表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

少女の求めた光とは・・・?

少女は一人帰路を歩いていた。

明かりは、時折ある電灯の小さなもの

いつも持っている懐中電灯を忘れてしまい。

少女は暗闇の中を歩くことになってしまった。

生き物とは、自分の理解のできないもの(何も見えない暗闇など)を恐れる。

この作品は、少女が光を求める物語。

少女の求めた光とは・・・?

___________________________________________________________



「いってきまーす!」そう言って飛び出していくのは、

小学4年生の11月を過ごす少女

田舎の中でも更に離れた場所に住んでいる。

毎日歩いているので、慣れたのだろう、少女は元気に飛び出していった。


家から学校に着くまでにおよそ一時間も掛かる。短くはない

年頃の子なのか、姉の後ろに自転車で乗っていくのは、止めたみたいだ。

少女にとっては、学校までの通学路

なにもないけど自分のペースで歩いていくのがお気に入りらしい。


学校に着き、ランドセルの中のものを机に入れようとする。

そこで気づいた。いつも入っている懐中電灯がない。

しかし別に、学校が終わって普通に帰れば、日が落ちる前には戻れる。

特に問題もないだろう。彼女は気にすることなく友人と挨拶を交わし朝礼を待った。


授業が終わった。時刻は16時前、外は明るい。少女の持っていた杞憂はなくなった。


帰ろうとしたが、放課後に友達が遊んでいる。

誘われたので、瞬間、懐中電灯のことが頭を過ったが、気に留めなかった。

そうして彼女は外の見えない場所から、友人と楽しく会話をして過ごすことにした。

友人が言う。「もう5時半だね。下校時間まであと30分だよ」


少女は、びっくりした。もうそんな時間?それじゃあ?

玄関までいく、すると陽が落ちようとしていた。


考える。今の時間から、急いで帰って日が落ちる前に帰れるだろうか?

きっと無理だ・・・でも・・・もしかしたら?

そんな思いがあったのだろう。少女は、友人と別れて急いで帰ることにした。


まだ建物もあったのに、近づくにつれて、なにもない場所が多くなる。

そしてそれに合わせるかのように、明かりが消えていった。


電灯の光が弱弱しくも、光っている。この暗闇の中では、こんな小さな光でも強く感じられた。


いつからだろうか?暗闇を怖がるようになった。

暗い中にいられない。

田舎の道 数百メートル先にある電灯

その間には、なにも見えない空間がある。

先には確かに光があるはずだ。でもそこにたどり着ける気がしない。

ただ闇が広がっている。光と光の間にある。

まるでそこだけ世界が違うみたいに

そこに足を踏み入れたら先にいけないのではないか?


「どうして懐中電灯を忘れてしまったのだろう。」


それでも帰らないと・・・少女は歩き出した。光を後ろにして

歩いていく、すると少しづつ光が消えていった

まだ前を照らしていたのに、自分の足元から光が消えていくようだ。

少女の足が止まる。暗い。ただ暗い。

この道は直線だ。朝歩いているのだからわかるだろう?

このまま進めば次の光があるから・・・再び少女は、歩き出した。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ