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短編集。『五分間の奇跡』  作者: 鴉野 兄貴


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未来のアイデアノート

 ぐっと伸びをして首をこきこき。

 寝違えは腋の神経の問題だと誰かに教えてもらった気がする。

 背中側の過去記憶にタッチ。該当情報を抜き出していると正面に複数のウインドウが展開し関連Webサイトとそのソースの信頼性が表示される。


 戯れに指先で描いた落書きは空中で踊りながらも手元の書籍と近くの音楽プレイヤーに線を描き、俺はその様子を新聞広げながらみている。


 閃いた。


 俺の視線を感じて落書きどもが縦横無尽に動き、アイデアのもととなるテキストや動画ファイル、音声ファイルなどをつなげたり加工したり。


 やがて落書きどもがアイコンになって陳列。


「あ~~。ちょっと違うな」


 前方の『未来』と後方の『過去』を確認。

 横にどかせた『現在』ファイルの近くにある文庫本をそっと抜く。

今日は紙の本が読みたい気分。ちょいちょいと人工知能に指示だし。

 俺の意識が乗ったドローンを動かして外部作業を進め乍ら俺は制作に没頭する。今どき直接文章をうつ奴は少数派だ。



 拡張現実に仮想現実。アイデアを補助するマインドマップは3D技術を取り入れ更に進化している。


 俺は自宅にいながらも制作を続ける。

 落書きの一端が誰かの制作環境と繋がったらしい。


 俺は彼とアイデアを交換しつつ連絡先もゲット。


 今の世の中では音声情報や映像情報は音波や光の波を捕えるものとなっているので後から編集が可能だ。3D技術さま万々歳。


「といってもコンピュータに任せるにはまだまだと言うか、だんだん僕がコンピュータの一部品になっている気がするよ」


 想像力があれば。ひとは消えない。

 創造力があれば。ひとは輝く。


 新しい未来。はじめませんか。


(とあるVRマインドマップソフトのPVより)

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