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短編集。『五分間の奇跡』  作者: 鴉野 兄貴


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編み針(200文字)

 指先を動かし、小さな輪を繋げていく。つるりと滑る編み針に苦笑い。


 ストーブにかけた薬缶が白い湯気を放ち私の鼻を。喉を潤す。

 冷たい冬の空気は私の指先を時として狂わせる。手を擦って息を掌に。

 肩掛けを自らにかけなおし窓の外を眺める。


 凍った窓越しに浮かぶ月。あの子の微笑みが見えるよう。

 さあできた。指先を優しく包む毛糸の手袋。


 おそろいのセーターで出かけよう。

 冷たい風を切って二人で手を繋ぎ、一杯お話をしようね。

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