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35 経歴不詳


「いえ、一時期だれかを探さなくてはいけないという衝動に駆られたことがあったのですが。なぜかペルセポネを見た瞬間にめっきりおこらなくなったので、それが運命で僕はそれを果たしたからなくなったのではないかと思いまして」


 惚けのような内容を無表情でハーデスは話す。

 表情から惚けてるわけではないことはわかるが、それをいうのならこの世界にいる大人のほとんどが運命がないということになる。


 流石にそれはないだろう。


「それなら他の人間も運命がない人間が腐るほどいることになる。それなら神たちが運命がないと違和を感じたのがおかしなことになってしまうだろう。おそらくお前の推測は間違っている」


「そうですか。なら僕が運命が無いと言われる理由はよくわかりませんね。特段それ以外に変わった経歴も何か特別なものとの交流もありませんでしたから」




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