表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/30

第1章5話 夢と希望と浪漫砲

鳥肉を堪能し始めてもう早くも3カ月が過ぎた!


その間に鳥やオークを沢山狩り!いつの間にやらレベルも15まで上がっている!


そして今のステータスがコチラ!・・・ジャン!・・


名前 カズマ

種族 オーガ

LV 15

攻撃 450

防御 390

回避 290


スキル 言語理解「読み・書き」自然治癒力UP

経験値倍加 直感 武器作成LV2 投技LV2

索敵LV1


こんな感じになっております。


因みに索敵って素敵な浪漫くすぐるスキルはLV10に上がって覚えまして、何がわかるかと言うと範囲は自分中心に100m圏内だが、体長30㎝以上の生物の生体エネルギーを感知できるとゆー優れもの!


レベルを上げるともう少し細かい指定等も出来ようなので、中々浪漫のあるスキルだと思っている!


そしてこの索敵を覚えてからは、やはり狩が数段やり易くなった。

ある程度の距離で相手より先に発見でき、先手が打てるのは、狩ではかなりのアドバンテージである。


狩が楽になると、色々な心配も無くなり更にお腹も満たされた!


そして狩が増えれば、攻撃スキルもレベルが上がる!

今では武器ストックの槍は5本に増え!簡単な木を削って作った槍も10本ほど作成した。


投げ捨てれる木の槍の強みは鳥相手に抜群に発揮され!

その後の夕食には、欠かさず鳥肉が出る様になった程である!


レベルアップのお陰で、かなりのスタミナが付いたようで、最近は何時もの水場から更に上流の辺りまで、走って行っても疲れなくなっていた!


この調子で更なるレベルアップを目指したいと思う!


・・・ここらで少し手応えのある獲物が欲しいところだが・・・


こーゆうフラグっぽい事言うとお約束である!!


上流の川の付近で索敵にて獲物を、探していると!

どーやら右前方に対峙する生体エネルギーがあった!近づいてみると戦闘音が!!


・・ザザッ・・フッ・・・ブン・・ブン・・ガツッ!・・ドサ・・・


そこに居たのは熊から進化したようなフォルムの3mはある魔物だった!


そして戦っていたのは、冒険者の様だがこちらは残念ながらたった今、熊の魔物が放った一撃に倒された所だった!


魔物がゆっくりと冒険者に寄って行くのを、隠れて見ていたが!冒険者の装備を見て思わず熊の魔物へ、木の槍をぶん投げる!


何故ならその冒険者は、盾と剣それに、鞄らしき荷物まで置いてあったのである!


このまま魔物を放っておくと、それらの貴重な全てがボロボロにされてしまう!!


ハッキリ言って生活を充実させていきたい俺には、あれらの貴重な装備等は是が非でも欲しい品々である!


まだ戦った事のない敵だが、臆する事なく戦いへと身を投じる!


初手は上々!!投げた槍は右肩に刺さり、魔物は絶叫!

こちらに向けて二足歩行で威嚇咆哮とともに態勢を整える!


・・・さて次はと!お!良いのがある!・・・


魔物に近づいて行く方向に拳サイズの石があった!


それを拾って魔物へと投げる!


魔物はそれを槍の刺さっていない左腕で叩く!!


しかし狙っていたのはこの隙である!


すかさず魔物へとダッシュ持ってきた骨の刃で、スライディング気味に熊の左後ろ足を突く!


・・・ズザー・・ドス・・・


そしてそのまま冒険者の遺体へと寄って行き、持っていた剣を拝借!!


その時気配を感じて前転して転がる、さっきいた場所には、魔物の放った右手による一撃が地面をえぐっていた!


・・・ふ〜なかなかタフだね〜コイツは・・・


正直戦いとは、理性的で狡猾な奴ほど手強いと思う!

本能で戦っても勝てないと俺はみている!


なので動物的行動で掛かってきても、不意打ちから長所を潰していく戦い方を信条とする俺には勝てないって事だ!!


・・・ほっ!・・・よっと・・・


魔物のワンツーを掻い潜り、すれ違った隙に左腕を剣で切る!


これで攻撃力と機動力はそれなりに低下している!

後は詰めである!


ここで必殺技的なスキルが有れば、かなり浪漫溢れる展開なのだが!


「残念ながらそんなスキルは持ち合わせて無いんだなーこれが!」


そろそろ何か覚えて欲しいものである!!


ではどーするか!中々まだまだ元気なよーなので、焦らずゆっくり真綿で首を絞めるように倒す!

無理したら、いくら手負いとはいえこっちが深手を負うリスクは充分にある!


今のところ熊の魔物の攻撃は当たらない、なのでヒットアンドアウェイで、血と体力を奪う!


あれから15分ほどたった!奴はだいぶ攻撃速度も落ちて来ている!


もうそろそろ隙が出来るはずだ!


そしてその時はきた!


奴は苦し紛れに、ベアハッグするべく両手で抱きしめる様な攻撃をして来た、それをバックステップで交わし、サイドに回りながら首へと一太刀!!


・・・ザシュッ・・・・


熊の魔物は首から血を吹き上げながら、前のめりで倒れていった!


そしてそのまま生き絶えたのである!


その時案の定来ましたレベルアップ音!!


早速ステータスオープン!!


名前 カズマ

種族 オーガ

LV 19

攻撃 490

防御 430

回避 330


スキル 言語理解「読み・書き」自然治癒力UP

経験値倍加 直感 武器作成LV2 投技LV2

索敵LV1 弱点特効LV1


おお〜!!


一気に4も上がってる!!


しかも新しいスキルは弱点特効か!地味助かる!


熊の魔物は見つけ次第不意打ちとヒットアンドアウェイで倒し、経験値稼ぎをしようと心に決めたのであった!


さて!ここまで来たらお約束!


熊の解体である!流石に巨体の全てを持って帰るのは無理なので、美味しそうな部位のみ持って帰ろうと思う!


前世で高級食材だった前足は確定で!後はモモ肉等を切り分けていく!しかしながら流石の量である!どうしたものか!


そこでふと冒険者の所持品を改めて拝借する事に!

剣は既に貰っているので、鞘と盾!そして鞄である!


普通冒険者ならパーティを組むのでは?と不思議に思っていたが!どーやら採取クエストの最中に襲われた感じがした!なぜなら鞄の中には、薬草や後はよくわからない草などが入れてあったからである!


目的がはっきりとはわからないが、ご愁傷様である!

そんな時、ふとあの子は無事に母親へと、薬草を届けられただろうか?と3ヶ月前に助けたティファの事を思い浮かべた!


・・・母親が元気になっていると良いのだが・・・


おっと!こんな事してる場合じゃないな!鞄にはまだまだ余裕があったので、そこらにある葉っぱで切り分けた肉を包み、鞄に入られるだけ入れて!


後は放置した!まー他の動物等が食べるだろう!


木の槍と剣は鞘に付いた紐で腰へ固定し、腕には盾骨の刃を拾って帰路につく!


今の俺はきっと前世で想像した、冒険者のような感じに見えるのではない?


ちょっと胸が熱くなった!まさか夢がこんな所で叶うなんてな!


さてと!帰ったら熊肉料理を堪能することにする!


まーゆうても毎度の素焼きですけどね!


食べた感想は、まー普通だった!やっぱり俺は鶏肉派のようである!



やりたい方向へ段々と進めて行ってはいますが、もう少し1人でのストーリーが続くようです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ