第7話 2028年8月17日12時
ついに未来に行きました。
タイムマシーンは止まった。
『ふぅ…つきましたよ、ここが2028年8月17日の午後12時です。場所はまぁあなたの家からかなり離れてしまいましたが…』
俺は車からおりて未来の地面に足をついた。
俺の想像していた未来は高層ビルが建ち並び、空飛ぶ車、二足歩行するロボットが人間と共に生活しているのを想像していた。
『これが……未来かぁ?』しかし現実はそぉではなかった。
一面は焼け野原、がれきの山、テツクズ、飛び交うミサイル、訳のわからない植物や動物達があたり一面にいる。昼間にも関わらず空は赤く、不気味な雰囲気が辺りにただよっている。
『僕たちの民間軍の基地まで行きましょお!あの人達が待っています。まだもぉすこし距離があるのでもお一度乗ってください。』
『あ…あぁ…』またタイムマシーンに乗り込む。俺は放心状態で何も聞こえてなかった…まさか未来がこんなことになっていたとは…
『これが現実なんです…』と下を向いて未来の熊沢は言った。
『俺が想像してた未来と全然違う…それよりもあの変な植物や動物はなんだ?未来ってロボットとかはいないのか?』俺は見たことの無いものがありすぎて気になった。
『はい…確かにロボットはいますよ、しかしロボットより優れた技術が政府にはあるんです……』
おぃどおゆうことだ?
さっきの民間軍や政府が持ってるロボットより優れた技術、また謎が深まる……
未来にきてまた戸惑いがふえる。