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瞬きの瞬間

作者: サカムケア
掲載日:2019/04/24

私が瞬きをしている瞬間ー正確には、私が周囲を知覚できない瞬間ー世界は終わっている。

そしてまた繰り返し生まれる。全ては私を騙すために。そこにあると、そこに世界はあると騙すために。

なぜそんなことをするのか?

そんなはずはない?

では、訊ね方を変えよう。なぜそうではないと言いきれるのか。

他人の頭の中など絶対に分からないのに。

上手に返事をするだけの何かかもしれないのに。

世界で自分のように考える生き物は私だけじゃないとどうして言いきれるのか。


孤独


圧倒的な孤独


そうとでも考えかなければ辻褄が合わない。

私は孤独だった。友人も、恋人も、家族すらいない。

幼い頃に施設の前に捨てられていたらしい。

もちろん、先生達はすてた、などという言葉は絶対に使わなかったが。良いAIだった。


瞬きの瞬間に終わる世界そして瞬きの間に生まれる世界。その世界の中で私は独り生かされている。

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