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トラウマ日記

自分語りなんか聞いてないし

作者: アーヤ

 頭痛かった。

 だから、お母さんだけに「頭痛い」って言って布団に引きこもった。


 ちょっとだけ目を閉じていた。

 すると、お父さんが来た。


「頭痛いだけで学校休むな」


 はあ? 頭に来た。というか、頭に響いてうるさかった。

 これだから嫌いなんだ。怒るときに、何で回りの大人は怒鳴る? そういうプログラミングしかされていないのだろうか。


「俺なんか毎日頭痛いんだぞ!」


 知らな~い。ってか、そっちの自分語りなんて聞いてないし、聞きたくもないね。

 それだけ言って、出て行った。


 正直言って、私は怒鳴って、ゴチャゴチャ言って怒るタイプの大人はあまり信用してない。

 だって、理路整然としていないから。


 感情に任せて怒鳴る奴は、目の前にいる人間が嫌いだから、徹底的に攻撃する人と一緒だ。

 そんな奴、ごまんといるけどただの邪魔だ。


 私は小さい頃からずっと思ってきた。

 周りの子供は泣いて謝るが、私はその考えがあったから、とりあえず泣いて謝ってるだけだ。


 まあ、これからも変わらないと思うけど。そう、私は“ご都合主義”だ。誰が起こられようが、私には関係ない。私に害がないなら、後は周りがどうなろうとどうだっていい。


 そうやって、自覚してるだけまだましでしょ。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] うん、このお父さん、昭和の悪い慣習だけを引き継いでる駄目人間ですね。 私、こういう人は嫌いなので言葉を選べないです。ごめんなさい。 怒るのは、相手を支配したい心理でしたっけ? 正直…
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