表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
国で暗殺されそうなので、公爵やめて辺境で美少女専門テイマーになります  作者: 竜頭蛇
テイマー条約第7条 過ぎたるテイムは身を滅ぼす
167/179

5話 カタストロフダージリン

「私たち、紅茶がぶ飲み系アイドル カタストロフダージリンです。新人ですが頑張りたいと思います。では聞いてください。『それは紅茶じゃねえ!』」



 凄い……。

 ゼウスちゃんと青ダヌキ、歌詞とかダンスとか事前に何も考えてないのに、魂だけで踊ってる。


「見ろよ、アレ。あのアナグラムみてえな歌詞と踊り! 最高にロックだぜ!」「ああ、あれはロックとしか言いようがねえ」「なんだありゃあ! 無秩序そのものじゃねえか! ロックだ」


 わらわらと周りに世紀末の住民のようなガチムチたちが集まり始めた。

 美少女(?)とホモ臭いガチムチたちの饗宴だ。

 凄い全く正反対のモノの心が一つになってる。


 ―|―|―


「ふう、帝龍はみつからなかったが、最近なまってきていると感じてた体をよく動かせたな」


「そうですか。僕はその言葉を聞けてうれしいです。ゼウスさん自身が広告塔になることで帝龍の情報を集めることに役立ちますし」


「もうだめだ。喉が渇いて……」


 ダンスが終わり、ゼウスちゃんを労っているとアンドーが「ポカ〇、アクエリア〇……」とか言いながらブラックホールからスポーツ少年ががぶ飲みしそうな液体入った瓶を取り出した。


「何をやってるんですが、アンドーさん!」


 パシイ!


「ああ、俺のポカ〇……。 喉渇いとんのに何やっとんじゃお前! 俺を力〇徹にするつもりか」


「あなたそれでもアイドルですか! 水分補給にそんな如何にも部活中の男子学生が飲んでそうなモノを。紅茶か何かキャピキャピした物体を飲みなさい」


「そんなもん飲んでるアイドルいねえよ」


「いるでしょ、そこに」


 紅茶をガポガポ飲みまくっているゼウスちゃんを指さす。


「あれは特別わ」

「早く紅茶を飲んでください」


 グビグビグビグビ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ