プロローグ
目に留めていただいてありがとうございます。主人公の性格が癪に障る可能性があります。主人公が成長するまで今しばらくお待ちください。
橋崎 麗華26歳。趣味なし。特技なし。夢なし。恋人なし。友達なし。仕事なし。親の遺産で暮らし始めて約1年半。もう貯金も尽きそうだ。別にダラダラ生きるのが嫌いだったわけじゃない。でも、望むことなら貴族とかお金持ちの子供に生まれたかった。そしたらもっとダラダラ楽して暮らせられた。
今日は 仕事を探して久しぶりに外に出た。非常に面倒臭い。てか今、目茶苦茶足が痛い。1週間出てないだけでこんなにも体力は落ちるものなのか。特技も何もないけど、運動ができなかったわけじゃなかったのに…。
「おい!!!危ねぇぞ!!!」
…え?
ふと横を見ると、トラックが全速で突っ込んできていた。え?え?私の死因これ?ああぁぁ!!神様!!今まで全く信じてこなくてごめんなさい!!!来世は金持ち、来世は貴族、来世は金持ち、来世は貴族!!
「来世は貴族に!!!!」
…まあ、華々しい散り方だったのではないか。私、今まで何も野望とか無かったけど、初めてそれを大声で口に出して死んだんだ。
ま、いっか―――。
「来世は貴族に!!」
はっ!!え!?生きてる!?ガチで転生した!?あんなコテコテの転生系物語の死に方して、マジで来れた!?神様は居たんだ!!ありがとうございます…!この世界で仏様とか神様とか居るかどうかわかんないけど、とりあえず全部の宗教の神に感謝!!
「何馬鹿なこと抜かしてんのさ。いつまで寝ぼけてるの?ほらさっさと畑仕事手伝う!」
え?あぁ、家政婦か…。って、 …ん?畑仕事?貴族に生まれたら、絶対耳にしない言葉だよね。
意識がはっきりしてきて、周りが見えるようになってくると、ボロボロの壁と天井が目に入ってきた。
………これ、絶対貴族じゃないやつじゃん。
「ああああ!!神様!!仏様!!これが今まで信じていなかった罰ですか!!??あんまりだぁぁぁぁ!!」
こんなはずじゃなかったのに……。てか大丈夫?前世の記憶っていってもほぼ惰性で生きてきたから何も活かせることないし…。能力とか与えられる系……でもなさそうだし…。え?もしかして詰み?
最後までお読みいただきありがとうございます。誤字脱字等あれば、お手数をおかけしますが教えて頂ければ嬉しいです。




