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二次創作キャラの口伝

現在までに決まっている二次創作キャラの口伝です。

もしかしたら、まだ増えるかもしれません…(汗)






平成27年3月14日に加筆・修正を行い、習得の時期ごとにまとめ、五十音順(表記した漢字の読みで)に並び替えました。




平成27年11月26日に、新たに『朔夜の口伝』を追加しました。




平成28年1月14日に、加筆・修正しました。




平成28年10月21日に、加筆・修正…及び、新たに『夜櫻の口伝』を追加しました。




平成28年10月22日に、新たに『アルセントの口伝』を二つ追加しました。




平成29年10月4日に、新たに『スズカの口伝』を追加しました。

口伝名:《疾風怒濤しっぷうどとう

使用者:夜櫻

説明:前衛職としての防御力を捨てる事で、自身の攻撃力と移動速度を上昇させる夜櫻の口伝。

通常、〈武士サムライ〉はパーティーの盾役を担う前衛壁職だが…夜櫻は、サブ職業の〈放浪者〉の専用必殺特技〈窮鼠〉の『守りを捨てる代わりに、反撃に必要な強力な攻撃力と逃走に必要な移動速度を上昇させる』という特徴に目を付け、それを口伝へと昇華させた。

武士サムライ〉としての高い防御力が、武器攻撃職か…下手をすると魔法攻撃職並みに低下する代わりに防御力が低下すれば低下する程、それに比例する様に攻撃力と移動速度は上昇していく。低下した防御力は、口伝の使用をやめれば元に戻る。

尚、夜櫻はもう一つの口伝〈明鏡止水〉やその進化系の口伝〈神眼〉を活用して敵の攻撃を完璧に回避する為、彼女はあえて魔法攻撃職並みに防御力を低下させている。

ちなみに…この口伝名を聞いた朝霧が「何で『背水の陣』って口伝名じゃないんだ?」と思わず呟いたという裏話がある。

習得時期:五月頃

使用法:意思する。






口伝名:《明鏡止水めいきょうしすい

使用者:夜櫻、朝霧、幸村

説明:元々は、夜櫻が武術鍛練前に必ず精神統一を行っていた事によって生み出された口伝。

この口伝は、自身の意識を膜状にして周囲へと拡げる事により敵の位置と数を正確に把握し、現実化した事により使用不可となっていたミニマップの代わりを果たすもの。

尚、朝霧と幸村は夜櫻と同じ鍛練法を行っていた為に習得できた。

夜櫻は、さらに敵の装備する武器の種類、敵の種類、、敵の進行方向、敵意の有無を細かく把握可能。

習得時期:夜櫻→五月頃、朝霧・幸村→八月頃

使用法:意思する。






口伝名:《古の盟約いにしえのめいやく

使用者:朔夜

説明:サブ職業〈竜使い〉の特性を変化させて誕生した口伝。

現在契約中の竜(※メイン・サブ両方)全てが対象で、竜を“従者”としてではなく“盟友”として召喚する。

召喚された竜は、従者ミニオンランクではなく従来のランクで召喚される為、竜が本来の力を発揮できる反面…朔夜の制御下から解放される事となり、朔夜の意思に従わせて制御する事が出来なくなる。

その為、朔夜はまず一度全契約竜達と対話(従者召喚状態で)を試み…比較的話が通じる(分かる)〈古代竜エンシェントドラゴン〉、〈碧竜サファイアドラゴン〉、〈紅竜ガーネットドラゴン〉の三頭のみにこの口伝を使用する様にしている。

この口伝で召喚する際は、召喚呪文が多少変化する事になる。

習得時期:六月頃

使用法:召喚時に専用の呪文を詠唱する。






口伝名:《ルーン魔術ルーンまじゅつ

使用者:ガブリエル

説明:サブ職業〈ルーンナイト〉の特性を応用して誕生した口伝。

ルーン文字を空中・対象物・対象者に直接描く事でルーン文字の効果が発動する。

対象物は、装備品や所持品だけでなく…そこら辺にある木や石等にも使用が可能である。

対象者は、自分自身だけでなく…パーティーメンバーや敵対存在にも使用が可能である。

習得時期:六月頃

使用法:意思する。






口伝名:《神威かむい

使用者:朝霧【神祇官カンナギ

説明:〈神降ろしの儀〉と〈戦姫〉の特技〈奮迅〉の効果が重複した事で誕生した口伝。

度重なる鍛練の末に、モーションだけで発動出来る様になっていた〈神降ろしの儀〉の発動時に、同じ様にモーション発動が可能となっていた〈奮迅〉の攻撃力を上昇させる効果が重なる様になり、それに気付いた朝霧本人は『まるで神をその身に降ろし、神の威光を振るっているみたいだ』と考えたという。

尚、ゲーム時代に神霊のエフェクト(※朝霧のは天照の姿)は術者に重なる様に顕れていたが…この口伝の場合は、朝霧の姿は完全に神霊天照の姿そのものに変化している。

この口伝を朝霧の独自解釈で説明するのなら…『天照大御神をその身に降ろし、天照の神威を借り受けて敵と戦う為の力』という事。

習得時期:七月頃

使用法:口頭で使用を宣言する。






口伝名:《極光の歌声オーロラ・ボイス

使用者:ヴィオラ

説明:援護歌の一節を組み合わせて歌う事により、複数の援護歌の効果を同時使用を可能とする口伝。

現実世界で歌手であり、絶対音感を持ったヴィオラならではの口伝で、最大五つまでの援護歌の効果を重ね合わせる事が可能。

通常の援護歌よりも支援効果は高く、〈歌姫ディーヴァ〉のサブ職業がさらにその効果を増幅させている。

習得時期:七月頃

使用法:意思する。





口伝名:《堅牢なる城塞エクストラ・フォートレス

使用者:ランスロット

説明:サブ職業〈守護神〉の専用特技〈鉄壁〉と常動特技〈城塞〉、〈守護戦士ガーディアン〉の特技〈フォートレス・スタンス〉の三つが重複する事で習得した口伝。

城塞フォートレス〉の名の通り…この口伝発動中、ランスロットの後方に位置するパーティー、レイドメンバー、レギオンレイドメンバーは一切のダメージを受けない(※但し、ランスロット本人はダメージを受けてしまう)。

まさに、味方を守る事に特化した〈守護戦士〉で〈守護神〉のランスロットならではの口伝。

習得時期:七月頃

使用法:口頭で使用を宣言する。






口伝名:《死神の大鎌デスサイズ

使用者:アルセント

説明:敵の急所(頭,頸椎,心臓等)を的確に狙って攻撃する事で敵の生命いのちを一撃で仕留めるアルセントの〈口伝〉。

後述の〈死神の目〉で見えた急所を狙って攻撃すると、急所に攻撃を受けた相手は必ず即死する。

『攻撃は最大の防御』という言葉通り、確実に仲間の生命を守る為に相手を確実に仕留める事に重点を置いた結果である。

この〈口伝〉を手にした事で、正しく〈暗殺者アサシン〉を体現する存在となったアルセントだが…〈口伝〉を習得した後でも、根本的な心根は全く変わっていないようである。

習得時期:七月頃

使用法:意思する。






口伝名:《死神の目デス・アイズ

使用者:アルセント

説明:発動した状態で相手を見る事で敵の急所(頭,頸椎,心臓等)を瞬時に特定するアルセントの〈口伝〉。

発動すると、急所の辺りに球状で赤色の光点が目印の様に見える(※見えるのは、アルセントのみ)。

発動中、アルセントの瞳には時折紅色の光が煌めいているのも、この〈口伝〉の特徴である。

この〈口伝〉は、確実に敵の息の根─生命いのちを絶つ為には必須の〈口伝〉とも言える。

習得時期:七月頃

使用法:意思する。






口伝名:《死の猟犬の狩りヘルハウンド・ハンティング

使用者:朝霧【暗殺者アサシン

説明:〈黒き神狐の仮面〉や〈誇り高き神狐の仮面〉を装備している時のみ使用可能な口伝で、〈アクセルファング〉をモーション発動で多用していく内に習得した。

朝霧としては、自身の持つ俊敏性を活かした結果であり…意識して編み出した訳ではない。

この口伝発動中の様子を見たベルセルクの言を借りるなら『まるで猟犬が茂みを利用して、身を隠しながら群れで獲物を狩っている様に見えた』との事。

特徴としては…〈アクセルファング〉をメインとし、攻撃系スキルと隠密系スキルの併用によるコンボと自身の持つ俊敏さを大いに活かした多角的な攻撃で…口伝発動中、攻撃時以外は常時〈透明化ステルス〉状態になっている。

さらに、周囲に壁や木などの通常は機動力を殺しかねない障害物ですらもこの口伝を行使する朝霧にとっては逆に機動力をより活かす足場となる。

習得時期:七月頃

使用法:〈アクセル・ファング〉を使用する際に意思する。






口伝名:《神速しんそく

使用者:謙信

説明:敵の攻撃を最小限の動きでかわす謙信の口伝。

母親譲りの武芸の才と状況判断能力、そして優れた動体視力を活かしたもの。

それは、単体攻撃の際だけでなく複数同時攻撃や範囲攻撃の際にも遺憾無く発揮され、敵の攻撃判定外へと最小の動きで“回避する”というもの。

それは、同じ〈武士サムライ〉のソウジロウの口伝〈天眼通〉が敵の攻撃の軌道を読んで攻撃を“受け流す”というものであるのに対し、謙信の口伝は敵の攻撃そのものを最初から“受け止めない”という前提である。

習得時期:七月頃

使用法:意思する。






口伝名:《迅雷の爪じんらいのつめ

使用者:ベルセルク

説明:その身に常時雷を纏う口伝。

〈ライトニング・ストレート〉を基点に発動し、通常なら電撃属性は特技使用後に自動的に解除されるが…この口伝はそれが解除されずに継続し、他の特技使用時にも電撃属性が付与される。

尚、この口伝はベルセルクが戦闘体勢を解除しない限り解除されない。

習得時期:七月頃

使用法:〈ライトニング・ストレート〉を発動する際に意思する。






口伝名:《大自然の贈り物ネイチャー・ギフト

使用者:天音

説明:〈ハートビート・ヒーリング〉、〈キュアブルーム〉、〈ネイチャー・リバイブ〉の三つの魔法の効果を重ね合わせた口伝。

〈ハートビート・ヒーリング〉で回復を行うと同時に、対象だけでなく他の味方の状態異常と蘇生も同時に行える為…この口伝を習得後、天音はよく使用している。

習得時期:七月頃

使用法:〈ハートビート・ヒーリング〉使用時に意思する






口伝名:《多重の弾丸パラレル・バレット

使用者:妲己

説明:〈狐尾族〉の特徴である九つの幻尾の尾先に攻撃魔法を各々狐火状に変換して留めておく口伝。

この口伝発動中は、幻尾が具現化したままの状態になる。

狐火状に変換された攻撃魔法は、“敵に照準を合わせる”“『射出シュート』というキーワードを口にする”“狐火状の攻撃魔法が敵または地面に着弾する”という三つの条件を満たす事で攻撃魔法として発動する様になっている。

着弾した狐火から解放された攻撃魔法はその場で魔法効果を現す。

この攻撃魔法を狐火状に変換するには『再装填リロード』と宣言した後に変換したい攻撃魔法を使用すると自動的に九つ分まで変換できる。

この口伝のメリットは、狐火変換と狐火解放時に詠唱時間キャスト・タイム再使用規制時間リキャスト・タイム技後硬直モーション・バインドが発生しない事、狐火変換は同種類の攻撃魔法を九つ分や別種類の攻撃魔法を一つずつでも可能である事、射出は連続して使用できるという三つの利点がある。

但し、デメリットもあり…連射が可能である為に、普通に魔法を使用するよりも敵愾心ヘイトを多く稼ぎ過ぎてしまうという欠点を持つ。

習得時期:七月頃

使用法:攻撃魔法使用前に『再装填リロード』と宣言する。






口伝名:《魔法の刃マジカル・ブレード

使用者:アーサー

説明:サブ職業〈魔法剣士〉の名を具現化した様な口伝。

刀身に攻撃魔法を固定化する事で魔法と攻撃を一体化させた。

サブ職業の特性で習得している攻撃魔法は二つのみなので、状況に応じてその二つを切り換えながら使い分けている。

習得時期:七月頃

使用法:口頭で使用を宣言する。






口伝名:《生命の煌めきいのちのきらめき

使用者:アルテミス

説明:対価を支払う事で自身の攻撃力を上昇させるアルテミスの口伝。

〈狂戦士〉専用特技〈ルナティック・アーマー〉が、攻撃力二倍の代わりにダメージ二倍というリスクを負うのと同様に、HP・MPの三分の一を対価に支払う事で攻撃力を50%上昇させる事ができるが…支払った対価のHP・MPは攻撃力が上昇している間は、どんな回復手段を用いても決して回復する事は無い。

つまり、通常より三分の一もHP・MPが少ない状態で戦闘を行う事になるというリスクを負う。

尚、本人曰く「HPとMPが三分の二に減る?敵を効率良く掃討する為に必要なら…喜んで捧げますよ?」との事。

習得時期:八月頃

使用法:口頭で使用を宣言する。






口伝名:《共鳴する呼び声レゾナンス・コール

使用者:フェイディット=アーデンハルト

説明:フェイディットのサブ職業〈交渉人ネゴシエイター〉の特技〈スピーチ〉から生み出された口伝。

本来の〈スピーチ〉は、ゲーム時代に画面上のふきだしに自分の言葉を書き込み、テキストチャットやボイスチャットをしていない多数のプレイヤーにその言葉を伝えられる…というものだったが、〈大災害〉以降は〈冒険者〉〈大地人〉に関係なく周囲にいる多数の人に自分の声を伝えられる(テレパシーや一方通行の〈念話〉に近い感じ)様になった。

この口伝は、その声を伝えられる範囲がさらに拡大し、半径2km圏内の広範囲の…大多数の人(〈冒険者〉〈大地人〉関係なく)に伝えられる様になっている。

また、この口伝の利点は声を伝える相手をフェイディット自身が好きに指定できる点にある(口伝の効果範囲内なら、個人または複数と人数の指定も可能)。

その為、オウウ地方の〈大地人〉の避難誘導や避難の呼び掛けをする際に大いに役立った。

しかし、この口伝を一番活用しているのは遠く離れた場所で暴れている夜櫻に注意する時…という笑えない活用法である。

習得時期:八月頃

使用法:意思する。






口伝名:《七彩の旋律パラレル・メロディー

使用者:秋音

説明:〈吟遊詩人バード〉である秋音が、その可能性を模索し試行錯誤を続けた末に編み出した口伝。

この口伝発動中は、秋音の周りを永続式援護歌の旋律を奏で続ける七色で七つの音符が常時浮遊し続ける。

音符一つにつき一つの援護歌を音符の中に封じ込める事ができ、音符に封じ込めた援護歌は秋音のみを強化し続ける。

最大七つの援護歌を音符に封じ込める事ができるが…音符に封じ込めている間、その援護歌は通常使用ができなくなり…音符に封じ込めた援護歌を使用したい場合は、一度音符に封じ込める援護歌を更新し直すという手順が必要となる。

尚、この口伝を使用する事で秋音は…通常の援護歌と口伝で音符に使用した援護歌を合わせた計九種類の援護歌の支援効果の恩恵を受けられる事になる。

習得時期:八月頃

使用法:永続式援護歌を使用時に意思する。






口伝名:《千変万化せんぺんばんか

使用者:カンザキ

説明:カンザキの二つ名〈変幻自在の遊撃手〉を体現した様な口伝。

この口伝は、〈詠唱時間キャスト・タイム〉、〈再使用規制時間リキャスト・タイム〉、〈技後硬直モーション・バインド〉を無視して複数の特技を連続使用…特技のコンボを可能とする。

但し、この口伝は敵一体への連続集中攻撃の様なものの為…一対複数の戦闘にはあまり向かず、“一点突破”と“迅速な撃破”に重点をおいた…強襲攻撃に特化した口伝と言える。

習得時期:八月頃

使用法:意思する。






口伝名:《神眼しんがん

使用者:夜櫻

説明:口伝〈明鏡止水〉を夜櫻が進化させた事で得た口伝。

敵の種類等が判るのは、〈明鏡止水〉と同じだが…この口伝の真骨頂は、敵の攻撃を先読みして回避する事が可能であるという点にある。

この口伝を使用中は、夜櫻は総ての敵の動きを瞬時に読み取り…攻撃の軌道、攻撃範囲、攻撃の種類、着弾地点等を予知に近い正確さで先読みする。

これにより、夜櫻の回避率がより向上した(※ちなみに…夜櫻、朝霧は口伝〈明鏡止水〉を各々に進化させたが、幸村は〈明鏡止水〉のままで止まっている)。

習得時期:九月頃

使用法:意思する。






口伝名:《悪夢の迷宮ナイトメア・ラビリンス

使用者:レイ=フォード

説明:〈ナイトメア・スフィア〉と〈アストラル・ヒュプノ〉を重複させた事で誕生した口伝。

口伝名の通り、対象を眠らせた上で悪夢の迷宮へと誘う。

悪夢の迷宮には対象が一番嫌悪しているものが現れ(※試されたカンザキ談)、目が覚めるまで迷宮内をさ迷いながら追い回される。

精神的にかなりキツイ口伝。

習得時期:九月頃

使用法:口頭で使用を宣言する。






口伝名:《紫電一閃しでんいっせん

使用者:幸村

説明:サブ職業〈鬼神〉の特技〈鬼雷〉を刀身に集め、強力な一撃を放つ口伝。

放たれる一撃の攻撃範囲は広く、10m程の射程を持つ。

攻撃は、通常の刀の振るい方だけでなく…切り払いや袈裟斬り等でも発動する。

その為、意外に幅広く活用し易い様になっている。

習得時期:九月頃

使用法:意思する。






口伝名:《電光の呪縛ライトニング・バインド

使用者:ライム

説明:敵の動きを封じるライムの口伝。

〈パルスブリット〉に〈ナイトメア・スフィア〉の硬直の状態異常を掛け合わせたもので…敵を攻撃すると共に動きを封じるという攻撃と足留めを同時に行える様になった。

これにより、ライムでもある程度のレベル帯の敵ならば殲滅が可能となった。

習得時期:九月頃

使用法:〈パルスブリット〉を使用の際に意思する。






口伝名:《生命の樹セフィロト

使用者:朔夜

説明:朔夜が長期に渡り〈召喚術師〉の可能性を模索し、また、ヴォーメットより聞いた〈古アルヴ族〉の秘術と装備〈生命の樹杖〉のフレーバーテキストで発生した特性を応用した事で生み出された朔夜だけの口伝。

この口伝を使用する事で、最大10体まで従者を同時召喚可能となる。

但し、あくまで召喚される従者は《従者召喚》扱いなので、もう一つの口伝《古の盟約》をこの口伝で召喚した従者に併用する事は不可能。

また、この口伝を使用中は《戦技召喚》、《方術召喚》、《儀式召喚》が一切使用不可となる為、口伝の使い所をきちんと見極めて使用しないといざという時に《戦技召喚》、《方術召喚》、《儀式召喚》が使用出来ないという困った事態に陥る可能がある。

尚、隠れた使用方法として複数の人格を持つ〈古代竜〉を主人格のヴォーメット以外の複数人格を実体化させ、一時的に肉体を与える事が可能となる。

実体化された他の人格達は〈大地人〉としての能力はそのまま使用可能だが、〈古代竜〉としての能力は半減した能力しか使えないという制約を受ける事になる(※なお、実体化に制限時間は無く…朔夜が解除しない限りは実体化し続ける。ちなみに…実体化している間、〈古代竜〉はその姿に変化する事が出来なくなる)。

習得時期:十月頃

使用法:召喚を行う際、専用の杖を装備し、専用の呪文を詠唱し、専用の術式を発動させる。






口伝名:《転身エクス・チェンジ

使用者:朝霧

説明:〈誇り高き神狐の仮面〉を使用するうちに習得した口伝。

朝霧自身の姿を自身の記憶の中にある人物そのものへと完全に変化させてしまう。

それは、見た目だけではなく…名前、種族、メイン・サブ職業の能力とレベル、ステータス(※簡易・詳細ステータス表示も)、身体能力、装備、所持アイテム、フレンド・リストの登録者、声、性別、使用可能な特技等まで完全に変化する対象そのままに変えてしまう。

但し、変化している間は朝霧自身の能力等が一切使用不可になってしまうのが難点。

習得時期:十月頃

使用法:〈誇り高き神狐の仮面〉を装備して、使用を宣言する。






口伝名:《神々の盤上かみがみのばんじょう

使用者:朝霧

説明:口伝〈明鏡止水〉を朝霧が独自に進化させたもの。

クラスティが消息不明になった後、あまりの精神的ショックから約一ヶ月近くをベッドに仰臥状態で過ごしていた。

その際、ギルドハウスのギルドメンバーの様子を探る為に使用を続けていく内に、それが偶然にも修練となりこの口伝へと変化させていった。

この口伝は、アキバの街全体を覆う程の広範囲に自身の意識の膜を拡大し、範囲内にいる〈冒険者〉・〈大地人〉・モンスターの正確な数、種族、職業、性別、どのような装備か、どの辺りにいるのか、今何をしているのか、どういう状態か、自分の敵なのか味方なのか…までを手に取る様に細かく把握できる。

尚、朝霧はこの口伝を隠匿している。

習得時期:一月頃

使用法:意思する。







口伝名:《残影舞踏乱舞ざんえいぶとうらんぶ

使用者:夜櫻

説明:夜櫻が新たに編み出した〈口伝〉。

十二月頃にアキバの街中で発生した殺人鬼事件で、三人組の低レベルの〈冒険者〉達を逃がす為に手持ちの〈口伝〉を駆使して彼らを逃がす事には成功したものの…夜櫻自身は敗北(死亡)するという結果に終わっている。

その時、自分に圧倒的に足りなかったのは“素早く次の行動に移る為の俊敏性”であると痛烈に思い知らされ…その後、〈武士〉専用の移動系スキル〈縮地〉や〈放浪者〉専用スキル等を使って俊敏性向上の鍛練を行った。

〈口伝〉として形となったのは、〈ウェンの大地〉での〈強欲の豚頭人鬼王グリード・オブ・オークキング〉とその背後にいた〈典災ジーニアス〉の対討伐戦の時。

〈縮地〉と〈脱兎〉を交互に発動させた事で残影が残る程のスピードを出せる様になった。

〈口伝〉の詳細としては…相手との間合いを瞬時に詰める〈武士〉のスキル〈縮地〉と相手との間合いを瞬時に離す〈放浪者〉のスキル〈脱兎〉を応用し、一瞬の間に接近と離脱を繰り返しながら敵を攻撃する。

その際、瞬間移動に等しい素早い移動になる事で一瞬前の夜櫻の残像が残る。また、残影は完全に消えるまでの間は本物の夜櫻と全く同じ様な姿をしている為、それを利用してデコイにして敵の攻撃を引き付けておくという事も出来る。

それを周りから見ると、夜櫻とその残影が剣舞を舞う様に敵を共に攻撃している風に見える。

但し、効果範囲は夜櫻を中心に半径300m圏内で…移動先の場所を一度視認する必要がある為、長距離を移動する移動手段には向かない。

習得時期:一月頃

使用法:〈縮地〉使用時に意思する。






口伝名:開眼かいがん思いを力にライオンハート

使用者:スズカ(古来種)

説明:スズカが手に入れた新たな力。

〈ウェンの大地〉で〈強欲の豚頭人鬼王グリード・オブ・オークキング〉と〈典災ジーニアス〉との討伐戦の際、夜櫻の『スズカは此処に居て、アタシ達と共に生きている!確かに此処に存在してるんだ!!』という言葉をきっかけに〈古来種〉として本当の意味で覚醒し、その時に自分の事を守り…支える沢山の思いを自覚した瞬間に会得した。

夜櫻達は、〈口伝〉として扱っている為、これも同様の扱いをするが……〈口伝〉としての詳細は、同戦闘区域のゾーン内にいる〈冒険者〉一人に付き、全ステータスの数値が100ずつ上昇する。最大で全ステータスの数値が9500まで上昇する事になる。

また、発動した時にはスズカの瞳は淡い藤色から炎の揺らめきを宿した金色こんじきの瞳へと変化する。

尚、ステータス画面での表記は『開眼《思いを力にライオンハート》』となっている。

習得時期:一月頃

使用法:使用時に『開眼』と宣言する。






口伝名:開眼《英雄達の軌跡ロード・オブ・ヒーローズ

使用者:スズカ(古来種)

説明:スズカが手に入れたもう一つの新しい力。

スズカを支える思いの中にある〈古来種〉達の持つ力を一時的に使用可能にする力。一日一回限りではあるが、〈古来種〉達の特技を一つだけスズカが使用出来る様になる。発動すると、特技の持ち主の幻影がスズカに重なる様に現れ、一緒に特技を使用する。

使用する上での前提条件として、『開眼〈思いを力に〉』を使用中である必要がある。

習得時期:一月頃

使用法:開眼〈思いを力に〉を使用中に、特技ちからを借りる〈古来種〉の名前か姿を意識する。






口伝名:《星の扉ステラ・ゲート

使用者:小夜

説明:〈航界種トラベラー〉の〈監察者フール〉である小夜が編み出した口伝。

〈口伝〉の詳細としては…〈付与術師〉の特技スキルの一つである移動魔法の〈フリップゲート〉を応用して、遠くの場所と場所の間を繋ぐ瞬間転移通路トランスワープ・ロードを形成し、他の場所とを繋ぐ瞬間転移通路への入り口となる虹色に輝く光の扉を出現させる。

小夜は、これを利用して黒椿と共にテストサーバーから〈セルデシア〉の大地へと降りて来る事が出来た。

また、〈失望の典災〉エレイヌスの作り出した特殊な空間に閉じ込められていた夜櫻や朝霧達〈放蕩者の記録〉のメンバーの脱出にも大いに役立っていた。

但し、月から〈セルデシア〉には繋げる事は出来るのだが…逆に〈セルデシア〉から月に繋ぐ事は出来ない。

習得時期:三月頃

使用法:使用時に意思する。

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