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灯雪

作者: 高坂時雨

メリークリスマス!


高坂時雨です!


気が付いたらもうクリスマスですね。


ってことで、急遽、短編小説を書きました!

クリスマスプレゼント的な? 笑笑


粉雪が降る都会のカフェの前。

カフェの中に飾ってあるクリスマスツリーを眺めながら、一人立つ女がいた。


東海時雨。

大学生の彼女は、友達と遊んだ帰り道に、ふとカフェのクリスマスツリーが目に入った。


「もう、そんな季節か〜」


今日は12月24日。

クリスマス・イブだ。


大学には、指定校推薦で受かり、余裕ぶっこいていたため、授業についていけず、留年の危機に追われてたため、季節の変化などには全く意識がなかったのだ。

特に、必修科目には、苦手な理数科目が4つありそれらが彼女なことを危機に追い込んでいる。

また、彼女は、哲学部に所属している。


彼女はその場に立ち、ツリーを眺めながら思った。


小さい頃は、クリスマスが近づけは、テンションが上がってたし、日に日に25日が迫ってくる感じが大好きだったのに、今はもう、どうでもいい。

歳をとるにつれ、クリスマスを楽しみに待つ必要性がないことに気がついた。

カップルはクリスマスだからっていちゃついてる。

子どもはお母さんに手を引きづられ、クリスマスの街並みを楽しみつつ、サンタさんが来るかななんて話をしている。


あんな風に無邪気にクリスマスを楽しんでる時期もあったな。


楽しに待つ必要はないけど、久しぶりに、クリスマスを無邪気に楽しみたい。


世間はこうやって、クリスマスを楽しむ人と、そうでもない人の2パターンに分かれる。


まるで、灯りと雪のように。



そんなことを思いながら、彼女は歩き出した。

手のひらを夜空にむけて開くと雪がふわりと降りてきて一瞬で溶ける。

3、4粒ほど雪が手のひらに降りてきて、溶けたら、手を握り、そのまま、帰った。



灯雪を読んでいただきありがとうございます!!


短編小説といいつつ、他の作者さん達と比べて長くなってしまいました。


初めての短編小説、灯雪は、お楽しみ頂けましたか?


お楽しみ頂けたら幸いです。


さて、今年も残りわずかです。


クリスマスと、残りわずかな2017年をお楽しみください。


それと、2日後には、

春夏秋冬〜4years of memorys〜夏

ー第3話ー

も投稿します。

こちらの方もぜひ読んでください!


ご意見、ご感想等お待ちしております。

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