エピローグ
一冊の小説を終わりから最後まで、
読み切ったことがあり、
その本の内容はゴルフに関係することで、
登場人物の一人である
プロゴルファーが、
こんなような発言をする。
「ティーショットを私は強く打つことを心掛けている。届かないティーショットは、決してカップインしないからだ。」というようなことだった。…
理屈として、カップに届かないとカップインしない…。
真剣勝負を幾度も、やったことのある僕の心に響く、小説の一場面であった。
【最後の最後は、やはり『僕自身の話』で……。】
己は、こうなりたい!こうありたい!!
と思うなら、
やはり、己で動いてみないといけない!
と、僕は思うのである。
僕は、己の人生経験の中で数多の失敗、
うまくいかなかったことを生かし、
今は、
「努力する」と同じくらい「努力の仕方」が
大事だと思っている。
過程があり、そこに至ったわけだ…。
結果的に、
僕は、絵本の『文』において、
世間にデビューした。
空っぽになったと思われていた僕に、
新しい何かが芽生え出していた…。
ふと、『文』に特化して頑張ってみようかな…と思う。
(…どうしたら、この感動を皆に伝えられるだろう…?)
僕は、考える…
己の身体の隅々から、何か出ないか?と、
考える…。
『僕の経験』が、
無駄に『文』を書くな……と僕に囁いた…、
その時、
その時こそ、
僕は、思いを吐き出すように、
書きたいがままに『文』を、
書くのであった…。
【おわり】