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第二十四話
昼休み。
「せんぱ〜い!」
教室で弁当を食べていると廊下から声がした。
先輩、ということは一年生か。
「せんぱい!勉強教えてください!」
「あ、あかりか」
「誰だと思ったんですか・・・・」
「知らない後輩」
「ひどい!」
来たのは『梓川 あかり』だった。
まさかテスト返却されてすぐに来るとは思わなかった。
「お前、昼めしは?」
「そんなの食べてる場合じゃありませんよ!早く勉強しないと、テストが、赤点が!」
「落ち着け」
くきゅぅ。
「はぅ」
「定期テストまではまだ日にちあるから落ち着け。昼めし食ってこい」
「うぅ・・・・じゃ、じゃあ!今日せんぱいのバイト先で勉強してもいいですか?」
「ちゃんと注文するなら良しとしよう」




