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国で暗殺されそうなので、公爵やめて辺境で美少女専門テイマーになります  作者: 竜頭蛇
テイマー条約第五条 テイムしたものとはいかなる時も共にあらねばならない
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7話 彼女募集ガチ勢による熾烈な争い

 着地の時にドカンと音を立ててパワー系ガ〇ジと勘違いされても困るので、地面が近づくと魔力を下に向けて放出して音が出ないように着地する。


 すると俺に熱い視線を送っていた脈ありナイスバディのサイドに、覆面姿の怪しい男と糊の効いたスーツを着たイケメンが居ることに気付いた。

 もうすでに他の彼女募集中ガチ勢にナイスバディが囲まれ始めていたようだ。


「なるほど、あなたたちが僕の敵と言うことですか」


 俺が牽制にそう告げるとガチ勢二人は息を呑み、ナイスバディもなぜか後ずさった。

 よくわからないがガチ勢の牽制に成功した上、ナイスバディの視線を俺に固定することに成功したようだ。


 中々に幸先がいい。

 よし、注目も集まったしまずは女子の好感度の高そうな自己紹介でもさせてもらうか。


「僕の名前はガイア・フォース。次期公爵です。趣味は地味な趣味だとよく言われるのですがゴミ掃除です」


 次期公爵というステータスの高さと、家庭的な趣味を交えた隙のない自己紹介を炸裂させると、「お、俺たちがゴミだと? な、なめるな!」とか言って男二人が俺に飛び掛かってきた。


 なんて奴らだ。

 自己紹介から適当な難癖をつけてライバルである俺を抹殺しようとするとは。


 俺はまずなんかシャレオツな剣を俺に向けてきたサブカル覆面を羽交い絞めにすると、そこに少し離れた位置に居たイケメンが覆面に銃を乱射した。


 とんでもねえヤローだ……。ナンパという戦場に来たことで心まで戦場になってやがる。


「き、貴様! 人の心はないのか!」


 奴はなぜか銃乱射の責任をすべて俺になすりつけながら、銃を乱射し続ける。

 その言葉お前にそのまま返すぜ。


 俺は奴を止めるために何か攻撃出来るものが近くを探すが存在しない。仕方ないので、奴にむけて覆面を巴投げする。


 奴らは二、三くらい錐もみすると、ぐったりした。

 とりあえず奴らを鎮圧することには成功したらしい。


 なんか少し悪い気もするがあっちが、気にすることはないか。

 それよりは邪魔者二人が消えたことで、ナイスバディへの障害がオールクリアだ。

 今こそが好機。


「あなたと僕、二人きりですね」


 こちらがそういうと、ナイスバディは後ずさった。

 おそらく初心が何かだろう。

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