次はまだ解ける方の問題ですから頑張ってください!それでは問題」
『⑤ 楽屋は○○○○なので会話が筒抜け。しっかりした部屋は○○○○ので結局会話は筒抜け』
小橋「二つの○○の部分は別の言葉が入りますよ」
シンキングタイム終了。
ふかわ『スタジオ 穴だらけ』
岩井『パーテーション マジックミラー』
中瀬『パーテーション 壁が薄い』
根賀『ハリボテ プレハブ』
小橋「それでは正解の発表です」
ジョーンズ「正解は『食堂の一角をパーテーションで仕切っている 荷物置き場として使っているので誰も使わず食堂に来て待機する』でした。岩井さんと中瀬さん惜しかったですね。説明お願いします」
ふかわ「誰が解けるんだよ!」
あははとスタッフが笑う。
有利「そうですね。基本的にほぼ食堂で済ませてしまう人しかいないですね。楽屋は人が来ないので荷物置き場として使っているので何年も使っていないと言っていました」
根賀「埃まみれなのはそれが理由か……」
ジョーンズ「さぁ、皆さん次は正解してくださいね。問題」
『⑥ タクシーで「ZON-TVまでお願いします」とお願いすると大抵○○○○に連れていかれる。正確に着くためには○○○○と伝える』
小橋「これも○○には別の言葉が入ります」
シンキングタイム終了。
ふかわ『ユニゾン株式会社 半蔵門の潰れた立体駐車場』
岩井『上野動物園 自分がナビをするのでお願いします』
中瀬『動物園 ナビしますよ』
根賀『精神科 アクア工業株式会社の隣の潰れかかった会社』
小橋「正解の発表です」
ジョーンズ「正解は『上野動物園 半蔵門の潰れた立体駐車場』でした。いやぁ、惜しかったですね。説明お願いします」
ふかわ「惜しかったじゃないよ!ここも酷いけどね!」
有利「そうなんです。タクシーで来るとすると、潰れた駐車場って言うとタクシーの方は分かりますね」
ふかわ「どっちもどっちだなぁ!」
根賀「皮肉ったつもりなのに反応が無いのはなんでですかね」
ジョーンズ「それでは、最後の問題ですよ。問題」
『⑦ 基本的に○○○○が無い。食事を取りたいときは○○○○の出前がオススメ』
小橋「これも別の言葉が入りますよ」
シンキングタイム終了。
ふかわ『ケータリング 出前アプリ』
岩井『ケータリング 珍珍軒』
中瀬『ケータリング 珍珍軒』
根賀『モラル ピ○ーラ』
小橋「それでは正解の発表です」
ジョーンズ「正解は『ケータリング 珍珍軒』でした。岩井さんと中瀬さん正解ですね。説明お願いします」
岩井「私ここにユリちゃんと行ったことがあるんですよ」
中瀬「そうなんですよ。ここ中華料理メッチャおいしいんですよ」
有利「お金が無いのでケータリングは無いですね。ただ、プロデューサーが気に入った人だと買ってきてくれたりするんですよ。後、珍珍軒は行ったこと無いですけど出前はよく来ますね」
根賀「あの会社にモラルが感じられないのと、個人的にピ○ーラが好きだったからこの解答にしたのにな……違ったか……」
ジョーンズ「以上、特別コーナーでした」
ピンポーン
ふかわ「さぁ!生投票途中経過はどうなったでしょうか!」
小橋「今日のテーマは、あなたは "ハマったゲーム "はありますか?ですが現在このようになっています」
ふかわ「さぁ、前半が終わりましたけれど皆さんいかがですか?」
岩井「私たちはいつも通りよねぇ」
中瀬「まぁ、そうですね。いつも通り下ネタ楽しむだけですね」
有利「いやぁ、楽しいですね!」
根賀「こんだけ待たせといてこの内容とか頭が狂ってる処ではないですね」
ふかわ「さぁ!後半はいつ放送されるんでしょうか!後半は未定ですよ!最後に小橋から一言」
小橋「ええ~。じゃあ、早く書けコノヤロー」
ふかわ「ご褒美でしたねぇ。それではまた次回!」