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なんやかんやで、オネェ魔女はボクっ娘と生活することになった。


「うわ~おいしー」

「でしょー」


「おねぇさん何作ってるの?」

「犬小屋」

オネェ魔女は料理も建築も得意で、ボクっ娘の出る幕はなかった。


「おねぇさんなんでもできるからボク、何したらいいのかわかんない」


「何もしなくていいわよ」

「えー」


ボクっ娘はただ食べて寝るだけの楽で幸せな生活が、オネェ魔女にもうしわけなく、苦しくなった。


ボクっ娘は何もつげずに家を出た。

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