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依存回路。

作者: SYULI

わかってるんだ


私が何をしたって

無駄だってことくらい。


君は私1人を選んでくれないってことくらい。


みんなの前でだって話せるあのカップルとか

みんなと一緒に帰るあのカップルとか


そういう人たちとは違うんだって。


君は私と一緒にいてもいなくてもいいんでしょ


ならもうやめようよ


君の事ばかり考えて

辛くなるのにもう疲れちゃったんだ


私ばっかり気持ちが優って

君は私の身体目当てじゃないの


誰でもいいならもうやめようよ


ねぇ君はいつまでこうしているの



最後の日をいつにしようかって


ずっと考えてるんだ


出来ればいつもとおんなじように

君に抱きついてキスをして

今日もありがとうって言って

どうしたの急にって言われたら

ううん何でもないよって


強くもう一度抱きしめたら

頬にキスをして

耳元で大好きだったよって呟いて

君の前から消えるんだ


連絡先もすべてなくして

君から離れて生きていく


生きていくかは正直わからないけど


君とばいばいするのは本当だよ


さあいつにしようか



いいタイミングもきっかけもないから

なかなか決められなくて

引き摺ってきてしまってるんだ


早く機会が来ないかな。



出来れば君の気持ちが高揚して

私でいっぱいになったその瞬間

たった数時間、数分だったとしても

私のことだけを考えて離したくないと思った瞬間(とき)

そこで君を手放したいの


そうしたら君は少しでも私のことを考えてくれるかなって

馬鹿みたいにまだ期待してるんだ


馬鹿でしょ笑いなよ


そこまでしても君に考えて欲しいだなんて

なんて馬鹿なんだろう


本当なら機会なんて読まずに

さっさと手放せばいいのに

君のことを離したくないから言い訳してるだけ


もう馬鹿なことはやめて自由になろうよ


自分に言い聞かせるんだ

もっと幸せになれるはずだよって


でも自分は聞き入れない


もうこんなに好きな人には出会えないからなんて


堂々巡りで止まらない



さよなら

まだだめ

さよなら

まだ我慢


ねぇ花弁をちぎったら決められる?

ねぇどうしたら君を忘れられる?


ねぇねぇねぇねぇねぇ


誰か私に教えてよ


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