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戦国爆乳秀吉〜主人公は秀吉を天下人に育てたい〜  作者: 星野林


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4歳時 サツマイモを育てて食事事情の改善

「らん! らん!」


「あなた! 烏丸が、らんって! 私のことを呼んで!」


「賢い子だと思っていたが、2歳で喋れるようになるとは……」


 数え年で2歳。


 俺は親の目を盗んでミルク飲んで、菓子パンとかをネット通販で買って食べまくった結果、順調に成長中。


 ちなみに秀吉こと日吉丸の家はお隣さんで、日吉丸は女の子でした。


 やったぜ! 


 まだあちらとは意思疎通をすることができないので関わりは少ないけど、1目見たときに、目が大きくてキラキラしていたので、多分しっかり育てれば美女に育つと思う! 


 仲良くなって、幼なじみを美女に育成して娶る……これやな。


 というか中村は日吉丸だけじゃなくて、日吉丸の弟……いやまだ生まれてないけど、今世だと妹かもしれない豊臣秀長とか、加藤清正とかの出身地でもあるので、結構人材豊富な場所である。


 まだ外で遊ぶことは難しいけど、遊びに行けるだけ成長したら友達作って、将来の家臣を育てたいところ。


 まぁまずは貧農で実家の食事事情を改善するところからスタートしないと。


(とはいえ、できることも殆ど無いし、今は準備の時……ネット通販のおかげで、ふくよかに成長することができているし、この調子で成長して、大きくなるぞ)


 女性の方がこの世界は力が強いとはいえ、しっかり鍛えればそうそう負けることは無い……と思う。


 とにかく今はしっかりとした体を作って成長することが大切。


 いっぱい食べて、スクワットをしたり、軽く腕立て伏せや腹筋をして筋トレをし、すくすくと成長していくのであった。






 2年後……俺が数え年で4歳になると、徐々に外に遊びに行けるようになっていた。


 まだ家の周りを散策する程度で、子供達のグループには幼すぎて入れてないけど、お隣の日吉丸と接触することには成功。


「日吉丸、今日も甘いの持ってきたよ!」


「やったー!」


 実年齢だと俺も日吉丸も3歳だけど、意思疎通はできるくらい喋れるようになり、2人で一緒に行動することが増えていた。


 俺は菓子パンや粉ミルクをちょっとしたら小箱に入れて、日吉丸と食べるように。


 案の定というか、日吉丸はお腹をよく好かせていたので、水で溶いた粉ミルクや菓子パンを日吉丸に与えて、餌付け中。


 沢山食べて大きくなるんだよって幼なじみの育成を開始するのであった。


 ちょうどこの頃に日吉丸に妹が誕生し、その子の名前は小竹……後の豊臣秀長その人であり、日吉丸に見せてもらったが、まだ首も座ってない赤ん坊だった。


「烏丸〜、今日は何して遊ぶ?」


「今日は皆のお腹を膨らませる芋を作りに行こうか」


「お芋?」


「そうお芋」


 俺がまず着手したのはサツマイモ作りである。


 ネット通販でもサツマイモの苗……というか茎をちぎった物が50本セット2000円とかで売っているので、それを購入。


 サツマイモは痩せた土地でも育つし、連作障害にも強い。


 そして何より収穫量も米以上かつ、甘い為に腹を満たすという観点から見ると最強の作物である。


 まぁ日本人なので主食の米には勝てないけど。


 俺と日吉丸は子供の力でも耕せる範囲で猫の額ほどの土地……家の周りの空き地を耕してサツマイモの苗を植えて、両親に芋を作っていることを報告した。


 最初は子供の遊び程度に考えていたが、毎日俺は水やりをして、育てていると、周りの家の人から、小さいのに畑に水やりをして偉い子だと、俺はよく褒められた。


 日吉丸は遊びの方が好きらしく、あんまり水やりは手伝ってくれなかったけど、餌付け作戦が効いたのか、仲は深まった気がする。


「私が大きくなったら烏丸をお婿さんにするの!」


「じゃあいっぱい食べて大きくならないとね!」


「うん!」


 嬉しいことを言ってくれるが、相手はまだ幼女。


 ここから好感度をもっと稼いでしっかり育てていかないと……。








 秋になると、猫の額ほどの畑にはびっしりツルが生えていて、俺は両親と日吉丸の両親に手伝ってもらって芋を掘り起こしていった。


「赤紫色の芋がこんなに大量に!」


「烏丸、どこでこんな芋を?」


「ふらっと来ていたお坊さんが僕達に芋の苗をくれたの。痩せた土地でもよく育つ芋で、芋だけじゃなくて茎や葉も料理すれば食べられるって教えてくれたの! やり方は僕知ってるよ!」


「そうなのか! よくやってくれた! 烏丸に日吉丸! これでうちらは飢えなくて済む」


 どうやら今年は不作だったららしく、育てた米の殆どが年貢として取られてしまったらしい。


 一応小麦や雑穀を育てていたから死ぬことはないが、ひもじい思いをすることを覚悟していたところに、両家で分けても3ヶ月以上の食料になりそうな芋が俺と日吉丸によって育てられていたことで、胸を撫で下ろしたそうな。


「本当によくやってくれた烏丸。ちなみにこの芋は来年も収穫することができるのか?」


「うん、増やし方も教えてもらったよ」


 サツマイモは挿し穂と言って、よく育った茎をちぎって植えることでも育つけど、種芋でも勿論育てることができる。


 暗所で保存しておいたサツマイモを4等分に切って、植える前に水をしっかり与えてから春先に植えて、芽が沢山出てきたら、一部間引きの用にちぎって他の場所に挿し穂で植え直すと種芋の量以上に大量の芋を育てることができると俺は両親に伝えた。


 すると両親はそれを信じて、村長や富農の人に相談。


 村共有で育てる土地を確保したのだとか。


 土地だけなので、耕したり育てたりするのはうちの両親と日吉丸の両親が面倒見ることになるが、成功したら村全体で育てようってことになったらしい。


 しかも村長の計らいで、成功したらその年の年貢は俺達と日吉丸の家の分は免除するとも言われた。


 両親は貧農から抜け出す足掛かりになると気合い入っていて、その気合いは子作りにも励んでしまった結果、年下の妹が翌年に生まれることに……。


 ちなみに俺は両親や日吉丸の家族にサツマイモの食べ方……芋は蒸したり、細かく切って雑穀や汁物に混ぜたり、茎をきんぴら風にしたり、葉はおひたしにして食べるように伝えると、毎食のどれかはサツマイモ料理が出るようになった。


 心なしか両親の健康状態が良くなった気がするし、日吉丸はいつもお腹空いたって言っていたが、その回数が少し減った気がする。


 こうして4歳時に俺はサツマイモ栽培に成功して、ちゃっかり家庭の食料事情改善に成功するのだった。


 両親は早くも鳶が鷲を産んだと大喜びするのだった。






 4歳時1540年に起こった主な出来事。

 豊臣秀長誕生

 島左近誕生


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