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覇王 覇王 メモリアル
馬鹿者! 愛は人に語るものではない! (I大先生談話)
愛は本当に愛するべき人にのみ与えるもの!(I神さん談話)
一九九七年! 地上は愛の炎に包まれた!
『ギャルゲー戦国時代』
ネタは枯れ、萌えは消費され、地上には何も残っていないかに思われた。
だが! キモオタは死んではいなかった!!
ひたすら同じギャルゲーをプレイし、何週も何週も何度も青春時代を繰り返す喜びがこの時代にはあった。らしいが。まぁ正直今の読者にはあずかり知れぬ領域である。
早い話が世紀末だ。
ナニが起きても驚かない。
ナニが起きるのかとか解り切った無粋なことを聞くな。恥ずかしい。
逆に一発クリアで最難易度のメインヒロインを狙う阿鼻叫喚も行われたようだがこれは今でもかもしれない。
どちらにせよ現在のギャルゲーの姿が確立した時代らしいが。
とにもかくにも幾多のギャルゲーが生まれ、幾多のヒロインがプレイヤーたちの心をくぎ付けにした。
それはサブヒロイン萌えや、サブキャラの男にまで惚れる需要までできたそうだ。
しかしたったひとつだけ私にもわかることがある。技術が進歩しようが社会が進歩しようが、人間の愛には進歩はない。




