第3話 質問
唖然とする俺…また何秒か沈黙が続く……
聞きたい事は山ほどある。
しかし、一番気になることは、なぜ俺が殺されなければいけないのかである。
『質問していいか?』当然俺は聞く。
『答えられる範囲なら……』と男は言う。
『なんで俺をころすん?』と俺は質問した。当然の質問である。
『はい……わかりました、答えましょう……僕は2028年から来ました…ある四人の人達が夢のマシーン、タイムマシーンを開発する事に成功しました……初めは各国でタイムマシーンの開発競争が繰り広げられました。そして一番初めに開発に成功したのが日本でした…』
『それがどおした?』
『はい、その開発に成功した四人の内の1人がタイムマシーンを1人で乱用しはじめ…世界が大きく変わってしまいました。まずその男は、タイムマシーンを利用し、過去に行き、他の開発チームの人達を暗殺してしまったのです。そしてタイムマシーンはその男がもつ一機だけとなってしまいました。』
『それと俺を殺すのと何が関係ある?それと残ってるのは一機だけやのに何でお前もタイムマシーンを持ってる?』当然この話には謎が多い。
『まず、なぜ僕がタイムマシーンを持っているか説明しましょう。実際未来にはタイムマシーンは二機あります…僕のタイムマシーンと世界初のタイムマシーンです。実は僕のタイムマシーンもあの四人が作った物と同じなんです。』
『どぉやって作た?』
『初めて作った四人のうちの三人と僕でつくりました。まぁ僕はアシスタントですけどね……』
『もぉ一つの質問の方は?』
『はい……』男は重い口を開く。
『タイムマシーンを開発した四人のうちの一人はアナタなんです。』
全く俺の未来がどおなっているのかわきらない、俺は平凡に大学に行って普通に就職すると思ってたのに……