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第2章17話 作成するべし!!

中々時間が取れず遅くなりました。

洞窟へと帰ってきた俺はリアとファングに今日あった出来事を説明していた。


冒険者を助けた事よりも、オーガと戦った事を2人から少し責められた!


「問題なかったからよかったですけど、同族との戦闘は力が拮抗する時もあるのですから、お1人で無茶はしないで下さい。」


「ほんとだよ!おじさんはすぐ1人でなんでもしちゃうんだから!」


「すまん!すまん!今後は気をつけるよ!」


よーやく説明しおわったので確認を延ばしていたステータスを確認する。


ステータスオープン!


名前 カズマ


種族 バトルオーガ


LV 38


攻撃 730


防御 670


回避 570


スキル 言語理解「読み・書き」自然治癒力UP


経験値倍加 直感 武器作成LV3 投技LV5


索敵LV3 弱点特効LV1 格闘LV2 武の極みLV1


薬学LV1


おお~久しぶりにレベル3も上がっていた。


まー途中熊や蛇も倒してはいるので純粋にオーガのみでのレベルアップではないかもしれないが!


索敵がLV3へ地味に嬉しい!範囲が200m→300mへ広がった!


あと薬学LV1なんてもんも覚えた、これは最近ミランダへ傷薬等を納品する過程で覚えたのだろう。


まーそれなりのスキルUPもしたし、今回は満足である!


さて今日はもう飯食って寝るかな!


その後いつもの感じでみんなでご飯を食べて寝る事に!


横になって眠るまでの間、少しカイルの事や戦いの事を思いだしていた!


・・・あいつあの後無事に帰れただろうか?・・・・


・・・仲間に裏切られて今後は少し活動にも支障きたすだろうな・・・


・・・後やはり戦闘で最近所持している人間の武器が軽いと感じる・・・


・・・そろそろ俺専用を考えないといけないかもな・・・・ミランダに協力を仰ぐか・・・


そして眠りについた。


翌日早速武器について考案する事にした!


自作した槍等は持ちてや重さも自分で選んだのでそこまで違和感はでていない!


だが剣や盾は普通に軽いのである!


この要領だと弓等は引くと蔓が切れるおそれもあるので、自分用に作成するべきかと思う!


後は人が使えるレベルの武器の作成と販売である!


オーガ印の武器ってので力自慢用に少し人が使う武器より丈夫で重い物を作成し販売できたらと思っている。


そこで試作品を作成し次回の取引でミランダに街の武器を購入して貰って人間の武器との違いを比べてみようと考えている。


考えもまとまったので、取り敢えず自分用の弓の作成から考える事にする!


何故急に弓かと言うと、索敵が300mへ拡大したため、もし離れた場所から狙撃できれば今後の戦いはまた変わってくるのではないか?そー思ったからである。


攻撃力もUPしている今、それなりに遠くまで矢を放てる自信もあるので、妥協せずに良い弓を作成しようと思う。


素材を集めるべく森に行く準備をすると、リアとファングから一緒に行きたいと言われたので、2人にもついて来て貰う事にした。


「鞄の中にそれなりに物は入ってるからコレだけ持って行けばなんとかなるな!2人は準備できた?」


「大丈夫です」「うん、行けるよ!」


「ならとりあえず川の方に行こうと思う!確かあの辺りに良くしなるいい木があったはずなんだ!」


「では出発!」


程なくして目的地に到着する!


「この辺りの木に体重をかけてみて、しなり具合を見ようと思う!」


「わかりました!私達もそれぞれ探してみます!」


「よろしく頼む!」


それぞれ別方向へ向かい木に力をらかける!

リアとファングは、4本足で木に飛びかかり、三角飛びの方法で、しなり具合を確認していた!


俺は普通に手で押してみて、しなり具合を確認している!なんとも地味な作業である!


ある程度時間もたったので、2人を呼び戻してそれぞれの候補の木を確認する事にした!


「まずはファングのから見て見るかな」


「うん!こっちだよ!」


ファングに案内された木は、少し白っぽい木で!日本の木でいうと白樺の木に似ている!


するとリアが!


「私もこの木が1番しなり具合が良いと感じました!」


「実は俺もなんだ!まー3人が同じ木に辿り着いたって事は、この木で確定だな!」


2人を見るとウンウンと頷いていた!


では早速と俺は鞄からオノを出して、木を切る!


カコン!カコン!カコン!カコン!


流石オーガパワー!あっという間にオノが木に埋まっていく!もうそろそろ倒れそうだな!


俺は頑丈そうな蔦を採取して、木に引っ掛けてリアとファングにそれぞれ端を持って貰い!合図したら後ろに引っ張ってくれと頼む!


「おーし!引っ張ってくれ!」


2人が引っ張るたら同時に、俺は木に向かって飛び蹴りをかます!


バギバギバギ!ドドーン!


木を倒す事に成功した!


「ありがとう!綺麗に倒れたよ!」


2人に礼を言うと!


「これくらい大した事ないよおじさん!」


「お役に立てて良かったです」


この親子はやはり良い狼である!前の世界の人間関係を考えると、こっちの世界での親子との関係のが、よっぽど温もりを感じている自分がいた!


「さてと!こっから更に切り分けて、削っていかないとな!あ!ノコが無いな!しまったな考えてなかった。」


そもそも道具が足りない事に今更ながらに気がつく!


これはミランダに会ってからしか作業が進まないな!


「道具が無いから、ある程度の大きさにオノで切って持って帰る事にするよ」


「わかりました!」「了解」


それから程なくして短くした木を蔦等で纏めて、肩に担いで帰る事に!


洞窟についてからは、今後の必要な道具を自分の脳内に思い浮かべて、アレやコレやと1人で考えにふけっていた!


明後日にはミランダとの取引なので、それまでには必要道具の発注できる用意と、傷薬の作成である!

気合いを入れて、森に採取しに出かけたりしながらミランダとの取引の日まで過ごした。


取引当日の朝!鞄に傷薬等をしまい!オリジナルの槍を2本入れて出発する!


「では留守を頼む」


「わかりました。行ってらっしゃいませ!」「行ってらっしゃい!おじさん」


そろそろファングにはおじさんではなく、カズマさんと呼ばせようかと少し考えながら目的地へと急ぐ!


いつもの場所に到着するとミランダは既に来ていた


「お疲れ様です!」


「待ったか?」


「いえ!今さっき着いた所でこまざいます。」


「なら良かった!」


「では早速だが傷薬等は各20個づつ持って来た!後は槍が2本だ!」


「ありがとうございます!検品いたしました!」


「あーそうだ!折り入ってお願いがあるんだが」


「何なりとお申し付け下さい」


「実はもう少し武器等も納品しようと思ってるだが!それを作成するのに、ノコギリってわかるかな?木を切る道具なんだが?」


「わかります」


良かった!ノコギリあるみたいだ!


「ノコギリを2つとハンマーと釘を少し多めに!後は木を削る道具に空き瓶等がらあると助かるのだが!」


「全てございますので探して参ります」


「ありがとう!後人間が使う弓や槍も少し欲しいんたまが手に入るか?」


「大丈夫でございます!」


「ならいつまでに集められそうだ?」


「3日後にはこちらへお持ちします」


「了解した!すまないが頼む!」


俺はとりあえず最近あった事を報告して、ミランダからの最近の街での話を聞いた!


商売が順調そうで何よりだ!これは追加の道具や武器の購入にあててくれと、資金を入れた小袋を渡す!今回からはミランダから受け取る金銭は無い!


「承りました」


お互いの目的は達成されたので、お互いその場を後にする!


「では3日後の朝この場所で!


「かしこまりました。」


ミランダと別れた後の帰り道は、これから作る武器や道具等を妄想しながら帰る事になった!


洞窟の戻ると、リアとファングが出迎えてくれた!


「お帰りなさいませ!」「おじさんお帰りー」


「只今戻った」


リアが俺に尋ねる!


「どーでしたか?無事に道具は揃いそうですか?」


「ああ!何とかなりそうだった!3日後にまたミランダと会って引き取る段取りになっている」


「そうですか!それは良かった!」


「予定日までは特にやる事も無いから、2人共何かするなら手伝うぞ?」


「よろしいのですか?」


「ああ!構わない。何かあるか?」


「でしたらそろそろ仲間を捜索しに行きたいのですが・・・もちろん近場からで良いので!」


「なら今から用意して、2日後の夜には帰って来る感じでも大丈夫か?」


「もちろんです」


「では用意して来るから、リア達も用意して来てくれ」


「わかりました」


とりあえず2日ほど野宿なので、干し肉やら武器に寝る時の藁等を鞄に詰め込み、ばっちりと準備をすませた。


「俺は準備出来たけど、そっちは大丈夫か?」


「こちらも大丈夫です」「大丈夫!」


「ならリアに着いて行くから、先頭を頼む!」


「わかりました!では出発します」


こーしてリアとファングと共に仲間を探す旅へと出かけるのであった。


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