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プロローグ
本作品は推理モノの体をしていますが、
推理小説を名乗っていいのか、ひどい出来となっています。
物語として楽しんでいただくか、
どんな解答であっても、広い心で受け止めるという心持ちの方でなければ、おすすめ出来かねます。
ご了承下さい。
どんなに手を伸ばしても届かない物もあるだろう
でも、いつかは届くと信じていた
どんなに耐えても報われない時もあるだろう
でも、いつかは報われると信じていた
どんなに待っても来ない人も居るだろう
でも、いつかは来てくれるって…信じたかった
自らの…
未熟さ故のアヤマチ…
ただ過ぎて行く過去を憂い
まともに見えない未来にすがり
冷たい現在を生きる
いつからだろう…
…そんな毎日に疲れたのは…
都合のいい正義の味方なんていない
みんな…みんな…
薄汚れたエゴの塊
だから…
決めた
自らの過去に決着を着ける事を…
ただ…
待った
…この決別の日を