表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短編集。『五分間の奇跡』  作者: 鴉野 兄貴


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/390

みっどないとぱーてぃ in ちゃっと

Twitterは今日も荒れ模様のミッドナイトパーティ

「もう無理!!」


 夜中にTwitterでなんか叫んでるし。

 いったいどうしたの。


 えっと、このPC最近重いなぁ。

 再インストしないと。

 俺の指先がカチャカチャ。


「なんかあったん?」

「聞いてください。友達に顔が中の下って言われたのです」


 だからどうした。俺なんてガチ不細工だぞ。

 NHKのラジオはひっきりなしに日本列島における天候の荒れ模様を告げているが俺たちには関係ない。


「いいじゃん。化粧映えして三倍お得だ」

「なんかKさんに言われるとバカにされている気がしますが」


 いんや。人様の事なんて気にならんだけだ。


「バカってあれか。ゴルフで球が入ってしまうと厄介な」

「それはバンカーです」


 別の大学生の男の子に突っ込まれた。

 お前試験もう諦めたのか。



 というか、夜中暇なヤツ多いな。


「俺も無理」

「なにやった」


「彼氏に振られた」


 あっそ。珈琲美味い。


 おっけ。じゃ。

「彼氏にはなってやれんが、彼女にはなってやれるぞ。養え」

「死ね」

 凄い勢いでタイプしたら凄い勢いで返信された。恐ろしい女子高生だ。


「私、モデルの順位が上がりません」

「Google+でモデルさんと某アイドルグループの記事しかないのはお前の所為か」


「他のアカ持っている人協力して」

「複垢だと? なろうだったらボコられてるな」


「某握手券商法で選挙している連中にも言ってくれ」

「末端アイドル乙」


 何故お前がでしゃばる。四十前子持ち男。早く寝ろ。お前五時起きだろ。てか、ググタスってある意味失敗しているよな。アレ。



 あ。補足説明すると某ファッション雑誌はモデルさんたちをGoogle+上で+(良いねなどに相当)を押してもらったり共有リツイートしてもらったりコメントを貰った数で順位や仕事やら賞を決めている。

 そういうわけでGoogle+は共有数の多すぎる某アイドルグループとモデルさんの記事ばかりになる。俺はニュースサイトとフォロワーさんしかサークルに入れていない筈なのだがそれでもそうなる。


 そう思案しているうちにもtweetは流れていく。


「俺の小説を読め」

「おけ。リツイしてやる」


「ぐは。規制された。今のこれ規制垢」


 何故創作系フォロワーさんの小説を全部RTする。規制されて当然だろ。


「俺、今度コミケ」

「早く色紙書け。間に合わなくなっても知らんぞ」


「やべえ。雨がやべえ。俺の家が床下浸水するかもしれん」


 Twitterやっている場合か。



 というか、TLでチャットするなよ。

 黒歴史量産するな。


「Kさんも壊れましょう。もっと激しく」

「Aさん愛してる」


 BLかよ。高度だな。


 そういえば最初に言っていた子、どうなったっけ。


「解決しました。寝ます。ありがとう」


 ドウデモいいけど皆手前勝手に好き放題喋っているだけに見えるのだが、いつどうやって皆は悩みを解決しているのだろう。一度全員の頭の中に潜って調べてみたいところだと思う。


 そう思いながら俺は床に就き夢の中に潜る。

 自分の頭の中でさえ人間よくわからないのだからやっぱり他人の事なんて意味不明で良いのかもしれないというか。


 そ っ ち の ほ う が 面 白 い 。


 性格悪い?

 いいじゃん。


 夢の中だけに夢中ってね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ