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戦国爆乳秀吉〜主人公は秀吉を天下人に育てたい〜  作者: 星野林


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収穫と新築へ引っ越し

 大工によると建てるのに3ヶ月掛かると言われた。


 以後は大工達の昼メシを作って差し入れしたり、田んぼの草取りをしたり……時々熱田芋羊羹の販売の護衛として行ったりしながら各々家ができるまで実家で過ごしていた。


 勿論性欲の発散はする。


 青姦(外で交わること)になるが、木陰にブルーシートを敷いて嫁達と交わったり、して過ごしていた。


 1回タガが外れると止まらないね。


 そんなこんなで夏も終わり、秋になる。


 秋になると俺達が育てた4反の田んぼが金色に輝いていた。


 他の村人達からも湿地でとても米が育たねぇ場所だったのに、凄い量の米を作りやがったと驚いていて、その育て方を纏めた農書を村長に提出。


 村長からはもっと早く言ってくれればよかったのにって愚痴を言われたけど、作業量が増えるし、めんどくさがって中途半端にやると失敗するから、まずは成功例を見せたのだと説明すると納得してくれた。


「確かに、成功例があれば答えが分かっているからやりやすいか」


「それにこの米は寒さに強くて味もよく、そして多く実をつける。その米を今年で増やすことができたから村長とかのしっかり水を入れ替えできる田んぼを持っているところで増やしていければ、将来この村全体で連続して豊作を狙うこともできるようになります」


「蜂蜜で年貢免除だから、豊作の米は私達の懐に入るってわけか」


「ええ、その米や蜂蜜の残り、芋羊羹の利益で家畜を育てていけば……」


「田畑を耕すのも楽になるか」


 俺はニコっと村長に微笑みかける。


「うむ、戦場にならなければうちの村は裕福に過ごすことができるな。よし、それでいこう」


「ありがとうございます」


 村長の婆さんからも了承をもらったし、今後の方針も伝えたので、俺とセフレ関係の4人で稲刈りの時間。


 女性陣が草刈り鎌を使って1束ずつ刈り取っていき、刈り取った稲束を竹で組んだ物干しに引っ掛けて干していく。


 結構な重労働であるけど、日頃鍛えているし、栄養状態も良い俺達は疲れながらも、1日で4反の田んぼの稲を刈り取っていった。


 この後は1週間ほど干していく。


 その間に俺は脱穀とかで使える道具を昔の農具全集という本を読みながら作っていく。


 比較的簡単な物が殆どだが、例えば千歯扱き。


 一定の長さの釘を木の台に打ち込んで、稲を引っ張れば脱穀できるようになる。


 長い箸で稲を挟んで引っ張って脱穀する道具に比べて、一度に脱穀できる量も多いし、作業時間も5分の1に減らすことができる革新的な道具である。


 実際に使ってみた皆の反応は、引っ張るだけで簡単に脱穀できるので大喜び。


 作り方も簡単なので幾つか作って、各自の実家にもプレゼントしたら、その便利さが広まって俺に注文してくる家が多数。


 多めに作っていたので、今年は数家で回して使ってくださいってお願いし、村長や村役の人達が千歯扱きの当番を決めて、貸す順番を決めてくれた。


 1台100文で買ってくれるので、冬場の副業にできそうである。


 あとは唐箕(とうみ)という送風機みたいな道具も作った。


 ハンドルを回すと風が押し出されて、上から脱穀した米を入れると、ゴミや中がスカスカな実の詰まってない米とかを選別する道具である。


 これを使うことで、一瞬で米を選別することができ、それを収穫した稲藁を編んで作った米俵に入れていく。


 これでおおよその収穫量が分かる。


 1俵、2俵と積み上がっていき、今年の収穫量は4反で60俵にもなった。


 ちなみにこの時代の1俵は現代の60キロ換算ではなく30キロ換算なので、60俵で約1800キロになった。


 大人が1年で食べる米の量が1石150キロってされるので、12石分にもなる。


 ちなみに他の家の田んぼは1反で1石取れれば上々とされるので、単純計算で3倍収穫できたことになる。


「す、凄い量収穫できたでーす!」


「これ家で採れた米! わはは!」


 美虎と萌衣姉さんは嬉しくて大笑い。


 これでも田んぼの一部の稲が病気になっていたので先に刈りとならなければならなかったので、収穫量は若干減ってこれである。


 念願の白米だけのご飯が食べられるし、余剰米を売ればおかずも充実させることができる。


「さて、じゃあ精米して白米ご飯をいただこう!」







「何このお米! 滅茶苦茶美味しい!」


「今まで食べていた米に比べて段違い」


「美味しい! 美味しい!」


 萌衣姉さん、散華さん、秀吉の順で喋っているが、現代品種の米なので、味が戦国時代の米に比べると全然違う。


 今までの米が泥水とすれば今回収穫した米は富士のわき水……くらいの差がある。


 秀吉なんかはご飯だけで何杯も食べられるって言っていたが、流石にご飯だけだと辛いので、おかずを少々。


 川で取れた、太ったウナギを開いてネット通販で買ったタレをたっぷり塗りたくった蒲焼き。


 春から作っていた梅干し。


 ネット通販で安く買えるもやしと豚バラ肉を醤油で軽く炒めた豚バラもやし。


 豚肉は猪肉ってことにしておいた。


 あとは空き地で育てていたサツマイモの葉っぱと茎でおひたしときんぴらを少々。


「どれも美味しい〜」


「ご飯が進む〜」


「うまいでーす!」


 女性陣もガツガツとご飯をかきこんでいく。


 それに麦茶パックから麦茶を入れて飲んでの宴会。


 俺達はまだ組途中の家で夜空の中、収穫したご飯を楽しむのだった。







「出来上がった!」


「「「「やったー!」」」」


 米の収穫作業が全部終わって2週間後に大工達に建ててもらっていた家が完成した。


 立派な茅葺き屋根で広々とした家で、全体の広さはだいたい60坪(畳約120枚分)。


 15人くらいが暮らしていける広さで台所の竈門だったり外には厠や井戸も完備。


 それに頼んでいた納屋(12畳程度の広さ)も2棟完成。


 これで住むところには困らない。


 直ぐに俺達は引っ越しをして、新築を堪能する。


「よし、ここからより住みやすくするぞ!」


「住みやすくって?」


「床の一部を畳を敷いていく!」


 畳と言っても昔ながらのい草を使ったのではなく、ネット通販で買えるユニット畳ではあるが……。


 まず畳を敷く部屋……寝室予定の場所に畳を置いた時に動かないように枠組みを取り付けていき、枠組みができたら畳をそこに敷いていく。


 1畳約3000円、それが20畳分。


 ユニット畳でも敷くだけで断熱性が段違いで床を歩いた時に寒くならない。


 ふすまを取り付けられるので、囲えば隙間風も少なく、ネット通販で買える上物の敷き布団、掛け布団、あと毛布を用意すれば寒さは大丈夫だろう。


「ふかふかでーす!」


「これも神様の世界だと普通なの?」


「神様の世界でもちょっと高額な品。でもお願いしたら俺達が凍えないように用意してくれたんだよ」


 実際は買っただけであるが……萌衣姉さんの質問に答えつつ、タンスをネット通販で購入して、その中に着物とかを入れていった。


 ちなみに神通力……俺の力を知っている嫁達は他の人と下着が違っていた。


 上はスポーツブラを身に着け、最近は寒くなってきたので、長袖の発熱インナーを着ていた。


 それか俺が与えた作業着としてツナギを着ることが多かった。


 他の村人からは変な目で見られることがあったけど、熱田でたまたま売っていた作業着ってことで押し通した。


 ツナギは上下一体になっているし、動きやすいし、冬は暖かいので、嫁達は喜んで着て、農作業や鍛錬をしている。


 下着に関しても褌ではなく、俺が与えた紐パンツかスポーツブラとセットのショーツを履いていることが多かった。


 履いている理由も動きやすいからである。


 着回しができるようにそれぞれつなぎは5着くらい、下着類は7セットくらい皆持っている。


 まぁ胸が大きくなった、お尻が大きくなったで数ヶ月で買い換える必要が出てくるけどね。


 あとは大量の手ぬぐいをタンスにしまっていく。


 手ぬぐいはあればあるだけ助かるし、タオル感覚で大量にしまっている。


 あと家が建てたことで購入したものはソーラー発電機と蓄電器のセット及び投げ込み式風呂沸かしヒーター。


 あとドラム缶である。


 井戸水で体を洗っているとはいえ、風呂に入りたい気持ちがあったし、病気対策にもなるので、風呂を作ることに決めて、家の裏にドラム缶風呂を4基作ったのである。


 ソーラー発電機と蓄電器が高くて、30万円近く吹っ飛んだけど、必要経費として割り切った。


 それに蓄電器があれば夜もライトで部屋を明るくすることができるし……夜の営みも捗るってものだ。


 風呂に初めて浸かった4人は滅茶苦茶感動していたし、ソーラー発電機を使っているから薪を必要としないのも楽である。


 家の中の水瓶にヒーター突っ込んでおけば、雨の日でもお湯で体を拭くことができるので、だいぶ衛生的である。


 それにシャンプーやボディーソープ、リンスなんかも使えば、4人は田舎者とは思えないくらいピカピカの美少女になっていた。


 髪の毛もサラサラだし、今まで以上に抱き心地も良くなった気がする。


 そんな感じで新築に俺達は住むことになるのだった。








「王手」


「ぐぬぬ……」


 冬の雨の日、俺達は家で各々勉強をしたり、将棋や囲碁、麻雀をして時間を潰していた。


 いや、最初は藁を編んで草履や籠を作ったりしていたのだが、息抜きで始めた将棋と麻雀に熱中してしまって……。


 将棋をしているのは俺と秀吉で、麻雀は萌衣姉さん、美虎、散華さんの3人で遊んでいた。


 既に何回か遊んでいて、皆ルールは覚えているし、麻雀は秀吉が最強であるが、他は横並びなので打倒秀吉で俺含めた4人で打つことが多かった。


 なんだかんだ歴史の偉人……それも日本一の成り上がり者と史実では言われている秀吉。


 現代の将棋や麻雀、囲碁とかのルールを覚えてからは連戦連勝。


 最初の頃は振り飛車(将棋の戦術)で右往左往していたのに直ぐに対応する様になって……。


「でも私達凄い恵まれているよね……萌衣姉さんの部下に成れたし、ここから頑張って成り上がっていけば……もっとも、将棋の駒の様に私達も金に成れるかな?」


「秀吉は龍に成れると思うけどな……もっと」


 俺は王手をされていたので駒を動かして回避する。


「秀吉は俺の嫁に成れて良かったか?」


「それは勿論!」


 一応まだ形式的には許嫁の状態ではあるが、同じ屋根の下で住んでいるし、同棲関係が成立しているのでね。


 結婚するのも家の繋がりの意味が強いし、まずは萌衣姉さんと婚姻の儀式を冬に行なってからその次にほぼ身内である美虎と秀吉と婚姻って感じの流れになる。


 散華さんはどうなるのだろう……側室というか妾というか……セフレ的な関係になりそう。


 子供ができたら責任は取るけど。


「今後はどういう風に動いていくの?」


「そうだな〜」


 とりあえず村でしっかりとした地位に就いて、信頼を獲得すること、村全体が飢えなくて済むことの最低限の2つはやり遂げた。


 俺の知っている限り、来年と再来年は大きな戦は無かったはず。


 あったとしても三河方面での小競り合いくらいだろう。


 俺も元服したので、戦になれば萌衣姉さんと共に出陣することになるので、その準備をしておかないといけないかな? 


(食料事情をもう少し豊かにしてもいいかもな。田んぼと畑も頑張ったおかげで10反分まで増えているし……ただこれ以上は飛び地になったり、隣村との利権に手を突っ込むことになるから広げられないだろうし)


 ちなみに田んぼ6反、畑4反分開墾できたので、これが萌衣姉さんの領地である。


 1反1石計算とすると、萌衣姉さんは10石の領地を持つ武士ってことになる。


 足軽組頭としては破格だろう。


 普通領地を持つって足軽大将より上の侍身分になってからだし……。


 しかもうちは年貢を支払わなくて良いって領主から言われているので、領主が変わるか、織田家が消滅でもしない限り特権を享受することができる。


「とりあえず秋に植えた白菜や大根の収穫をやりながら、冬の間は春の為の肥料作りかな?」


「春の為の準備ね」


 あとは木を切ったりして薪や炭を用意したりとやることは色々ある。


 秀吉達の育乳もしたいし……。


「鶏を育てても良いかもな」


「鶏? 刻鳥の?」


 鶏は刻を告げる鳥として神聖視されていて、戦国時代だと一部の地域を除いて飼育されていなかった。


 ただ鶏は肉も卵も羽は矢羽根にもなるし、骨や卵の殻は骨粉、鶏の糞も鶏糞として肥料になる。


 それに鶏は何でも食べるので、余った野菜くずでもあげていれば育つし、飛べないから飼育も比較的楽。


 家畜になるべきために生まれてきた動物である。


 女性陣は鶏に対して若干の忌避感があるかもしれないが、料理に鶏肉を混ぜたり、卵料理の美味しさを冬の間に教えれば大丈夫だろう。


 野鳥は獲ってきて食べたりしているし……。


 それにうちは村の外れに家があるから、鶏を沢山飼育していても文句を言う人は少ないだろう。


「とにかくいっぱい食べて、いっぱい体を大きくして……いっぱい鍛錬して強くなろう秀吉!」


「うん! 出世するために私も頑張るから英聖も頑張ろうね!」


 こうして冬を過ごしていくのだった。



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