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短編集。『五分間の奇跡』  作者: 鴉野 兄貴


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ファンタジーRPG世界のエルフは本当に賢いのか?!

 ※ 読了10分以上で全然『五分』じゃない!w

 あえて問題を喚起してみようと思う。

 ファンタジーRPG世界のエルフは本当に賢いのか?!


『賢いに決まっているだろう寿命が長い!』


 そう反論される方もいらっしゃると思う。

 では具体例として地球上にて事実上寿命が無限な生物を挙げてみよう。


 いるのか? いる。


 貝だって300年生きるのだ。

 ちょっと人間が年齢を調べるためにオイタして殺した貝なんて500年生きていた。何しやがる人間?!


 例を挙げるとアメリカヤマナラシが八万歳だ。

 植物じゃないか?! 問題ない。

 一部の世界ではエルフは光合成出来る。

 しかしあの容姿ではどうみても葉緑素が無いように見えるのだがこれ如何に。

 まぁ光パワーで動く謎のスーパーロボットみたいなものなので深く考えたら負けなのだろう。


 どう考えても光じゃ動かん。風で動く仮面ラ〇ダー。気が付いたら風力は起動装置だった。実態は原子炉内蔵でこっちが本当の動力だった! そんな後付けのようなものだな。どうみてもエコじゃない。

 それならどら焼き食ったら体内の原子炉で超パワーになる自称猫型ロボット(青)のほうがマシだ。



 まぁそれを考えないとして地球上に実在する不老長寿の動物といえばベニクラゲであり、ヒュドラだ。

 前者は幼体に若返ることで理論上無限に生きる。


 そう言えば大昔の三つ目種族の漫画にも定期的に記憶をリセットして別人格になる設定があったな。膨大すぎて全巻読めないが。

 ベニクラゲは分裂して増える。増えているのであって不老長寿じゃないともいえるがまあ気にするな。

 分裂して増えるエルフなんてシュールに過ぎる。


 拙作ののっぺらぼうさんは本人曰く分離して増えるらしいが、ハッキリ言って現実世界の長命生物はどうみても賢そうに見えない。


 知性は老化の代償として得た生物の武器だ。


 個体の長命さより種族の長命さを優先するほうが効率は良い。となると長命と知性は相反するということになるが人間も大概寿命が長いからな。

 具体例を挙げると犬なんて七年しか生きない。彼等は一年で若者に成長する。人間長生きしすぎだろう。


 その人間だが寿命は古来と比べ三倍くらいに増えている。

 多くは三十路まで生きれば万歳だった生物が下手こけば一〇〇歳一〇〇歳。伸びすぎだろう。



 何故人間は知能が発達したかを考察する。


 人間と他の動物では食糧事情が全く違う。

 人間は調理を行う生き物だからだ。


 ……うん? 怪しくなってきた。なんかエルフが料理しているのが想像できない。偏見だろうか。そもそも作品によっちゃ光合成出来る。おいぃぃい?!

 まぁ世界によっては積極的に料理しているので解らんが、原始的な採集と狩りをしているイメージがある。森の人だし。


 エルフじゃないけど中山星香の『フィアリーブルーの伝説』のティンタス種は銀(水晶?)の城に住まい、鳥に乗って高度な文明(というか機械)をかつて持っていた節がある。筆者のエルフのイメージはどちらかというとこっちだ。

『原始的な採集と狩り』

 うん。非効率だ。どうみても。

 まぁこの辺の説明は後に譲る。まず調理だ。


 アウストラロピテクスののーみそはとってもちっこいものだった。

 今の人間ののーみそは超絶贅沢仕様だ。人間の栄養の殆どを食う。どうしてこーなった。

 原始人類が火で捕った獲物を焼いて食っていたのは間違いない。そして二〇万年前に石器を開発するまで、人類は二〇〇万年も素手で獲物取っていたらしい。

 ふぁ?! 二〇〇〇〇〇〇年?!



 二百万年って二百万年だぞ。

 二〇〇〇〇〇〇年間も人間は走り回っていた。


 人間の発汗能力は他の哺乳類とは一味違う。

 発汗しながら荒く息継ぎを行い、全力疾走状態を延々と続ける能力がある。

 人間が地球に蔓延したのはそういった二〇〇〇〇〇〇年の努力の成果であろう。


 つまり、人間が『賢く』なったのは『とても最近』だ。

 石器が生み出されて、犬や馬などの共生する生き物を得、更に農耕や牧畜が発明され、戦争が発明され、個人を導く正義が発明され、集団を統率する思想が産まれ、国家を超えて統一が図れる宗教が発達し、産業が改革され、思想をイデオロギーに置き換えるなどの実験を行って盛大に失敗して学んだり、ネットが発達してと技術革新の度にニンゲンは一気に賢くなっている。


 作者の母はすぐに手が出る典型的な昭和の母だったが、平成になって二〇年経ったら一気に穏やかで言葉で物事を解決できる人間になっていた。

 作者には正直二〇年前の母と今の母が同一人物に思えない。実の親に酷い事を言うな。作者。

 二〇年前の母は膨大な家事と手のかかる三人の子供がいたが、今の母は一人で済んでいるので余裕がたっぷりできたのだ。



 たった二十年の人類の発展は目を見張るレベルだ。

 二〇年前じゃ電子レンジも無い。(あったかもしれない)

 圧力鍋もないし(あったかもしれない)。

 フラット式の電子調理コンロも無い(それでも母は極力調理器具周りを清潔にしていたが)。

 掃除や洗濯の手間は計り知れない。そもそも合成洗剤が出来たという変化だってここ三〇年位の変化だ。それまではしつこい汚れは手洗いだ。


 今じゃ作者が放置しておいても母はアフリカの山に登っている。つまり暇が出来た。暇が出来りゃ本も読むしお花を再度習う余裕も出来る。ネットも使うし携帯も操る。勘と詳しい他人に頼る必要が無い。

 それ以上に正確な情報や知識や技術を短期間で得る事ができるし、知恵の面もまた然りだ。ネットによる知識共有万歳。


 つまり知性を伸ばすなら余裕と、それを活かして知的活動を行う素地が必要だ。

 子供育てているときは『あれが知的?』な行動だったが子育ては常に必死だったと解るので百歩譲れる。


 もともとうちの母の毛色は悪くない。むしろ教養人だ。余裕が出来たらそりゃ勉強もするし冒険旅行にも行く。

 その冒険旅行の軍資金も二十年近く某救急救命センターで掃除しながら得たものだし。



 そこのニート! 勉強しろってことだ!!

 さっさと就職しろ! 間に合わなくなっても知らんぞ~~!



 流石にネットは最近過ぎるので、人間の知能が発達した背景を語るには調理と牧畜や農耕との関係を語る必要がある。

 類人猿が人間とおなじ栄養を摂取するためには生の食い物を丸一日食い続けないといけない。消化吸収率が違いすぎるのだ。そしてそれは即破綻する。食料が無いし採集や狩りをおこなう時間というか寿命が無いのだ。人間が危険を顧みず常に調理しているのはそういった事情がある。

 まぁ現代ではそんな調理済みの食べ物を『食いすぎて』肥満になっているのだがそれは別問題だ。食いすぎるならもっと脳みそを使えば太らん。偏見だろうか。

 筋肉つけるためには自重が無いと効率よくウエイトトレーニング出来ないし。肥って初めて人間はムキムキになれる。


 少なくとも作者は運動して小説書くのに喰わないので先日ウエストが62切った。

 逆に胸囲は4センチ増えた。増やし過ぎだ。ちょっと懸垂してくらぁ!



 加熱調理して毒素を取り除き、消化吸収率を高めた食事をとる。その空いた時間を有効活用可能になる。更に空いた時間で更に旨い飯を作れるようになる。以下ループだ。


 人間は食事と技術革新で個体や全体の知性を向上してきた。

 本、映像、音声記録などの開発も大きい。近年ならネットだ。

 将来的には人間の知識や技術はインターネットで公開されるどころか、スキルソフト化して子供でも達人の技を得る事が出来るであろう。


 実際問題、今股間を擦っているニートは手書きの貧相な絵をオナネタにせずとも良い。

 家に居乍らにして無職童貞デブキモオタでもイケメン男優が『イエスイエスおーいえー!』と叫ぶ金髪美女と楽しむ体験を共有することが可能だ。

 街に出てナンパしろ!?


 じゃエルフは?


 彼らの口にする食べ物、『レンバス』は美味い上に七日間喰わなくても良くなるらしい。

 映画ではくそばかでかい『カロリー〇イト』みたいなサブレだった。


 おい?! 調理の手間暇思考過程完全否定?!


 毎日栄養補助食品しか食っていない知り合いで賢そうな奴なんて見たことないぞ俺。偏見だろうか。誰でも良いので『俺は毎日栄養補助食品しか食っていないし料理なんて作ったことないけど他人より賢いぜ』という方はメッセください。



 全ての動物は採集や狩りをおこなう。

 反して人間は積極的に牧畜や農耕をおこなう。


 共生は他の生物でも行うが、『喰われることで種の繁栄を人間に委ねる』生き物が圧倒的に多いのも人間の不思議な点だ。


 食うだけではない。カイコガなんて成虫は飛ぶどころか木に掴まることすら出来ないらしい。


 こういう生物が人間の採集や狩りの手間を大幅に減じ、さらなる思索の道にニンゲンを導いている。

 要するに暇すりゃ人間はオ〇ニーする。所謂賢者モードだ。実際ギリシア時代は普通にヤっている。

 ギリシア神話の時代から人類はbukkakeだ。

 ぶっかけたら新しい神様誕生。

 賢者になって本当に賢者になる。

 やかましいわ。


 そのためには文字も必要だ。

 文字の無い世界だと踊りや歌で古代の知識や知恵を伝えている。要するに余計な思考過程をかっとばして大昔の人が考えたことを基礎にして考える事が出来る。知識の伝達手段があれば長命でなくても問題ないのだ。そりゃ本を読む程度の時間は必要だが。



 現代はDVDやネットで更に詳しく調べて勉強出来る良い時代だといえる。

 DVD! DVD! DVD!

 これらの記録手段に関してはエルフが人間に文字や魔法を教えた設定がある世界もあって問題無い。

 長命なら記録も正確に違いない……あれ? 人間より長命で人間より強くて人間より賢くて人間より記憶力高いのに?! 記録する必要あるの?!


 参考に。人間の中世ヨーロッパだと紙が貴重で、記憶頼りであり、書類作成までに百年かかったこともあったそうだ。一〇〇年て。寿命切れとるわ。


 まぁエルフさんたちはマメに記録を行うのだろう。多分他種族にも伝えるために記録を残してくれているのかもしれない。


 生物として知性が発達するためには勿論素地も必要だが、道具の発達による採集や栄養摂取の効率化による知能の向上、生物の活動を支える牧畜や農耕体制、外部記憶による知識や経験の共有が重要だ。


 読者の君は採集や狩りをするだろうか?

 多くの読者は『しません』と答える筈だ。

 あって野畑の花を摘み、蝉を取って遊ぶ程度であろう。それだって田舎の光景であって都会の遊びではない。その田舎だって狩りや採集をするのは特別な時だ。

 基本は農耕や牧畜で人間は食料を得ている。



 そして都会の君はそういった事すらしない。出来ない環境にある。

 その代わりに君はPCを操り、世界中の情報や古代の知識や経験をその場に居乍ら得る能力を持っている。

 それは人間の社会の役割分担が出来ているからである。

 知的活動を行う地域では現場の食料生産はあまり行わない。


 うーん。


『農耕や牧畜どころか採集や狩りも怪しい生き物が賢い』


 あり得んと思うが、賢いというわけだから相応の設定を作ろうではないか。


 まず。脳みそを支える栄養面だ。


 まぁ謎能力(魔法)で太陽からエネルギーを得ることが出来る事にする。あと魔法の力で脳みそのエネルギーを支えられるのだろう。魔法便利だな!

 採集や狩りについては最初から行わないという選択肢を提案する。


 いっそ彼らは情報生命体ということにする。

 これで知識や思索の手間は省けた。知識も思索も共有できる。



 結論としてエルフが賢いとすれば以下のような存在ではないだろうか。


 必要な時だけ身体を作ってこの世界に顕現する。

 知識も外部記憶。年輪に知識を蓄える魔法とかがあると推察できる。

 情報生命体なので異世界の情報も知っている。おお?! いい考えだ。


 まともに考えて原始的な生活を行っている生き物が生物的に賢いなんてありえないし、光合成している生き物が賢いかどうかは精神構造が違いすぎてうかがい知ることが出来ない。

 また、長寿命でもダラダラと家でパソコン弄って股間も弄っているニートみたいに知性を間違いなく別方向に向けている生き物を見ると、長寿命が賢さの根拠になると限らないなどはバカでもわかることだ。


 長々と考察したが結論を述べる。


 エルフが賢いのは『魔法だから』で解決できてしまうのであった。


 まさにファンタジー!!

 どちらかというと『無笑』向けだった。

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