表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短編集。『五分間の奇跡』  作者: 鴉野 兄貴


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

82/390

仮面

 人間は群れの関係性において『仮面』をかぶって生きるものである。

 仮面ペルソナを外した自らを指して『本当の自分を知ってほしい』と言うが、筆者は性欲のまま同級生に愚行を行う知的障害者を見た事があるのでそれは絶対やめてほしいと思う。

 人間の仮面とは思いやりであり優しさであり人間性なのだ。

 人間性を失った動物以下の存在をただ大切に扱え。

 それは他人の人間性を否定する行為でしかない。


 仮面のヒーローという存在がいる。

 正体は誰も知らない。何故知らせないのか。

 協力者を求めたり名誉欲を満たしたりできるはずだ。

 何故子供たちは彼等に憧れるのだろう。

 そして応援するのであろう。


 勿論番組の視聴者である自分たちは彼の正体を知っているから応援しているという側面もある。

 つまり、子供たちは番組を見ている限り彼等の協力者であり同志なのだ。


 筆者はこう思っている。

 ならば正体を知らない筈の番組内の世界の子供たちがヒーローを応援する理由は何だろうかと。

 理由は明快だ。ひょっとしたらあの仮面の下には自分が愛する誰かでゃないかとの期待が常にある。

 自らの父や祖父。母や祖母。兄や姉や妹や弟。そして友人。名も知らぬ人。



 いつかは自分も皆を助ける人になりたいという願望。

 仮面は人の心を映しつつ、表情も変えずに今日も佇む。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ