表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
国で暗殺されそうなので、公爵やめて辺境で美少女専門テイマーになります  作者: 竜頭蛇
テイマー条約第6条 愛を込めたテイムをしなければならない
127/179

プロローグ まさかの裏切りNTR



 俺は大会が終わった後日からディオグランド総督に任命され、政務に追われてていた。

 俺の任命した当の本人である兄マンティーはグランプリの優勝者兼建国者として連日連夜水晶で姿を見せているのでなんだか余暇を楽しんでいるようで恨めしい。

 それに水晶で兄マンティーは孤児院に寄付とか言ってたので、奴がロリコン牧場でも作るのではないかと気が気じゃない。

 俺が無駄にデカい椅子に座ってそんなことを考えていると、ガチムチ・ハタラキスギジャネーノが扉を開けて部屋の中に入ってきた。


「総督、大変です。兵士たちが村娘たちにアピールするために調子に乗ったら、大破しました」


「彼らに不可能は在りません。大破したまま勤務させてください」


「そこまで酷使いただけるとは光栄の至り。やはりあなたは労働の神ワタミーの生まれ変わりなのですね」


 俺が適当に指示を飛ばすと満足した顔をになってハタラキスギジャネーノはガイア専用総督室から出ていく。


 今日の政務はこれで終わりだ。

 一日30分労働……。

 長いな。

 もっと短縮しなければ。


 奴らにクズの呼吸、参の型「ブンナゲ」を繰り出し、かなり労働を節約したが、それでも俺に理想とする一日3分労働にはほど遠い。

 これを達成するにはクズの呼吸をすべて習得する必要があるかもしれない。


 それが達成できれば俺が美少女をテイムに行ける時間は23時間57分。

 一日の大半をテイムに使える。

 ここまで行けば確実に美少女を一人や千人くらいはテイムできるはずだ。


「あんた、仕事サボってなにやってのよお! 早くあたしが作るように言っておいた自警団『NTRバスターズ』を作りなさいよ!」


 俺がテイムの計画を立てっているとピンクが入ってきた。


「うるさいな。NTRバスターズなんてお前にしか需要が無いだろ。そんなわけ分からんもん作る必要性がないよ」


「あるわよ。あんたあの時の悲劇を忘れたの?」


 奴に言われたことで、ナイスバディに間男の股間に顔を埋めていたことを思い出す。


「くっ、……作るべきだというのか!?」


「あんた、手に平クルクルね。まあ作って来れるならなんでもいいけど」


「じゃあ早速NTRデストロイヤーシステムを構築にかかるか……」


 俺が早速準備にかかるためにたちあがり、踵を返すと


 ビュン! ドサァ!


 という音が聞こえ、振り返るとピンクの胸にゼウスちゃんが顔を埋めているのが見えた。

 NTRだ。


 ピンクの野郎……。

 開始3秒で俺のことを裏切りやがった。

 なにがNTRバスターズだ。

 お前がNTRじゃねえか。


「ガイア、ゼウスがいきなり黒い穴から落ちてきたのよ。誤解よ」

「なんだというのだ、いったい? ガイア!?」


「問答不要だ。お前らは極刑だ」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ