表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/29

おじさんとのキスの思い出の話の直後、キスをするって嫌がらせなの

入ってきた環に多少大げさにしてことの経緯を伝える。


「そ、そんな…」

「芸能界なんて糞尿のたまり場よ。気軽に人を信じた私がバカなの」

「す、すずさん、かわいくて、すてきで、あこがれていたんです…」

「芸能界の人たちは裏表激しいわ。私はあれについていけない」

「…みんな、ひどいです…」

「覚悟がないのに飛び込んだ私が悪いのよ」

「そんな…」うつむく環


すると

「…わたしの、おきゃくさん。みんな優しかったんです」

過去の援交の話らしい。私が昔話をしたからだろうか。


「セッ〇スはしませんでした。フェ〇とか、キスとか。キスは喜ばれました。セッ〇スしても、キスはしないって子多かったですから」

そうなんだ。ところで、フェ〇はセッ〇スではないのか。


「けっして、無理強いはしてきません。その前に、先にしていたから。フェ〇とか、手とかで。一度出してしまえば収まるんです。結構年齢高い人たち相手だったので」

私に対してもそうだが、環は人の気持ちをある程度読めるのだろう。


「…無口なのが、よかったのでしょう。勝手に想像してくれていましたから…。おきゃくさんは最後は5人になっていました。みんな紹介です。援助交際するような人たちだから、ひどい人なんでしょうけれど。実際ひどい言葉もかけた人もいましたけれど、そんなひどい思いは…」

環が泣いている。


「…高校卒業でやめると宣言した時に、最初のお客さんがセッ〇スを求めてきました」

泣きながら、でも言葉はよどみない。


「黙って身体を開きました。ただ、涙があふれて、悲しいわけではない。ただ、なにやってんだろ、私って。援交やめるって決めて、なんでセッ〇スしてるんだろうって。そうしたら」


「『泣かないで。ありがとう。ほんとうにありがとう』って、その人が泣きながら。勃起していないあれを見せて『環ちゃんに泣かれたらたたないよ』って。『もういいんだ。卒業して、自由になって。』そういって、私に1000万円渡してきました」


「ほかの人たちにも伝えるよ。もういいんだ。本当にありがとう。そう抱きしめて、関係が終わりました。それから、本当になんの連絡もありません。きっとあの人たちには嘘はなかった」

そんな大人たちもいるのか。


「…わたしの体験ですら、もう…でもみかさんはもっと…」

抱きしめてくる

「わたしたち、きっと…」そういって、環はキスをしてきた。

伏字ばっかりですね。もうちょっと伏字展開が続きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ