私が作った世界で大英雄が誕生しないので追放された冒険者を偶々助けるヒロインとして登場することにしました。
あらゆる世界を作りだすことのできる存在、『テラーメイカー』。
自分達の作り出した世界の中で、偉大な冒険家『大英雄』を生み出すため、日夜自分の造った世界のパラメーターを調整しながらテラーメイカーは人々の紡ぐ歴史を見守ってきた。
テラーメイカーの一人、ルルナ・ミティは「剣と魔法の世界エル・ティア」を創造し、大英雄の誕生を心待ちにしていた。
しかし、いくら立っても大英雄は現れず、上司のディモロス・ディリストエに世界の稚拙さを指摘される始末。
「君は剣と魔法の世界に拘り過ぎ、自分の作った世界に生きる人々を一切見ていない」
本来ならテラーメイカーが己の作った世界への立ち入り、まして生み出した世界に生きる人に干渉するのは後ろ指をさされ笑われる行為だ。
しかしルルナは、上司の言葉からエル・ティアの光景を観察することにする。
そこで彼女が目にしたのは人と魔物が戦う世界で「冒険者が冒険者を見捨てていた」光景。
今にも死を迎えそうな「彼」の姿に居ても立っても居られないルルナは、自ら生み出した世界へと降り立つことにした。
素性を明かせず、大英雄誕生のため自分を作った世界、実情を知るために動くルルナ。
仲間だった冒険者の裏切りによって死を迎えようとしている「彼」。
二人は出会い。
そして大英雄を目指す「彼」とルルナ、禁断の恋や冒険が続きます。
自分達の作り出した世界の中で、偉大な冒険家『大英雄』を生み出すため、日夜自分の造った世界のパラメーターを調整しながらテラーメイカーは人々の紡ぐ歴史を見守ってきた。
テラーメイカーの一人、ルルナ・ミティは「剣と魔法の世界エル・ティア」を創造し、大英雄の誕生を心待ちにしていた。
しかし、いくら立っても大英雄は現れず、上司のディモロス・ディリストエに世界の稚拙さを指摘される始末。
「君は剣と魔法の世界に拘り過ぎ、自分の作った世界に生きる人々を一切見ていない」
本来ならテラーメイカーが己の作った世界への立ち入り、まして生み出した世界に生きる人に干渉するのは後ろ指をさされ笑われる行為だ。
しかしルルナは、上司の言葉からエル・ティアの光景を観察することにする。
そこで彼女が目にしたのは人と魔物が戦う世界で「冒険者が冒険者を見捨てていた」光景。
今にも死を迎えそうな「彼」の姿に居ても立っても居られないルルナは、自ら生み出した世界へと降り立つことにした。
素性を明かせず、大英雄誕生のため自分を作った世界、実情を知るために動くルルナ。
仲間だった冒険者の裏切りによって死を迎えようとしている「彼」。
二人は出会い。
そして大英雄を目指す「彼」とルルナ、禁断の恋や冒険が続きます。
異世界を作った私がその世界で追放された冒険者と出会い、そして真実を知る
2019/07/26 07:23
(改)