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地球とは違う星側で

気力体力アイデアその他もろもろが続けは続くと思います。


宇宙創生歴120億年、宇宙の中心部に位置する銀河系、主系列星である太陽から光を程よく浴びる第四惑星αに生命が誕生した。


惑星αに降り注ぐ太陽光は、植物を育み、水を豊かにし、肥沃の大地をもたらした。


やがて、時を刻み人類が誕生する。


惑星αに降り注ぐ太陽光は、生物、植物にとって、多過ぎる量であり、光合成量を調整する為に、植物の葉は、縮小され、人類もその例外を辿ることなく、小型の生物が連鎖の頂点へと上り詰め、体長30センチと言う人類が生まれたのであった。


小型生物から派生した人類は、その体格も小型であり、全体平均の体長がわずか、30センチと小型であったにも関わらず、豊富な資源と比較的高い気温のおかげで、その体には似合わぬ消費構造をして居た。


その影響なのか、小型動物からの進化の過程で食糧を巡る弱肉競争の結果、人類は非常に交戦的な種族として栄えた。


一方、惑星αに降り注ぐ太陽光の漏れ出た光を受ける第五惑星βは、主系列星からは、αの影に隠れ、その星の影を殆ど見ることが出来ない。


そんな、過酷な星の環境下でも、生命は誕生するのであった。


惑星αから遅れる事、5000年惑星βにも生命は誕生する。


常にαの影で太陽光を閉ざされ、惑星内の気温も低めであり、所々極寒地帯が虫喰いの様に大地を覆う。


植物は、その葉を大きくさせ、微量な太陽光を必死に浴びようと、もがき、水は凍りつき、やせ細った大地に根を張り巡らせ、その生命活動を持続させる。


やがて、哺乳類が誕生するが、連鎖の過程に体長を大きくさせ、寒さに耐え得る体力を維持する。


その大きな体にも関わらず燃費の良い身体の構造を作り出した。


そして、連鎖の過程において、お互い協力しあい生き抜く術を身につける。


その結果、体長5メートルと大型であるが、温厚な人類が誕生した。


やがて、時を刻み人類に文明が産まれる。


その小さな文明のきっかけが、突如爆発的に大きくなる。


最初の爆発は、惑星βからだった。


厳しい生活環境への改善を研究し、技術の進歩により一つが十になり百に発展を遂げてゆき、ついには宇宙へと旅立つ技術を身に付けるのであった。


惑星βの文明爆発から遅れること100年、惑星αにも爆発的な文明の発展が訪れる。


交戦的なαの人類は、耐えず戦争を繰り返し、その技術を発展させ、やがて、宇宙へと旅立つ技術を身に付ける。


αとβの二つの星はそれぞれお互いの技術交流をする事なく発展を続ける事になる。


そこには、それぞれの事情が存在する。


惑星αは、リスから知性を発達させた人類が存在する。


その交戦的な性格で一度βへと攻め込み、その極寒の気候により生命活動を維持する事が難しく早々に敗北する事になる。


惑星βは、ゾウから進化を遂げた人類が生活して居る。


元々温厚な人類であり、どうにか協力してお互いの技術の向上をαへと呼びかけもしたが、その結果、αから戦線布告という想像すらし無かった返事が帰ってくる事で、αへの交流を諦めた。


いつしか、お互いの星に対し不干渉を暗黙のルールとし数億年の時が過ぎてゆく。


宇宙創生歴137億年αとβの人類が築き上げてきた進化の過程も先細りし始め、これ以上の発展を望む事も難しくなってきた。


それに加え、惑星βでは、その長い歴史のなかで、戦争などの争いごとが少なく、科学の進歩により、寿命が伸びたおかげで、ただでさえ少い資源が急激に消費され、枯渇状態へとおいこまれていた。


増え過ぎた人口に加え、資源の枯渇により人々はついに宇宙へと旅立つ事を決意する。


事を同じくして、惑星αでも旅立つ為の会議が行われていた。


人口増加により、増えてゆく国家、絶えず繰り返される戦争。


愛らしい姿とは裏腹に残虐と言った行動を好む人種であるαの中でも、耐えず出来ては消えて行く小さな国家の一つであるシーマールの一室でその議論は繰り返されていた。


「このままでは、我が国はいずれヘインステインなどの大国に潰されてしまうだろう」


惑星αの中でも最も大きな国として知られるヘインステインはその技術力も世界一であり、何かと理由を付けては、小さな国を潰している。


そんな、大国に目を付けられながらも何とか生き残って来れたのは、この国の人間が交渉を得意とする人種だからだろう。


国と国との交渉において、材料が必要であるが、この国には、材料とする物が極端に少い。


それは、小国ゆえに仕方のない事である。シーマールだけがという訳ではない、他の小国も交渉するよちが無いがために次々と大国に潰されてゆくのである。


ならば、何故シーマールが生き残れているのかと言うと、彼らの交渉材料とは、嘘を基準にした物だからだ。


それにより、一時の生き延びを繰り返した結果その嘘がばれそうになり、今の状況に至るわけで有る。


宇宙(うえ)へ逃ましょう」


一瞬の静寂を縫うようにその声は会議室に響き渡った。


その場に居た誰もが思っていても声に出せなかったその一言は、スポンジの様に皆の心に染み込んでゆく。


これこそが、22歳という若さでシーマール交渉局長に上り詰めたパークン・パワードの交渉テクニックの一つである事をこの場の誰もが気付く事もなく話は移国の計画へと移行する。


これが、数光年離れた地球の日本の千葉県に住む高校生、赤井(あかい) 紅葉(もみじ)桃井(ももい) (さくら)と出逢うきっかけとなった。


お疲れ様です。無駄な時間でした?


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