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黒紫色の被写体  作者: はんなりぼんやり
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第2章:雨の予感

 彼女は近くの駅とは逆方向に歩いていた。この方向には商店街があり、観光地というよりは生活空間の一部となっている。商店街には昔から営まれているのであろう八百屋や精肉店、鮮魚店が並んでいて活気がある。大学生が見て楽しめる場所というわけではないが、僕はこの活気を求めてよく撮影に通っていた。商店街の中ほどには小さな公園があり、平日休日かかわらず子供達で賑わっている。そこには小さな砂場と白い滑り台、青と赤のシーソーがあって、アーケードから外れているため日光が降り注いでいる。僕らはすることがないと、近くの店でドーナツで買って公園のベンチに座り、これまたたくさんの話をした。

「この後はどうするの?」と僕は聞いた。

「公園に行こうと思ったのだけど、今日は雨が降りそうだからやめておきましょう。そんなことより、これから大学に行って教授と話さない?」

 全然雨が降りそうには見えないけれど、彼女が言うならば恐らくそうなのだろう。僕と彼女の家はともに大学から比較的離れた場所にあるが、今いる場所は大学と自宅の間にあり、今から大学に行って雨宿りをするのもまた一つの方法だった。僕らはそのまま市内を東に移動し、二条から地下鉄に乗った。二条城の最寄りの一つということもあってか、外国人の姿がいくらか見られた。

 二条城は多くの観光客が訪れており、面積としては京都御所に次ぐ大きさである。個人的には、特に休日などは二条城の混雑が苦手のため、観光エリアは避けている。二条城の裏手には神泉院という池を持つ小さな寺院があり、夏場でも沐浴するアヒルや鳥たちが見られるため、僕は二条城よりも頻繁に通っている。

 地下鉄は空いていて、僕らは並んで腰掛け、互いの講義のことを話した。涼音は物理系のため、電子回路や情報処理に関連した実験が多く、毎週山積みの課題を課されている現状を嘆いていた。一方僕は生物専攻に所属しているため、基礎知識としての講義が多い。そのため課題評価というよりは試験一本での評価が多く、期末試験の時期には同級生がみな遅くまでこもって勉強している話をした。僕が所属している学部の正式名称は理学部生物科学専攻といい、植物園や天文台を持つ大きな学部だ。高校の頃、この京都の地に魅了されて一心に勉強し、受験科目を査定して最も合格しそうなこの学部を選んだ。そのため、未だに将来の希望する職業などは漠然としていてよくわかっていない。一方、涼音は同学部の物理学専攻に所属し、宇宙を含めたマクロな物理学を学びたいと以前言っていた。この専攻にいる教授がその分野でとても活躍しているらしく、僕が彼女と出会った時にはすでに研究室に通い詰めていた。その流れで、僕らが出会ってからすぐに僕も教授と交流を持った。

 僕らは東山で降り、そのまま歩いて研究室に向かった。


 大学は東山の北部を占めており、広大な土地に多くの学部棟が建っている。また、その土地を活かして多様な学部を持ち、沢山の学生がこのキャンパスで学んでいる。僕らの目的地である研究室は大学の中心あたりにある理学部棟にあり、構内は講義のある学生で賑わっていた。ちょうど講義と講義の合間の休み時間だったらしく、廊下は移動する学生で混み合い、移動するのに一苦労した。理学部棟は一階、二階に講義室、三階から五階までは研究室と実験室となっている。三階には主に教授と学生の部屋があり、四階より上の階と、別棟である実験棟が二つ存在する。さらに、それぞれの棟が連絡通路で繋がれており、雨天時でも濡れることなく理学部棟内を移動することができる。さらに専門性の高い実験や観測を行う場合は、別の区画に存在する理工学実験棟という場所にある、理工共同所有の天文台や専門機器を使用する場合もあるらしい。平日は講義のため理学部棟は夜八時まで解放されているが、それより遅い時間や休日にはロックがかかるため、研究室の学生や教授は専用のキーを持っている。(涼音も二年生ながら教授に渡されている。)

 研究室で主に使われている部屋は二つである。一つは教授が自らの研究を行なっている教授室、もう片方は学部四年や修士、博士課程の学生が研究を行う学生室である。実際には実験室を含めてさらに十近い部屋や施設を持っていると聞いているが、僕が実際に見に行ったことはない。白い階段を登り、左に曲がった先にある3011号室が教授の部屋だ。扉や周りの壁には他大学の教授との共同実験や功績などが英語で貼ってある。涼音は教授室の扉にあるボードが「在室」になっているのを確認してからノックした。中からのんびりした返事が返ってきてすぐに、涼音は扉を開けた。

「こんにちは。佐久間教授。新山くんも連れてきました。」と彼女は微笑んだ。

「やあやあ、二人とも。君たちは本当に仲がいい。それはとてもいいことだと思うよ。特に秋野クンにとっては貴重な大学仲間ということだ。今日は講義がない日だったね。君たちが来るんじゃないかと思ってお茶の用意をしておいたんだ。僕も今は論文審査の時期じゃないし、時間にも余裕がある。好きなことを好きなだけ話して時間をつぶそうじゃないか。そういえば秋野クンに言われたいた文献が書庫の中から見つかったから貸しておくよ。好きな時に返してくれればいいからね。」

 佐久間教授は推定五十代前半の男性で、二人の子供がいるらしい。長男はすでに就職しているらしいが、次女の方が今年大学受験ということで、勉強の手伝いをしているということだ。頭に白髪は見つからず、背筋もまるで何かの式典のようにすらっとしている。佐久間教授を涼音に紹介されてすぐに気づいたが、彼もまたとんでもないおしゃべりだった。彼の知見は広大で、専門分野でもとても有名でありながら、クラシックから和歌を嗜み、さらに陸上選手としても活動しているらしい。映画が上映されるや否や真っ先にスクリーンに飛んでいき、気になる本が見つかれば片っ端から購入して教授室に本棚を拡張しているという話まである。

「ありがとうございます。その文献は恐らくひと月くらい借りると思います。新山くん、悪いのだけれど、コーヒーを入れてもらえる? 少し教授と話したいことがあるの。」

「もちろん。」

 教授室は縦に長い構造となっていて、入った手前に四人用のテーブルがある。正面奥は窓になっていて、両側の壁には本棚が並び、専門書から文庫本、レコードやCDが収納されている。その奥は教授用のローテーブルが窓の手前に配置され、その両脇は高い棚によってブラインドされている。コーヒー豆や給湯設備は右側の棚の裏側にあり、左側にはよくわからない装置が山積みにされている。よって、左側の棚は隠すためというよりはその機器類が倒壊しないように支えているブックエンドの役割に近かった。

 コーヒーは教授のこだわりがあるらしく、京都駅前の輸入品店からわざわざ調達しているそうだ。季節によってコーヒー豆の種類が少し変わるのだが、今の時期はイタリア産になっていた。彼女は大抵、教授の部屋に訪れると十分ほど二人で話す。僕としては彼女を媒介として教授の部屋にきているので異論はない。初めは手間取っていたコーヒーも今は手慣れている。少し蒸らす時間を作れば、涼音の話も終わる頃になるだろう。僕は教授室の奥で三人分のカップを用意し、コーヒーを注いだ。

 三つのカップをプレートに乗せて二人のいるテーブルに行くと、彼らは向かい合い話し合っていた。この部屋にあるテーブルと椅子は来客用のような重厚なものになっている。これは教授のこだわりらしく、研究に疲れるとこの椅子兼ソファで休むと言っていた。

「おや、ありがとう、新山クン。いつもすまないね。今日は君にも意見を求めたいことがあるんだよ。秋野クン、僕から聞こうか?」

「いえ、私から聞きます。新山くん、突飛な質問なのだけど、並行世界についてどう思う?」

 僕はしばし考え込んだ。この研究室では主に宇宙物理を専門としていて、並行世界などの素粒子物理論は少し逸れた分野のはずだ。そして自分は生物科学専攻の一年生で、知らないことは多い。

「突然こんなこと聞いてすまないね。君も知ってのとおり、僕の研究室は主に宇宙物理科学を専門としているのだけど、その法則は素粒子物理学に通じるものもかなり多いんだ。ほら、並行世界の他にも並行宇宙って言葉があるだろう?僕にとっても全くの専門外っていうわけではないんだ。いま僕が力を入れている研究は大まかに言って並行宇宙に関する分野なんだ。」

「並行世界についての研究は、僕には恐らく今後も専門外だと思います。今もあくまで生物の基礎的な分野を修めただけで、そのような壮大な分野に絡めた考察ができるほどの知識は持ち合わせていません。」

「いや、いや、全然構わないんだ。どんな意見であれ、それは口にすることで初めて意味を持つ。あるいは君の考えを他の誰かのものと組み合わせるだけで新たな発見につながるかもしれない。同業者とばかり関わっていると考え方がひどく偏狭になってしまってね。できることなら柔軟な発想力を持ち、他の分野を専攻している学生に話を聞きたかったんだ。近頃の学生は本当に間違えることを嫌うからね。質問があるか聞いても誰も手を挙げやしないし、わからないことを恥ずべきことだと考えている学生が多すぎる。今の学生がどんな考え方をしているのか僕は知りたいんだ。」

 教授は相変わらず、とても楽しそうに話す。今の学生の意見が知りたいなんて言う教授はきっと珍しいのだろう。他の教授の中には、講義なんてしないで研究だけしていたい、学生の研究の面倒を見ている余裕はない、と公言している人も少なからずいる。

「僕は素粒子物理も宇宙物理もほとんど知りません。しかし、ここまで学んできたことでひとつ思うのは、もし並行世界を渡ることができるようになったとしても、肉体ごと渡ることはできないだろうということです。意識の上書きくらいはできても、ひとつの世界に全く同じ組成をもつ人間が複数いるのは不条理だと思います。」

 僕が話し終えると同時に涼音はゆっくりと顔を上げた。

「そうね。多元宇宙論とか、そういうのってとっつきにくいけれど、あの分野はとても夢があるわ。新山くんの言うように、肉体を含めた転移というより意識とかデータの転移がファンタジー小説に多いわね。佐久間教授はどう思われますか?」

「たしかに、質量を持つ物体の移動というのはそれだけでエネルギーを要求されるのがこの世界の摂理だ。そういった意味では、魂などの抽象的な概念の方が移動しやすい気がするね。まあ、無論可能であればという話だが。しかし今の話はあくまでも時間軸に沿った横の話だ。タイムトラベルに代表される縦の話はどうだろう?」教授は興味津々といった笑みだ。

「それに関しても同様の考えです。もし過去を変える技術があるとしても、何かしらのデータを飛ばすか、自らの意識を上書きするくらいしかできないのではないでしょうか。もし過去の自分と未来の自分が同一の時間座標にいられるのなら、それはもう並行世界ではなく、ループを形成した曲線の世界になってしまいます。」

「そうだね。ではもし仮説として、過去の意識が上書きされたとして、その被験者がその過去で死んだらどうなるのだろう?よくあるSF小説などではすぐに未来の自分も死んでしまうよね?」

「意識を過去に飛ばした時点で、その過去から新たな分岐が形成されるのではないでしょうか。未来からの干渉を受けた世界と、受けていない元の世界は別のものです。つまり、その過去での人格が死んだとしても、元の意識を持つ未来の被験者は消えないと思います。ただ、新たに形成された世界では未来にその被験者は存在できないでしょうし、この場合、タイムトラベルという縦の要因だけではなく、別の並行世界を形成し干渉する横の移動も発生していますね。」

 佐久間教授はますます楽しそうに両の手のひらを机の上で重ねあわせ、コーヒーを一口含んだ。教授はミルクと砂糖をたくさん入れたコーヒーを好み、涼音はブラック、僕はミルクを少し入れてある。

「新山クン、君は面白い学生だ。どうしてそういう考えがすぐにできるのに生物を学んでいるんだい?出来ればこのままうちの研究室に来てほしいくらいだよ。物理と生物学のギャップは大きいが、今からうちの専攻の専門科目を履修すれば研究室配属には問題ない。それに、君の実力ならば他の物理学専攻の学生にも引けを取らないだろう。君が生物学専攻にもかかわらず高校で物理を履修していて、大学でも一年生から量子化学の講義に潜り込んでいることは秋野クンから聞いている。今僕が開講している素粒子物理学からでもいいから来てみないか?内容は三年次向けだが、秋野クンも履修しているし、それなりの予習をすれば内容にもついて来られるだろう。」

「そうですね。すでに後期の履修登録数の上限まで講義を受けているので、開講している時間帯が他の履修科目と被っていなければ伺いたいです。」

「開講日時は木曜の二限だよ。先週もあったんだけどね。秋野クンは先週からきているよ。この前は講義一回目で、内容はガイダンスだけだったし、特に来なくて困るということはないだろう。新山クンの予定はどうだい?」

「木曜日の二限は空いていたはずなので、行けると思います。教室はどちらになりますか?」

「理学部一号館の101講義室だ。物理専攻の三年次は必修科目でね。物好きな他専攻の学生も含めると結構な大所帯になってしまうんだ。本来は学生に購入を推奨しているテキストがあるのだが、それは僕の方で貸そう。これは内緒だよ。」

 101講義室は理学部棟の中では最も大きな教室だ。これでも収まらないほどの大規模な講義の場合は全学講義棟といって、学内にいくつか点在する建物で行う。また、大学の講義を受ける場合は、通常学内Webシステムというもので履修登録を行う。このシステムでは、成績の参照や大学からの連絡事項も確認でき、それぞれの講義で購入が義務付けられているテキストも提示されている。理工学部の講義では、購入義務のある講義が多く、学生は事前に大学生協などで購入してから講義を受ける。僕や涼音のように、履修登録できる限界までの科目数を取り、かつ興味のある講義に潜り込んでいる学生は非常に少ない。しかし、それは一概に僕らが意識の高い学生というわけではなく、佐久間教授のような大学側との繋がりを持っているかどうかという要因も大きい。教授との繋がりを持っていることで、自分の興味ある分野に必要な知識が得られる講義を聞くことができるため、入学してすぐに佐久間教授の部屋に押しかけたらしい涼音は先見の明があるのだろう。

「ありがとうございます。それでは明日から講義に伺いますね。」

 佐久間教授の講義であれば、もしつまずいたとしても聞きに来ることができる。また、中には履修登録をしていない学生の受講を拒否する教授もいると聞くので、教授側から許可を出してくれるのは非常にありがたいことだった。

「さて、僕の講義の話もまとまったところで、先ほどの話の続きといこうか。君たちの時間は平気かい?まだ三時とはいえ、これから雨も予想される。今から帰ればまだ間に合うんじゃないかな?」

「いえ、多分そろそろ降り出すと思います。なので、雨宿りも兼ねて教授とお話しようかと思ってこちらに来たんです。」

 涼音は教授室の窓からすっと目を細めて雲行きを見ていた。その様子はどこかピアノの音階を確認する調律師を思わせた。

「そうか。それならよかった。さて、新山クン、君の話していた横の移動について、もし他の世界で全く存在できない、単一個体がいるとしたらそれはどう思う?」

「もしそのような個体が存在するとしたら、その存在が別の世界に渡った途端にその存在に関する情報は全て消えてしまうのでは?その存在に関する記憶はうまく改変されるか、あるいは誰も違和感を覚えないと思います。」

「本当にそうだろうか?存在が消えたとしても、存在が消えたという世界でその世界は成り立つのではないかな。たとえば、その個体が別の世界に訪れたとして、周囲の認識は突然現れた個体なわけで、いなくなっても我々の記憶は果たして改変されるのだろうか。確かにSF小説などでは、他の世界に渡った瞬間に元の世界の住人が綺麗さっぱり消えてしまうというストーリーがあるけれど、実際のところはどうなんだろうね?」

「それを確認する手段はあるのでしょうか。もし突然その個体が現れたとして、その個体との今までの記憶が、神様あたりにでっち上げられるかもしれませんよ。」

 五分前仮説、と右に座る涼音が呟いた。先ほどから彼女はほとんど会話に加わっていない。これは本当に珍しいことだ。普段はむしろ二人の議論を僕が聞いている立場なのだが。

 五分前仮説は確か、イギリスの首相を祖父に持ち、哲学者かつ数学者であったバートランド=ラッセルによって提唱されたものだ。この世界がもし五分前に神によって作られたとしても誰もそれを反証することができないというもので、仮に十分前の記憶があっても、それも改ざんされた記憶、という説だ。

 教授は彼女の方に視線を軽く投げた。

「そうだね。その世界五分前仮説があったとして、先ほど僕が定義した単一個体は改めて考えてどうだろう?実証する必要はなくて、ただ単に君の考えを聞いてみたいんだ。」

「今の話の流れですと、特に記憶が改変される道理はないと思います。そもそも僕らの記憶それ自体がひどく曖昧なものですが。それでも何かしらの力がわざわざ僕らの意識に干渉するとは思えないですね。可能性があるとすれば、その干渉は僕ら自身が起こすものなのではないでしょうか。都合よく解釈したり、なかったことにしたりするような。」

「そうだね。僕もそう思うよ。そのような干渉は外的な要因というより、僕ら内面的なものだろう。記憶そのものの定義が曖昧である以上、その消失も曖昧だ。」

 教授は何が聞きたいのだろうか、と僕は思う。佐久間教授はなにか目的があって、僕に質問しているのではないだろうか。

「さて、新山綴君、君に話があるんだ。聞いてくれるかい?」

 はい、と言う前に涼音は立ち上がり、教授室から出て行った。突然のことに驚いたが、教授が何も言わないのを見て、そのまま黙っていた。彼女がいなくなると、部屋が一気に暗くなったような感覚になった。

「さて、話の続きといこうか。本来は秋野クンにも同席して欲しかったのだけれどね、さっき二人で話したときに彼女は席を外すと言っていたんだ。おそらく理学部図書室で待っていると思うよ。君に聞きたいのは、先ほどの個体についてだ。」

「その個体は前提として、質量を持つ情報、ということですか。」

「質量を持つ情報か。いい響きだね。まさにそのとおりだ。そして、それは君の身近にいる。僕は君に、議論以上のことを強いることになるだろう。ただ、この話を聞いて君がどうするか、僕が口を挟む余地はない。あくまでも君の判断だ。」

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